あなたは、誰かからの「誉め言葉」を、素直に受け取れますか?
「うわ~、嬉しい! ありがとう!」と受け取って、
自分の自信につなげていける方もいれば、
「私なんて全然!とんでもない!!」って、全否定したくなっちゃったり、
「お世辞でしょ、お世辞。社交辞令だよ。」な~んて
どこか、他人事のように感じる方もいらっしゃると思います。
実は私、昔は本当に
「誉め言葉」を受け取れない人だったんですよね。
内心嬉しい気持ちもあったりするのですが、
「そんなことないよ」といつも否定ばかりしていましたし、
いつまでも自分に自信を持てず、人の目を気にしてばかりいたんです。
それは、当時お付き合いしていた彼に対しても同じだったんですよね~。
たくさん誉めてもらっているにもかかわらず、
「こんな私でいいのかな?」っていつもいつも不安を感じて、
彼の愛情を試すようなことをしてしまい・・
関係を壊してしまったこともあるんですよ~><
誉め言葉って、基本的に相手から
「私は、あなたに価値を見ていますよ」
という、相手からの愛情表現のひとつなんですよね。
ですから、「誉め言葉」も受け取り上手になれると、
相手との関係が、より円滑になったりすると思うのですが・・
そうはいっても「なかなか、受け取れないよ!」という方も多いのではないでしょうか?
どうして、私たちは誉め言葉を
受け取ることに抵抗が出てしまうのでしょう?
いろいろな見方があるのですが、
今回は「自己価値の低さ」から紐解いてみたいと思います。
私たちが、自己価値が低く、
「こんな自分では愛されないだろう」と感じているとき
「相手が期待している(であろう)自分になれば、
こんな私でも、愛されるんじゃないかな~?」
って思ってしまうことがあるんですね。
例えば大好きな彼がいるんだけれど、
私は、「自分には愛される価値がないだろう><と、思っている」とき。
本当の自分を隠して、
「彼好みの女」や、「いい彼女」になろうとして
彼から愛される努力をしてしまったりすることってあるんですよね
(私にも、何度も経験があります)
でも、「本当の自分を隠して頑張っているとき」というのは
彼がいくら、自分のことを誉めてくれても
「本当の自分は、そんなんじゃないのよ・・。
あなたが誉めてくれているのは、ニセモノの私なの」
なんて感じて、彼の褒め言葉を受け取れなかったりするんですね。
さらに、誉めてもらえばもらうほど、
自信がつくどころか、どんどん相手の期待に応えなくちゃと感じてしまい、
やがて、燃え尽きてしまう。、ということも起きちゃったりします。
また、
「彼の期待を裏切ったら、彼を傷つけてしまう」
「彼が離れていってしまうのでは?」という怖れから、
だったら・・・最初から期待されないほうが良いよね。
と考えて、敢えて「ダメダメな私」ポジションにいるパターンの場合もあります。
これも実は、期待に応える心理と根っこは同じなんですよね。
とはいえ、
いくら自分のいいところを隠しても
あなたのことを大切に思っている人や、彼は、
大好きなあなたのいいところを勝手に見つけ、誉めてきたりするんですよね。
そうすると・・・
なんだか居心地が悪くなっちゃったりするわけです。
「何言ってるのよ!そんなことないの、私はダメダメなの!」(だから・・期待しないで!!!)
なんて、拒否したくなってしまったりしてしまうのです。
褒め言葉を受け取れないのは、自己価値が低かったから。
「こんな自分では愛されないだろう」と
自分で自分の価値を疑っている状態だと、
いくら相手に、情熱的に誉めてもらっても(笑)
誉め言葉を、素直に受け取りにくくなってしまうんじゃないかな~?って
って私は思うんですよね。
この状態から抜けだして、
自分の価値や、相手の愛情を受け取れる私になるためには
いま、感じている価値は、あくまで「自己評価」であり、
「周りの人はそうは思っていないかもしれない。
あなたに価値を感じている人もいる。
あなたにも、いいところがちゃんとある。」
というところを認め
受け取っていくことがポイントになってくると思うんです。
とはいえ、自己価値が低くなりすぎているときは
受け取れない自分を責めてしまい、苦しくなってしまうこともありますので
まずは、相手から褒められた時、
【「そんなことないよ」と否定する回数を、減らしてみる】
ことから、始めてみるといいとおもいますよ。
さらに、「ありがとう」って言葉だけでも言えるとベストですね!
そして、徐々に
自分が受け取りやすい「誉め言葉」から受け取っていきましょう
「これは、どうにも受け取りにくいな~」って感じる誉め言葉が出て来たら、
どうして受け取りにくいのかな??って、自分の心を見つめる時間を取ってあげるのもいいかもしれません。
そこには、あなたの「癒しポイント」が隠れているかもしれませんしね。
また、自己価値に関して誤解がある部分は、
ちゃんと誤解を解いてあげるといいと思います。
たとえば、先ほどの例で書いた、
「彼が期待している(であろう)彼女になれば、
こんな私でも愛されるんじゃないかな~?」
って感じて、やっていたことも。
実は・・・「あなたの魅力の一部」なんですよね。
すべてがニセモノ、ではないんですよ。
もちろん、頑張りすぎている部分は緩めてあげることが必要ですし
もっとあなたの良さを活かした愛し方もあると思います。
でも、そこにあるあなたの愛情や、彼に与えてあげられたもの、
隠していてもばれてしまった(笑)あなたの良さ、は
ちゃ~んと「自分の価値」として、受け取ってもいいものなんですよね。
自己価値の低さからくる卑下は、誰を幸せにするだろう?という視点
私たちは、自分の顔を直接見れないように
自分のことは自分では分からないもの、だったりします。
誰かからもらった「誉め言葉」というのは、
自分では気が付かない自分の魅力を発見する手段の一つといっても過言ではないかもしれません!
「私はそう思えないけれど・・・そうかもしれないな」
からでかまいませんから
「誉め言葉」からも、自分の価値、受け取ってみてくださいね!
だって、褒めた方もその方が何十倍も嬉しい^^
もし、「私に魅力を伝えてくれる人なんてないわ・・」
って感じてしまう方がいらっしゃったら
良かったら、カウンセリングをお使いくださいね。
私たちカウンセラーも、あなたの魅力や才能発見のお手伝いをさせていただきますからね!
参考になれば幸いです。