「知らないこと」「分からないこと」「出来ないこと」も、あってもいいんだよ

あなたは、 

自分で頑張れることは素晴らしいこと、でも。

「何でもできる自分にならなきゃいけない」って自分を追い込んでしまったり、
「分からないことがあると、不安で眠れなくなっちゃう」

こんな心理パターンは「コントロール」といいまして、

日常で感じている不安があまりに大きすぎるために
自分の身の回りで起きることを
「把握できる範囲にとどめておきたい」という
心を守るための心理パターンのひとつ、だったりします。

もちろん、私たちが生き延びていくためには、
危険や弱点が、少ないに越したことはないですよね。

もし自分の把握できる範囲だけで、物事が起きるなら、 
それなりに危険回避も出来ますし、もし何か起きても痛手は少なくて済みます。

自分を守ることは、とても大切なことです！
それ自体は、悪いことではないのです。

でも、でもね

「不安」や「危険回避」だけを目的とした
想定内の世界から得られるものって 

「あー、今回は何も起きなくて良かった」

という「ひと時の安心感だけ」ということも、多かったりするのですよね。

安全＝幸せ、とも限らない

もちろん、危険回避も大切なことです。 

でも、あなたが、いま把握している世界で、 
あなたがとても不安で、さびしくて、しんどい思いをしているならば。

一人きりでなんとかしなければいけない、という防御壁を壊して 
同志を入れてあげる時期、なのかもしれませんね。

というのも、この心理パターンの大元になっている、
生きていく不安を減らすコツ、は

「ひとりきりで悩み、ひとりで決める」世界から、
「人と支え合い、人と共に歩む」世界へ移行すること。

自分ひとりだけで、なんとかしなくてはいけない！

と感じているからこそ、不安が大きくなっちゃうんです。

あなたは十分に、頑張っていますよ！

ひとりでなんでも、
やろうとしなくていいんですよ。

助け合っていけば、いいんです。

「知らないこと」「分からないこと」「出来ないこと」は、

あなたの価値を下げるわけでも、
あなたの不安を増長させるものでも、
人から嫌われる要素、でもありません。

立派にみえるあの人だって。

「知らないこと」「分からないこと」
「出来ないこと」だらけですから、大丈夫＾＾

あなたが、ちょっぴり「防御壁」を崩して
あなたの弱さを、周りに表現することができたら、

人とつながるツールにも、なりますよ。

宜しければ、カウンセリングもお使いくださいね！

参考になれば、幸いです。 

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