気になる人と友人関係を積み重ねても
気になる人をデートに誘っても
「結局“いい人”止まりで、恋愛に発展しない…」こんな風に悩んでいませんか?
優しくて気遣いのできるあなたは、本来とても魅力的な存在です。
でも、恋愛となると、「いい人すぎること」が障害になることもあるんです。
今日は、そんなあなたが無理なく“恋愛がうまくいく自分”になるためのヒントをお伝えしますね。
いい人は、恋愛がうまくいかないの?
「なんで私は“いい人”どまりなんだろう…?」
「優しくしてるのに、恋愛対象として見てもらえない…」
こんな風に感じたことはありませんか?
実は、心理学的にみると「いい人すぎる」ことが、相手に警戒心を抱かせることがあるのです。
この考え方を「警戒仮説」といいます。
警戒仮説とは、
人は、相手の「本音」が見えないと無意識に警戒する、という心理です。
例えば、こんな経験はありませんか?
・いつもニコニコしているけど、本当は何を考えているのかわからない人
・「何でもいいよ!」とばかり言って、自分の意見を出さない人
・一緒にいてラクだけど、なぜか深く踏み込めない感じがする人
こうした人に対して、「この人って本当に何を考えているんだろう?」と少し不安になることがあるかもしれません。
実は、恋愛においても同じで、「いい人すぎる」と、相手は「この人、本当は何を考えているんだろう?」と警戒してしまうことがあるんです。
たとえば・・
相手「今日はどこ行く?」
あなた「どこでもいいよ!」
相手「〇〇って映画どう?」
あなた「うん、いいと思う!」
こういうやり取りが多い方、というのは
相手の好みを大切にできる、とっても優しい方なのだと思います。
控えめで、相手を立てることができる方でもあると思うのですよね。
でもですね、こればかりが続くと、
相手は「この人の本音がわからないな・・」と感じてしまうことがあるわけです。
けっきょく、何が好きなんだろう?
本当は、どう思っているんだろう?
無理させてないかな?よく分からないな・・って。
よく、バラエティ番組で「箱の中身はなんだろう」みたいなコーナーがありますよね。
箱に手を入れる穴が空いていて、中には、なんの変哲も無い「こんにゃく」が入っていたりする。
手を入れる側は中身が分からないので、手を突っ込んでこんにゃくを触った感触から「え!?なにこれ!?生きてる!動いてる!」なんて、びっくりしちゃう、みたいな感じ。
箱の中身を見てしまえば「なーんだ、こんにゃくか〜」で終わるわけですが
「中身がわからないもの」に触れる、というのは、誰しも怖さを感じるわけです。
これと同じような心理が働くので
本音が見えないと、相手は「この人を信頼していいのかな?」と無意識に警戒してしまうのですね。
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また、「尽くされすぎる」と負担を感じて不信感を感じる、というのも少なくないよう。
たとえば・・
・ちょっとしたお願いでも、すぐに「やるよ!」と言ってしまう
・相手が頼んでいないのに、細かい気遣いをしすぎる
・「あなたのためなら何でもするよ!」という態度
優しさはとても素敵なもので、ありがたいのですが
実は一方的に「与えられすぎる」と、無意識に警戒することがあるのです^^;
えー、なによそれ、ワガママだなぁ・・
こちらは、相手のために一生懸命与えているのに!
なんて感じる方もいらっしゃるかもしれませんが
(は、かつての私も思ってました^^;)
これは、逆の立場から想像してみるとわかりやすいかもしれません。
たとえば、
とにかく、自分に合わせて優しくしてくれる。
普通、嫌がりそうなことでも、まったく表情は変わらない。
いつも高価なプレゼントを持ってきてくれるし、いつもご飯を奢ってくれる。
そんな、全面的に、自分のために動き続けてくれる人と出会ったとしましょうか。
ありがたいは、ありがたいと思うのです。
自分のことを好きでいてくれるのかな、とも思う。
でも・・あまりに一方的に与えられすぎると
「この人、なにか裏があるんじゃない?」って疑いの気持ちが出てきちゃうことって、ありません?
