心がもう一度、前を向くために必要なこと

2021年7月2日2021年7月22日

いつもありがとうございます。
カウンセリングサービス　心理カウンセラー服部希美です。

時間が過ぎるのはあっという間！ですね・・
７月３日（土）開催の1Dayワークショップの準備も大詰め。
お申し込み、おすみでしょうか〜？？

お申し込みは２日の１５時までとなっております。
期限を過ぎてしまうと、参加できなくなってしまいますのでね
ご参加の方は、お早めにお申し込みお願いいたしますね＾＾

さてさて〜この記事では
改めまして、具体的にどんなことをやるのか？
「本当の折れない心担当」の服部目線から♪お伝えしたいと思います＾＾

まず最初に。

大塚トレーナーと、いっぱいいっぱい打ち合わせをし
１日を通して、いろいろな実習をご用意したのですが、

よくよく見直してみたらですね〜、
レジリエンスの実習って、ぜーんぶ
「あなたの心を大切にする」練習だなと気づいたのですよね。

私たちは、日常で色々なことがおきますね。

恋愛、仕事、健康、日常・・
予期せぬ出来事に見舞われること、また、
いまの自分の限界を痛感するような「壁」にぶつかることって、
避けては通れないことなのかな？と思うのです。

でも、そんな経験から立ち直り、
もう一度、欲しい未来へと向かう力を「レジリエンス」というわけですが、

実は、この「レジリエンス」の力を育むためには
「温かさや労りの心を自分にも向けること」がとっても大切なんですね。

＊

困難や辛い出来事があった時ほど
「弱音なんて吐いてないで、頑張らないといけない」と感じてしまうことって多くないですか？

悔しい、とか、負けたくないとか
根性みたいなものは、悪いものではないのです。
あなたをピンチから救い、背中を押してくれる頼もしい力だと思うのですね。

でも「そう思うのに、力が出ない」であったり
絶望感ばかりが出てきてしまうと言う時にはね〜

今の自分や過去の自分にダメ出しをすることや「耐えたり我慢する」ことで
「困難を乗り越える」というパターンばかりを使っているから、かもしれませんね。

＊

あなたが無意識に選んでいるパターンには、
あなたの愛や優しさが出発点であることが多いと思うのです。

たとえば

「人に優しくあるためには、自分に厳しくなければいけない」とか
「現状に満足していてはいけない。いつも自分を高めなければ」とか
「私が我慢すれば、うまくいく」「辛いことは耐え忍ぶ」「私以上に、辛い人がいるんだから」

自分を責め、罰し、追い込まないと成長はできない。
自分を数に入れないことで、周りを助ける。
そんなふうに頑張って来られた方もね、多いと思うのです。

もしかすると、頑張り屋さんな日本人が持っている
パターンと言ってもいいのかも・・。

これはこれでね、間違っているわけじゃないのです。
あなたなりの思いで、やって来られたわけだから。

でもね、たとえば、

あなたの大切な人が落ち込んでいる時、
どんな声をかけてあげたいですか？

たとえば、あなたの大切な人がクタクタに疲れている時、
自分をいっぱい責めてしまっている時、

ただでさえ、いっぱい反省している人を
がんばろうとして燃え尽きてしまった人を
追い込むようなこと、あまりしないのではないでしょうか？

どんなときに、自分のベストが発揮できたでしょうか？

人知れず頑張ってきたことを、誰かが見つけてくれたことだったり
どんなときにも応援してくれる人がいると感じられたり
失敗しても相談できる人がいる心強さだったり
間違いを、笑い飛ばしてくれる仲間の存在だったり
自分なりに「よくやってきたのかも」と思えた時だったり

ゆっくりと体や心が休まった時、

自分の中にちょっとエネルギーが湧いてきているのを感じる、とか。
やらされ感じゃなくて、ちょっと何かやってみようかなと感じることも、多いのではないでしょうか？

自分を否定し、責めて追い込むやり方は、
最終的に燃え尽きがやってくることも多いです。

落ち込んでいる自分はダメですか？
まだ、頑張らなければいけませんか？
前向きにならなきゃいけませんか？
人の期待に応えなきゃいけませんか？

あーもう、人生全て投げ捨てたい！みたいな。

飲み込んだ気持ち、自分への誤解が心の中にいっぱいであれば
前向きな未来を想像することも、がんばりどきにがんばることも
できなくなっちゃって当然、だと私は思うのです。

