「自己表現」というのは
自分の内にあるものを、
なにかしらの形にして、周りの人に見せることを指します
自分の考えを、言葉や文章で人に伝えることや、
自分の思いを反映させた作品を作って、周りに発表する、などなど
いろいろな表現の仕方があると思うのですが。
「自己表現をする」ことって、
自分らしく生きていくことだったり、
パートナー探しだったり、
良好な対人関係を築くことに、かなり重要なポイントなんですね
でも、自己表現が苦手な方ってけっこう多いんですよね。
あなたは自己表現、得意ですか???
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いつもお読みいただき、ありがとうございます♪
カウンセリングサービス、服部希美です。
今日の記事は、
「あなたは、自己表現が得意ですか??~自己表現と自己中との違い(1)~」。
みなさんは、自己表現って得意な方ですか??
自分の思いをお伝えさせていただいていますが、
実は私、「自己表現」って、とってもとっても苦手だったんですよね。
というのも
「自己表現=周りの人を押しのけて、自分だけ目立とうとする自己中な行為」
という、あまり良くないイメージがあったからなんですよ
でも、心理学を学んでいったり、
自分の癒しを進めていく中で、
「自己表現」と、「自己中」って全然違うものなんだ!
ということに気が付いたんですよね
この記事を読んでくださっている人の中には
「え?そんなこと思うんだ!」って感じる方も多いと思うのですが、
カウンセリングの現場でお話をお聞きしていると、
私と同じように感じて、自己表現することに抵抗をお持ちの方って、
けっこういらっしゃるんですよ~。
今回はかなり、限定された方に向けての記事になるかもしれませんが
「全くあてはまらないわ!」と感じる方は、
あなたのまわりにも、こんな気持ちを感じている人がいるかもしれない、
な~んて思って、読んでいただけたら嬉しいです。
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「目立つのが苦手」
「前に出るのが怖い」
「自己表現が出来ない」という場合、
「嫉妬される怖れ」を強く持っている、と見立てることも多いんですが、
私の経験から言うと・・・
「自己価値の低さ」も関係しているんじゃないかな?って思っているんですよ!
「あの人に比べて、私なんて・・」って、
自分の価値を低く見ているとき、というのは、
って、過剰に思ってしまいがちなんですよね。
ですから、どんなことをするにも、
「自分が周りからどうやってみられるか?」
「周りからの評価」が、最重要ポイントになっていたりします。
そんなときに、
「自分の目の前に、自分より魅力的に見える人」が現れると・・・・
(本来は自分にも自分の良さがあるんですが、
自己価値が低いので、そうは思えないというところがポイント)
途端に、「私、ついに認められなくなっちゃうのでは?」という、不安が騒ぎ出すわけです。
で済むのですが、
自己価値の低い人にとって、
「周りの人から認めてもらえなくなる」ということは、
「生命の危機!」ぐらいに、切羽詰った状況に感じられたりしますから、
「なんとかして、認められなくっちゃ!!!!」と焦ってしまったりします。
そんなときに、「競争」の罠にハマりやすくなるんですね。
そして・・・・「引き下げの心理」が働きやすくなってしまうんです。
「引き下げの心理」とは、
「人を、自分のレベルまで引き下げようとしてしまう」ことをいいます
例えば、自分よりいい成績を残している人を見ると、
粗探しをして、ケチをつけてしまったり、
相手を押しのけて、自分のことを過剰に誇示してしまう、なんてことが起きたりするんですね。
「私は、がんばらないと認めてもらえない。愛されない」という不安から、
いつもいつも、心の中で人と競っていたんですよね。
つまり、自分の中に競争があることで、
私はずっと、この「私は、あの人よりも凄いんだからね!」というアピールが、
「自己表現」や「自己アピール」なんだと思い込んでいたみたいなんですよ。
だからこそ、
「人を押しのけてまで、自分をアピール したくないなぁ」
って、思っちゃってたみたいなんです・・。
そんな私が、
どうやって「自己表現」が出来るようになっていったのか?は、次に続きます!