過去の自分の失敗を、認められる強さが欲しいとき～これからのために、過去を活かす～

過去の自分の失敗を認めることって、難しいですよね。

過去の自分を責めたり、
ああすればよかった、と後悔することは出来ても、

なかなか・・・「認める」ことって
出来ないことなのかなぁって思います。

でも、失敗しちゃったなって気が付いた時
本当に大切なのは、

過去にしてしまった失敗や過ちを使って
自分を責めたり、罪を背負ったり、自信を無くしてしまうことではなく、

「ただ、認め」「そこから、学び」「これからに、活かす」

だけで、いいのかもしれませんね

ワークショップのお手伝いなんかをしていると、
ワークショップ中に「過去の自分の失敗」みたいなものに気が付いて

どよーーーーーんと（笑）
落ち込んでしまった、というお話をお聞きすることが多かったりします。

私も、心理学を学び始めたころ、

心の法則や、男性心理・女性心理など、
新しい知識を学んでいく過程で、

「あの時、こうしておけばよかったのかな」
「もしかしたら、あの人はこう思っていたのかもしれないな。悪いことしちゃったな」
「あーーー、私ったら、本当にバカだなぁ」

なんていろいろイタタな過去を思い出し
どよーーーーーーんと落ち込んでしまうことが結構ありました。

でもですね。
最近、捉え方が変わってきたんですね。

これは、カウンセラーとして
クライアントさんと関わらせていただいていて、
学ばせていただいたことなんですけどね

確かに、行動、言動、心持ちの表面部分だけ見たら
もっと、違うやり方があったかもしれません。

失敗を認める、というと、この
表面的な部分だけを取り上げて反省してしまいがちですが、

それだけでは、ちょっと偏った見方になっちゃうんじゃないかな～？
って思うんですよね。

たとえば、失恋のケース。

お付き合いしていた彼に
「自分の本当の気持ち」がずっと言えなくて
我慢する恋愛を続けてしまった。

結果、彼に振り回されて続け・・・
我慢の限界がきて、とうとう彼に直接不満をぶつけてしまった

すると彼から
「だったら、別れよう」と言われ・・・
お別れすることになってしまった

こんなとき。

こうなってしまうまえに
ちゃんと本音を伝えられる関係を築けばよかったのかもしれませんし、

彼にぶつけてしまう前に、お友達と気持ち話して、
ちゃんと整理して、話し合えばよかったのかもしれません。

でも・・・・
あなたにも、そう出来なかった理由って、ありませんか？

なんで、彼に自分の気持ちを言えなかったの？

彼を、困らせたくなかったのかな？

こんなこといったら、彼に嫌われちゃうと思ったの？

わがまま言ったら、離れて行っちゃうって、思ったのかな。

自分の気持ちを我慢しちゃうぐらい
彼のこと、大好きだったってことですよね。

自分の気持ちを我慢しちゃったのは、
その時のあなたの、精一杯の愛情表現だったんじゃないでしょうか？

もしかすると、いままでも

そうやって、お友達にも家族にも
いっぱいいっぱい、気を使ってきたんじゃないですか？

ずっとずっと、
ひとりで悩みを抱えてきたのかもしれませんよね。

たしかに。

彼と、ちゃんと本音を伝えられる関係を
築ければよかったのかもしれないし、

彼にぶつけてしまう前に、お友達と気持ち話して、
ちゃんと整理して、話し合えばよかったのかもしれませんが、

でも、その時のあなたが・・・
それができない心の状態であったならば。

自分の心の状態は見ないふりして、
自分の言動や行動だけにダメ出しをするのではななく、

あなたの「誰かを想う愛」も、ちゃんと認めてあげませんか？

ときには、どよーーーーーんと落ち込んでもいいと思います！

でも、落ち込むだけ落ち込んだら。
次は、あなたが自分の愛情を上手に使っていけるように。

過去の失敗を活かしていきましょう

「いやー、あのときの私って未熟だったわ（笑）」

いつか、過去の失敗を
笑い飛ばせるぐらいになれればいいですよね～

私たちカウンセラーも、応援していますね♪

参考になれば幸いです。

〇名古屋・鶴舞駅で、面談カウンセリングを行っております。