物事が悪い方へと転んでしまうのでは？
彼は私のこと、本当は好きじゃないのでは？
もう、この関係はダメなのかも知れない・・

心がくたくたになっているとき、うまくいかないことがつづている時に
そうやってネガティブな考えをしてしまうことってね、
当たり前のことだと、私は思うんです。

ですからね、あなたが燃え尽きそうになっていたり、
長い時間、その状態でいらっしゃるとしたら。

それはあなたが悪いわけでも、頑張れないことがダメなのでもなくて

一旦、自分の心を整えること、そしてね
やり方を変える時、なのかなと私は思いますよ＾＾

私たちは、たくさんのことを学び、乗り越えてきた大人です。
そんな自分のこと。もうちょっと信頼してあげてもいいのかもしれませんよね。

＊

とはいえね・・・
「わかっちゃいるけど、できない！」のが私たち＾＾；

「休んだ方がいいって、わかっているんですけどね」
「自分を認めてあげた方がいいって分かるんだけども、そうは思えません！」

心が言うことを聞かないんです、
休めないんです、自分を責めてしまうんです、
そこには必ずあなたなりの理由があるはずですね。

（先日UPした記事の反響もすごかったですよー＾＾；
心が疲れているのに休めないのは、ブレーキのない車に乗っているようなもの。
自分に休息を与えるって、意識しないと難しかったりしますね）

ですからね、なかなかそうは思えないな、からスタートで大丈夫ですよ。

私たちと一緒に、取り組んでみませんか？

＊

1Dayワークショップでは、こんなことを実習します。
難しく考えなくても大丈夫＾＾　私たちでサポートしますよ〜。

レジリエンスって何？
人はどんなふうに落ち込みから回復し、成長していくのか、また、
ほとほと落ち込んだ時、パワーが出ない時に試してみるといいセルフエクササイズもご紹介します♪

レジリエンスを育てるための3つの要素
「自己肯定感」「感情のバランス」「未来へのイメージ」から、レジリエンスを育てるアプローチ。
おうちでできるエクササイズなどもご紹介しますよー。

「自己肯定感」
私たちは「自分の心の中を外に映し出す」という心の仕組みを持っています。

「こんな自分はダメだ」と思っていると、周りから「ダメなやつだ」と思われているのではないか？と感じて萎縮してしまったり、欲しいものに一歩踏み出す勇気が出にくくなってしまいます。

たしかに、うまくいったことばかりじゃないかもしれない。
間違えたこと、失敗しちゃったこともあるかもしれない。

でもね本当に、あなたはダメな人なのでしょうか・・？
本当に、何にもできなかったのでしょうか？

レクチャーや実習を通して、あなたの価値を受け取っていきましょう＾＾

「感情のバランス」
「こうしたほうがいいんだろうな」と思っていても、なんか乗り気になれない。行動できない。
前に進めない、そんなときには、必ず、あなたにとって大切な意味があります。

そしてその大きな要素は「感情」です。

希望者を募ってフォーカスパーソンを決め、その方の課題をダイレクトに扱う公開カウンセリングと、感情のバランスを整えるセラピーをしていきます。

フォーカスパーソンだけではなく、その場に立ち会う方たちにも、自分自身に当てはめて「気づき」や「癒し」があると人気のプログラムです。

「未来へのイメージをいいものに」
たくさんの失望や失敗感、罪悪感を感じすぎてしまうと、
自分の未来を描くことも辛くなってしまいますね。

そして、自分一人きりでは
悲観的な未来ばかりを想像してしまうこと、多いと思います。

こうなったら、どうしよう。
きっとこの状況から抜け出せない。

ひとりぼっちの世界ではなく、温かなつながりの中で
本当に欲しい未来、描いてみませんか？

実はね、いい未来のイメージを描くには、大切なポイントがあるんです＾＾♪
どんな実習をやるかは、当日まで秘密です＾＾

ぜひ、楽しみにしていてくださいね。

＊

本当の意味の「レジリエンス」に必要なものってね〜
「愛の目」なのかなと私は思います。

安らぎだったり、安心感だったり、つながりの中で
いまの自分や、あのときの自分を許し、幸せになることを許可する。

ダメ出しや、追い込むのもやっちゃいますけどね（やります、やります！）
そんな自分も許しながら・・どれだけ自分に愛の目を向けるか？、なのかな？と思います。

そして、ひとりきりの世界では・・
自分に愛の目を向けることって、なかなか難しかったりもするのですね。

この1Dayワークショップが、あなたのお役に立てたら嬉しいです。