MENU
服部希美
心理カウンセラー/講師
カウンセリングサービス予約センター
受付時間 12:00~20:30
◎服部希美のカウンセリングを受けるには >>

寂しがりやさんなのに、ひとりでいるほうが楽な時(1)

人と繋がりたいのに、ひとりでいる方が楽。

でも寂しい・・・この、矛盾したような感情には
もしかすると「もう対人関係で傷つきたくない」という思いが
あなたの心の中に眠っているかもしれません。

いつもありがとうございます。
心理カウンセラー服部希美です。

たとえば、こんなケース。

私って、寂しがりやさんだよなぁ・・って、自分でも思うんですけど、
なんだか、ひとりでいる方が気楽だし、自由だなぁって感じるんですよね。

洋服を買いに行くのも、カフェに行くのもひとりで行動するタイプ。
行動派、って言われたら聞こえはいいんですけどね・・・。 

お友達もそこそこいるんですが、そこまで密な関係ではない感じだったり、
パートナーとも、適度な距離がないとしんどくなってしまったりするんですよね。

でも、みんなが楽しそうに「ランチに行ったんだ~」なんて話を聞いたりすると、
「私も仲間に入りたかった、かも」なんて、ちょっと胸が痛かったりするんです。 

なんだか自分だけ輪の外にいるように感じて、さみしくなっちゃったり・・。

でも、誘ってもらってもなんだか乗り気がしないんですよ。

せっかく誘ってもらったのに、断ってしまうことも多くて
本当に申し訳ないな~って、いつも思うんですよね。

そんなことが重なって、いまでは周りの人にも
「ひとりでいることが好きなんだ」って思われているみたいです。

でも私、本当は、ひとりでいることは、寂しいんですよね。

本当は人と繋がりたいんです。

みんなと一緒に、ワイワイ楽しい時間を過ごしたいなって思うんですよね。 

でも・・・やっぱり、ひとりのほうが気楽だなって感じてしまうんです。 

自分でも、寂しいのか一人が好きなのかどっちやねん!って
思わず突っ込みを入れてしまいます・・。

こんなとき。

「ひとりでいる時間も好き」
「みんなといる時間も好き」

あなたがそんな風に感じているのであれば、それは問題ないのですが、
もし「寂しいのに、私は、どうしてひとりになりたがるんだろう・・」と感じているとしたら。

もしかすると「もう対人関係で傷つきたくない。」という思いが
あなたの心の中に眠っているかもしれません。

実はこれ、私がいままで抱えていた思いだったりするんですよね・・。

パッと見、お友達も多そうで、人とうまくやっているように見えるんだけれど
近くなりすぎるとなんだかしんどくなってしまい、距離を取ろうとしてしまう。

でも、そうやって人から離れてしまうと、寂しさを感じてしまう。

繋がりたい、でも、ひとりのほうがホッとする。でも、ひとりは寂しい。
以前の私は、この矛盾した気持ちに翻弄され、もんもんと過ごしておりました。

でもですね〜、実はこんな風に
「寂しいから、繋がりたいけど繋がれない」と感じられるようになっただけでも、随分と癒しが進んでいたりするんですね。

実は、この心のパターンが普通になってしまっていると、

私は、ひとりでも寂しさなんて感じないわ
人との繋がりなんて、求めるだけ無駄よね、みたいな

寂しさを感じられないような状態になっていたり、
繋がりをすっかり諦めてしまっている状態になっていたりするんです。

(そういった場合のカウンセリングだと、
まず、本当の自分の感情をほぐして、感じていくことからアプローチをしていったりしますね)

もし、今あなたに「本当は寂しいの」という思いが出てきているとしたら。
それは、周りの人に一歩近づくグッドイミングが到来しているんじゃないかな~って、私は思うんですよ。

