「現状維持」よりも、「良い循環」を築くことを意識してみよう

周りの顔色をうかがい、気を使い、遠慮し、
しらずしらず、自分を抑えて生きて来た、そんな方って

「この対人関係を壊さないように」
「この人に、嫌われないように」
「この職場で、うまくいくように」

自分のことは後回しにして、
「現状維持」にばかり、力を注いでしまうことってあると思うんです。

周りを気遣うことも。
人に心を砕くことも。その、優しさも。

それはあなたの大切な才能の一つですし、
いままでとても、お役にたったものでもあります。

でも、それで作り上げた関係が、
うまくいかなくなっているとき、自分の心が苦しくなってきているときは、

いまやっているやり方を一度手放し、
新たな「やり方」を築いていく時期に来ているのかもしれません

＊　＊　＊　＊

いつもありがとうございます。
カウンセリングサービス　心理カウンセラー服部希美です。

今日は、対人関係に絡めた
「私の生き方」についての、お話です

パートナー相手でも、家族間でも
職場の対人関係でもいえることなのですが、

生きていく上で、自ら「変化」を起こすことって
怖いことでもありますが、とても大切だったりするんですよね。

私たちは常に「変化」していく生き物です。
自分が変わろうと意識していなくても、実は勝手に変わっています。

それは、自分も他人も環境も、なのですが

その変化に逆らって、ムリに「現状維持」をしようとすると
そちらのほうが、無理が出て来てしまったりするんですね。

で、ですね。

どんなふうに変化していったらいいのか？という目安としては、
人それぞれ、だと思うんですが

新たに「良い循環」を生み出すための「選択」はなんだろう？
という視点で見えてくるものが、どうも良さそうです

たとえば。

人によっては「ＮＯ」をちゃんと言えるような、
もうすこし気楽な対人関係を築くために。

いまあるコミュニティじゃないコミュニティを作ってみることや、
今あるコミュニティで「ＮＯ」をいうチャレンジしてみる。

心のどこかで、いつも、人を疑ってしまう
そんな寂しさを感じている方だったら

「この人だったら、裏切られたって仕方がない！！！」と思う人を、ひとり決めて
心の底から、信じてみる。

いつもパートナーに甘えられない、本音が言えない、という方だったら
自ら心の鎧を脱いで、彼の愛情を受け取ってみること、だったり

「愛して欲しい」という思いばかりで、いつも振り回されてしまうなら、
一度覚悟を決めて、与える側にまわってみる。

こういう、「変化の時期」のことを、
心理学で「デッドゾーン」と呼んだりするのですが、

デッドゾーンというのは
「今までと同じやり方では、手に入れられなかったものを手に入れる直前」なんですね。

あなたがこれから欲しい、「良い循環」ってなんでしょう？
そのために起こせる、「自分の変化」ってなんでしょう？？

良かったら、少し考えてみてくださいね！

ひとりで思いつかなければ、
どうぞ、カウンセリングも使ってみてくださいね

参考になれば、幸いです。

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