いつもお読みいただき、ありがとうございます。
カウンセリングサービスの服部希美です。
今日は、先日アメブロの「恋と仕事の心理学」にUPしました、
「もっと自分と「ラブラブ」になろう♪」を
こちらでもご紹介したいと思います♪
私が日頃のカウンセリングで大切にしていることを、
ギュギュっと詰め込んで書いてみました
誰かの為に、と頑張れることも
とても素晴らしいことだけれど。
自分のことも、ちゃんと愛してあげてくださいね
* * * * *
カウンセリングの現場では
「彼は一体、どう思っているんでしょう?」とか。
「どういう気持ちで、そんなことをしたんでしょう」とか。
自分以外の人の心境を知りたいです、という
ご相談をされることって、多いです。
確かに、「相手のことを理解する(思いやる)」というのは
対人関係を良好にするためには、とても大切なことですし、
愛情表現の一つでもあるのですが。
自分以外の人の気持ちに
合わせることばかりに気を取られてしまって、
自分の心を置いてけぼりにしてしまってる方って、
けっこういらっしゃるんですよね
* * * * *
たとえば、あなたの彼がお仕事が忙しくて
あまりデートが出来ない状態・・。
記念日のデートも、仕事が入ったからと言ってキャンセル。
LINEも既読になったけれど、お返事なしっ
彼は私のこと、大切だって思っていないのかなぁ・・
だって、こんなにほったらかしにするんだもの・・
そんな不安でい~~っぱいの気持ちで、ネットサーフィンしていると
心理学系のブログにたどり着いた
そのブログには、
「お仕事に忙しい男性の心理」について、アレコレ紹介されていて
「男性は、お仕事を頑張ることで、女性を愛していたりするんだよ~」とか。
「男性は、責任感が強い生き物なんだよ~」とか書いてあった。
もちろん・・・・
そのまま自分の彼に当てはまるわけじゃないけど
「そっか~、男性って、そんな風に考えるんだなぁ」って、
すこし、自分の気持ちは楽になった。
だから、大好きな彼のために、
彼を応援できる、自分でいなきゃ。
「寂しい」とか「もっと会いたい」とか
彼を困らせることは、言わないでおかなきゃ。
そんなこと、思っちゃダメ。
こんな風に思う、自分がダメなんだ。
って、自分の気持ちをぐっと飲み込んで
彼に尽くしてしまう女性って、結構いらっしゃるんですよね。
実はその先!が大切なのですが、
この状態で理解が止まり、彼のことを思いやり愛してしまうと
「彼の気持ち」だけ優先して、
自分の気持ちは押し殺している状態、になってしまうんですね。
つまり「犠牲」をする愛し方、になってしまうんです
彼を応援してあげたい、とか。
彼のことを理解してあげたい、という愛情は
とってもとっても素晴らしいことなのですが、
「犠牲」をする愛し方を続けてしまうと、いずれ限界が来てしまいます。
たとえば、「犠牲」をしていると、「期待」が生まれます。
「私は、こんなに愛してあげたんだから、
そろそろあなたも、私も愛してちょうだいよ!」
という気持ちが出て来やすくなるんですね。
でも、ここで彼のことが大好きで、優しい方は
「私って、期待しちゃうぐらい
ムリしてるのかもしれないなぁ」
と自分を労わってあげるどころか
「そんなことを思っちゃダメダメ!!!
私って、思いやりがない女だわ。重たい女なのよ」
って自分の感情をさらに抑圧し、さらに自分を嫌っていきます。
そして、そんなことが積み重なってくると、
今度は、あまりに自分が苦しすぎて、
怒りの矛先が、彼に向き始めちゃったりするわけです。
せっかくのデートなのに、楽しめなかったり。
ちょっとしたことに、つっかかってしまったり。
本当に彼は、私のこと好きなのかな?って疑ってしまい、試したくなったり。
そして更に、そんな自分を責め、抑圧し・・・と繰り返していくうちに
どんどん、どんどん苦しくなって、
自分や、彼や、2人の関係性が嫌になってしまい、
投げ出したくなっちゃったりするんですね。
じゃあこういうとき、どうしたらいいの??
ガマンするぐらいなら、忙しい彼とはお付き合いしないほうがいいの?
