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服部希美
心理カウンセラー/講師
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役割にはまらず「どうすれば、自分が楽に楽しく関われるんだろう?」にこだわる。

いつもありがとうございます。
カウンセリングサービス 服部希美です。

今日は、恋愛や対人関係にとっても影響のある
「自分を大切にしよう」というお話です。

人想いで、優しい方に多いのですが、
相手が、大切な人であればあるほど、人に合わせたり、相手に尽くしてしまう方っていますよね。

ちょっと大変だったとしても、
感謝されれば嬉しいし、お役にたててる実感もあるから、
ついつい、いつも引き受けてしまうけれど・・

なんだか、もやっとしてしまう。

こんなときには、
あなたが優しくない訳でも、器が狭いわけでもなくて、
あなた自身に「甘える場所」がない場合が多かったりするんですよね。

実は私たちって、無意識に
一緒にいる人と、バランスを取りあうんです。

たとえば・・・

尽くす人が存在する場所には、
尽くされる人が存在しないと成り立ちませんよね??

怒る人が存在する場所には、
怒られる人が存在する。

甘えん坊が存在するということは
甘やかした人が存在するわけです。

そうやって、人と関わっているとき、というのは
なにかしら、相手と影響を与えあっているんですね。

それ自体は、悪いことでもなんでもないのですが、
尽くし系の方って、どの場所に行っても「尽くす側」になってしまうことが多いんです。

職場でも、お友だちとでも、彼とでも、家族間でも

「しっかりさんで、面倒見のいいお姉さんキャラ」から抜け出せず
自分を支えてくれる人がどこにもいない、なんて状況に陥りがち。

もちろん「相手のために」というあなたの愛情からでもあるんですが
長期的にその関係性ばかりが続いてしまうと、 ちょっと苦しくなってしまうのかもしれませんね。


周りも、悪気はないのですが、
そういうキャラを、無意識にもとめちゃったりするんですよね。

心理学ではこういう状態を「役割にハマる」なんて言ったりします。


こういうときには、
「まず、自分が楽に居られる場所を確保する」ことと、
「いまある関係において、どうしたら自分が楽に関われるのか?に、こだわってみる」ことをオススメします。


こんなことを書いています私たちカウンセラーというお仕事も、
どうしても「与える側」にいることが多いのですよね。

受け止める側、与える側。

でもね、いい状態で、
クライアントさまと接することが出来るように

カウンセリングのお仕事以外の時間に
自分のケアのためのカウンセリングや、セミナーに参加したり、
私生活を充実させたり(ライブに行ったり)しているわけです。

カウンセラー自身が受け取る場所、甘えられる場所があるからこそ、
お仕事が出来ていると言っても、過言ではないのです。


(人は、受け取ってないものは与えられないと言いますしね~~)

協力者を探す、でもいいですし、
イヤだな、ムリしているなと思うことぐらいは、手放してみる。

ここまではやれるけど、これ以上は無理だよ、と線をちゃんと引く。

そもそもそこまでしないと、ダメなのかな?って見直してみる。

いろいろ方法はありますから、
あなたの状況にあったアプローチで、
「どうすれば、自分が楽に楽しく関われるんだろう~?」って考えてみてくださいね。

また、表面的なことだけではなく

どうして自分は「尽くす一方」になっているのか?
大元を探り、心のパターンを変えていくのも大切だったりしますね。

もしかすると、こころの奥深い部分に
「私はそれだけしないと愛されない」なんて、無価値観が隠れているかも?

そういう場合は、いくらいい方法があったとしても、
「でもなぁ」で、終わっちゃったりしますからね。

宜しければ、カウンセリングも使ってみてくださいね。

参考になれば幸いです!

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