私たちは、自分が感じている価値以上のことを相手から与え続けられると
「どうしてこんなに良くしてくれるの?」「見返りを求めているのかな」なんて、疑いが入ってきてしまうのですね。
また「この人に借りを作ってしまうんじゃないか?」とか、「申し訳ないな…」という気持ちが生まれて、逆に距離をとりたくなることも。
「いい人」から「愛される人」になるために
では「いい人である」ということが恋愛においてマイナスになるのならば・・
悪い人になればいいの?
ワガママになって、相手を振り回したらいいの?
相手の気持ちなんて考えているのが悪いことなの?
って、感じる方もいらっしゃるかもしれませんね〜。
いい人って、内省ができる方も多いので
「自分が悪かったんだ」「自分さえ変われば」なんて
自分を全否定してしまうことも多いかもしれません。
でもね。
それはそれで、あなたの素晴らしさを否定してしまうことになってしまうと思うのですよ。
そもそもです。
いい人である、というのは、素晴らしいことなのです!(声を大にして言いたい!)
相手に与えることができることも、それを喜びとしていることも
一歩、後ろに引くことができることも、あなたの良さ^^
そして、きっと・・・
あなたの人の良さは、いくら悪い人を演じようと消えないと思うのですよね。
ですからね、いい人止まりになってしまうことをお悩みの方は
「私は、いい人なんだもの!仕方がないよね!」なーんて、堂々と良さを受け入れていただいて
+「愛される人」にもなっていくことをオススメしたいと思うのです^^
もっともっと、あなたの大切な人に、あなたの良さを知ってもらいましょう。
最後に、そのためのヒントを3つご紹介します。
できそうなところから、やってみてくださいね。
① 本音をちょっとずつ出してみる
「何でもいいよ」ではなく、「私はこう思うよ!」と伝えることを意識してみましょう。
つまり、自己開示も意識していきましょう、ということですね。
例えば、
「〇〇のカフェもいいけど、今日はパスタの気分!」
「この映画も面白そうだけど、アクション系が好きなんだよね!」
こうした小さな本音が、相手に「この人、信頼できるな」と思ってもらうきっかけになりますよ。
② 与えすぎず、受け取ることも意識する
相手に優しくすることは素晴らしいですが、「私が与えるばかりになっていないかな?」と振り返ってみるのも大切です。
たとえば、相手が「何か手伝おうか?」と言ってくれたとき、
すぐに「大丈夫!」と断らずに、「ありがとう、じゃあこれお願い!」と受け取っていきましょう。
恋愛は、「お互いに与え合う」ことでバランスが取れてきますよ。
受け取り下手さんは、意識して相手の優しさや愛を受け取っていくことが大切かもしれませんね^^
③ 少しのギャップを作る
恋愛では、「意外性」や「ギャップ」が相手の心を動かすことがあります。
例えば、普段は優しいけれど、「ここだけは譲れない!」というこだわりを持っていると、相手は「この人、面白いな」と興味を持ちやすくなります。
また、「たまには自分から誘ってみる」「時には甘える側に回る」など、小さな変化をつけることも効果的。
ぜひ、大切な人と一緒に「いろんな自分」を楽しんでみてくださいね。
あなたの優しさを、恋愛に活かすために
「いい人すぎると恋愛がうまくいかない」と感じるのは、
「いい人である」ことが悪いのではなく、「優しさ」と「本音」のバランスを取れていないから^^
ぜひ、あなたの優しさを大切にしながら、
少しだけ「自分の気持ちを伝える」「相手に与えすぎない」「ギャップを作る」ことを意識してみてくださいね。
あなたが本当に大切にしたい人と、心からつながるために。
いい人であるあなたの「本音を見せられる素敵な人」を目指してみましょう。
きっと、あなたの恋愛はもっと楽しく、心地よいものになりますよ。
応援しています!



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