と思う方がいらっしゃるとおもうのですが!
お別れする、しない、ということは置いておいて。
関係性がうまくいっていないなぁと思う時ほど、
自分がしんどいなぁ~と思う状況のときほど、
まずは「自分で、自分のことを大切にする」ことが、とっても大切なんですね。
つまり、相手にばかり向いている愛情を自分にも持ってきて
「自分も、相手も大切にする愛し方」を、研究することが大切なんです。
〇まずは今の自分を知り、まるごと受け入れてあげよう
自分をを大切にするための、最初の一歩目は、
今の自分を知り、認めてあげることが大切です。
たとえば、いま、自分がどんな状態であっても
どんな気持ちでも、まずは、そのまま認めてあげましょう。
彼のことを大切にしてあげたいけれど・・・
本当は、さびしくてたまらない。
本当は、もっともっと会いたいって思ってる。
大切にしてもらえてない、と感じてしまう。
自分の気持ちを、良いとか、悪いとか、
それを彼が答えてくれるかの「判断」は、横に置いといて
「私は、こう感じている」とただ認めてあげることがポイントです
そうやって、今の自分を受け入れてあげられるようになると、
いまの状態になっている原因に、アプローチしてあげられるようになります。
たとえば・・・
「寂しいままで、自分をほおっておかない!」
彼に会えないときには
お友だちに愚痴を聞いてもらったり、一緒に遊んだり
彼との予定が優先になっている今の状況を、
ちゃんと自分中心にすることを心がけてみる
カウンセリングなどでは、その寂しさの大元をたどって、
元彼や、お父さんとの関係性を癒していく、なんてことにもチャレンジしたりしますね~。
(時には、犠牲的なお母さんとの関係を癒すことが効果的な場合も。)
人によっては、ちゃんと彼に
自分の気持ちを伝えることが、大切になってくる場合もあるでしょう。
彼優先で愛するこの愛し方に期限を決める、というのも一つの手です。
(「このままずっと、これを続けていけるか不安」という状況から、
抜け出すきっかけになりますからね。)
抜け出すきっかけになりますからね。)
ケースバイケースではありますが、
自分の本当の気持ちを大切にして、
自分で自分を大切にする方法を探していき、自分で満たせるようになっていくと
自分が犠牲をする愛し方から抜け出すことが出来るんですね。
その結果、自分の気持ちに余裕が出来て
彼を愛することに、エネルギーが注ぎやすくなって、
同じ状況でも、心持ちが変わってきたり。
本当に自分が求めているもの、に気が付き、
お互いにベストな選択を選べるようになったりします。
とはいえ、いままで一生懸命
「大切な人のために、人を優先する生き方をして来た方にとっては、
自分を愛するって、未知のやり方だったりするんですね・・。
「いったい何をしたらいいの?
ぜんぜん、満たされた気がしないんだけど・・」
「こんなことやって、何が変わるの?慰めにしかならないよね」
「彼に満たして貰わなきゃ、意味ないのよ!」
「彼に申し訳ないなぁ」
なんて、抵抗が出てくる場合が多いんですが
(私も、めっちゃ出て来ました。)
自分の本当の気持ちって、
正直、自分にしか分からないものだと、私は思うんですよね。
自分が、自分の気持ちをみて見ぬふりをしてしまったら・・・
自分以外の人に自分の気持ちを伝えることも出来ないので、
誰もあなたのことを大切に出来なくなっちゃうんです。
ですからまずは、
「自分で自分のことを大切にしてあげること」つまり、
「もっと自分とラブラブになること♪」に
ちょっと意識を向けていただけたらなぁ~~って思います。
そうはいっても・・・と抵抗感が出てくるときには、
「あなたの幸せを祈ってくれている人」や、
「あなたを大切に思ってくれる人」
「あなたを大切に思ってくれる人」
誰も思いつかない方は「神様」や「女神様」だったら、
いまの自分になんて声をかけてくれるだろうか??って考えてみてくださいね~。
私たちは自分が持っていないものは、
相手に与えてあげられないといいます。
ぜひ、自分で自分を満たすこと。
もっと自分と「ラブラブ」になること。
日常ですこし、意識していただけたらなぁって思います。
参考になれば幸いです。