本当に孤独なときには、
「私、さみしいんだ」だなんて、
口に出すことすら、難しいのかもしれませんね。
あなたは誰かに「私、さみしいの」って言えますか?
いつもお読みいただきありがとうございます。
カウンセリングサービス 心理カウンセラー服部希美です。
今日は、心理学を共に学ぶ仲間が開催した、
『孤独とつながり』をテーマにした講座に参加してきました。
その講座の中では、「自分の感じる孤独」に対するいくつかの質問の答えを、
グループの皆さんとシェアする時間があったんですね。
たとえば・・・
『あなたは孤独な時、どんな気持ちになりますか?
そして、どういう行動を取っていますか?』という質問があったのですが
私の答えは、
「気を紛らわせるために、本屋に行って、
寂しさについての心理学の本を探して、読む(笑)」なんですね。
本屋さんや心理学は、当時の私にとって、
安らぎや繋がりを感じられる場所だったんですよ。
これをグループのみんなにシェアしたところ・・・
「分かる分かる!!」「私も私も!」の、声が!
他の方の答えも、共感できるものばかり。
だんだんとその場が「孤独あるある大会」になっていきました。
あるある!の声に
「こんなことしているの、私だけじゃなかったんだなぁ~、良かった!」
なんて、ホッとした方もいらっしゃったみたいです。
グループのみんなと、「孤独」を通じて
心の繋がりを感じるひとときになりました。
そんな、みんなのシェアをしながら、
私は、孤独で潰れそうだったときの自分を思い出したんですよね。
その時の私は、
こんな風に、みんなで「孤独」を笑い飛ばすことなんて、出来なかったよなぁ~~って。
私たちが本当に孤独なときには、
「私、さみしいんだ」だなんて、
口に出すことすら、難しいのかもしれません。
孤独に押しつぶされないように
まるで、寂しさをなかったように扱ってみたり、
黙って、一人で耐えて
寂しさの嵐が過ぎ去るのをじっと待つ日々を繰り返し、
この寂しさが永遠に続くんじゃないか、って
絶望感を感じてしまったりします。
そんな果てしなく続くのではないか、と感じるような孤独感から
抜け出すために、一番必要なのは
自分の抱えている「寂しさ」を、
自分以外の誰かに伝える、勇気なのかもしれませんね。
そして
「私にも、その寂しさがあったよ」
「みんなも、心のどこかに寂しさを持っているよね」
「その寂しさがあるから、人が温かいな~って感じられるんだよね」
「だからあなたも、大丈夫だよ!」
そんな風に、同じ孤独を知っている人たちと「寂しさ」を分かち合えたなら。
あなたの孤独は、すこしづつ癒されていくかもしれませんよ~
良かったら、私たちカウンセラーに、あなたの「寂しさ」聞かせてくださいね。
まずは「ひとり」からでいいので、人と繋がる練習を始めてみましょう!
参考になれば幸いです。