見えないところにある愛の大きさ〜お盆に思うこと〜

お盆休みですね。
みなさま、いかがお過ごしでしょうか？

服部は、今年はお休みをいただきまして
昨年亡くなった祖母の形見分けをするために、すこし実家に顔を出してきました。

旅行先で買ったであろう、いろんな国のブローチや工芸品の中に

いっしょに行った愛知万博のピンバッチがあって、、なんだか、じんわり。

両親と私と祖母の4人で、ものすごく暑い日に行ったな〜。
地元なのに、なぜか名古屋飯を食べた記憶が。懐かしい・・！

＊

形見分けをしながら、家族と思い出話に花を咲かせていたのですが、

どうやら祖母は、私たち家族を心配し、かなり援助してくれていたようなんですよね。

そして、母が私たち子供のグチをこぼす度に
母を励ましつつ「あの子たちも頑張っているのだから、そんなこと言わないであげてよ」とフォローをしてくれたそう。

こういうフォローって、子供は知る余地もなかったりしますし、本人にわざわざ言うこともないでしょうから

私が祖母のサポートに気づかなかったのも、当たり前っちゃー当たり前なんでしょうが、、

そのエピソードを聞いて感謝の気持ちが湧いてきたと同時に

祖母だけじゃなくてね、きっと見えないところで
私はいままでたくさんの人に、たくさんフォローしてもらってきたのだろうなーと思ったのでした。

当時の私は、ひとりで生きている気がしていたけれどね。

今の私があることは、本当に「おかげさま」なんですよね。

＊

こういうことに限らず・・

私たちは、自分の見えているところだけで
「私は応援されていない」とか「私のことを思ってくれる人なんていない」とか判断してしまいがち、ですよね。

でも、本当は・・
自分の見えないところ、知らないところで
自分の幸せを願い、応援されていることの方が多いのでしょうね。

見える部分って、ほんのちょっと。

そして、そのほとんどが「気づかない」で通り過ぎてしまうもの。
いい悪いということではなく、そういうものなのかな、と思ったりする今日この頃です。

さてさて、今日のエクササイズです。

今日は、あなたの幸せや健康を願ってくれていた人を思い出し
改めて「ありがとう」を伝える日にいたしましょうか。

せっかくのお盆ですからね。故人でもOKですよ〜。

私からは見えなかったけれど。気づかなかったけれど。

もしかしたら、私のこと。
可愛がってくれていたんじゃないかな？
応援、してくれてたんじゃないかな？と思う人でOKです。

誰も思い浮かばないわ！という方はね
ご先祖さまに「ありがとう」を伝えてみるといいかもしれませんね。

どこか一代でも、途切れていたら
自分は、いまこの世に存在することは出来ませんから。

とはいえ、愛されていることをプレッシャーに感じてしまう。
期待に応えられなくて、苦しい。
素直に愛を受け取れない。

そんなときも、ありますね。
私も、ながーーいこと、そんな感じでした。

もーー、罪悪感まみれで
合わせる顔がないから「だってあの人が悪いんだよ！」って逆ギレしてしまったり、
正論で戦ったり・・。

罪悪感を感じすぎて
両親や祖母に会いたくないなぁ・・みたいな時期もありました。

ありがとう、と感じる場面になると
なぜか、すごく嫌な気持ちになる。

放っておいて！って言いたくなる。

そんなときに感じていたのは、相手というよりも
「こんな私でごめんなさい」だったなぁと思います。

周りの人よりも、自分が一番、自分を責めて

そしてまるで、罰を受けるように

仕事も恋愛も対人関係も
ダメな方〜厳しい方〜しんどい方〜へと、引っ張られていました。

今思うと、ちょっと不思議なぐらい＾＾；

＊

もしもあなたが「ああ、私もそうだわ」と感じたとしたらね
あなたは心優しき頑張り屋さん、なのだと思います。

罪悪感は、あなたの愛であり優しさです。
そんな愛を丸ごと認め、あなたがまずあなたを許すことから始めるといいかもしれませんね。

一人きりでこの見方を変えていくのは難しい部分でもありますからね
カウンセリングもご活用くださいね。

心優しいあなたの参考になれば幸いです。

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