で、ですね。

どうして私は、人と距離を取ってしまうのか?という部分なのですが、

原因は人それぞれ違うとは思うのですが、ひとつの見方としては
「もう対人関係で傷つきたくない」という思いがあなたの心の中に眠っていて、

「また、傷つくんじゃないか?」と心が身構えてしまい、
人と距離を取りたくなってしまっていると考えることが出来るんですね。

なんらかの出来事で、過去、対人関係ですごく辛い思いをしたとすると、
「こんな思いをするぐらいなら、人と深く関わりたくないわ!」って思ってしまいますよね。

それが心の傷となって残ったままになっているとしたら。

最初はいい感じに人と近づけるんだけど、
だんだん親密になってくると、なんだかしんどくなって離れたくなってしまったりするんです。

とはいえ、
「また裏切られるんじゃないか?」とか「傷つけられるんじゃないか?」って
自分が人を怖れているんだ、って意識できている方は、少ないのかもしれません。

もし仮に、過去にそういう経験があったと自覚していたとしても、
頭ではこう思っている方も多いと思うんですよ。

「私を傷つけたあの人と、目の前の人は違うんだ」って。

だから、ちゃんと相手を信頼しなきゃ、って思って頑張るわけですが、
重りをつけながら頑張っているような状態なので、すごく疲れてしまうわけです。

そして、頑張った分だけ、うまく近づけなかった時
「ちゃんと相手を信頼できないわたしって、最低だな。」って自分を責めてしまい、
余計に人と距離を取ってしまうという悪循環が生まれてしまうのです。

じつは、「対人関係で傷ついた」ということは
「その人と、よりよい関係を築きたかったのに、築けなかった」という心の傷なんですよね。

だから、こんな風に「寂しがりなのに、一人でいたくなる」人というのは

本当は人が大好きで、誰かを愛したくて、
人と繋がる幸せも知っている方だったりするんです。

(私って、愛がないなぁって誤解されている方が多いんですけどね^^;)

相手が大切だからこそ
うまくいかなくて傷ついてしまったり、自分を責めてしまって
人と距離を取って、引きこもってしまっているのです。

でもね・・あなたが
本当に本当にやりたいことって
人を傷つけないことではなくて・・喜ばせることじゃないですか?

一緒にいるときに、相手が笑っていてくれたら嬉しい。
楽しかったねって思ってもらえたら嬉しい。
自分が相手の役に立てたら、幸せだ。

だからこそ、ひとりでいることだけも選べない。
人とつながることも、諦めきれない。

・・・あなたはいかがでしょうか?

では、そんな優しいあなたの「繋がりたい」という思いを活かして、
実際に人と繋がっていくためにはどうしていけばいいでしょう??

重りを減らしていくには、どうしたらいいでしょう?

長くなりましたので、次回に続きます。

あわせて読みたい
寂しさを抑圧すると、出てきやすい恋愛の問題 いつもありがとうございます。 カウンセリングサービス 服部希美です。 今日は、慢性的な寂しさが恋愛に与える影響力について、お送りしたいと思います。 寂しさ、って...
あわせて読みたい
寂しさから、パートナーにケンカを吹っ掛けてしまう心理 彼と会えない時間が長くなってきたりいま、会いたいなぁ、、と感じたときに、連絡が取れなかったり さまざまな場面で、私たちは寂しさを感じてしまうもの、だと思います...
あわせて読みたい
「寂しさ」を知っている人は、「小さな愛」をとても大事にできる人。 寂しさはあまり感じたくはない感情ですが、寂しさを知っているあなただからこそできる愛し方ってあるのです。

次は、あなたが幸せになる番ですよ^^

面談カウンセリングのご案内

オンライン(ZOOM)
名古屋(鶴舞)・東京(出張)にて
面談カウンセリングや心理セラピーをご提供中。

ご希望の方は「予約センター」でご予約くださいね。
「服部の面談カウンセリングが受けたいです」
とお伝えいただければ、スタッフがご案内いたします^^

WEB予約も可能になりました。詳しくは下のバナーをタップ

初回は無料でお試しいただけます、45分の電話カウンセリングもご用意しております。
ご希望の方は予約センターまでお問い合わせくださいね。

365日24時間受付中!WEB予約ページはこちら

  • URLをコピーしました!
目次