いつもありがとうございます。
カウンセリングサービス 服部希美です。
今日は、カウンセリングの現場にて
パートナーシップでも、フレンドシップでも
職場の対人関係においても、よくお聞きするご相談である、
「自分から誘うことが出来ないことで、待ちの体制にばかりなってしまって、距離が縮まりません」
というテーマで、書いてみたいと思います。
* * * *
実はこれ、私自身が、
ずっとずっと抱えていた悩みだったんですよね。
たとえば、私の場合、
「私、洋服が買いたいから一緒に買い物につきあって~!」
って誘われるのは、嬉しいけれど
自分が誘うのは、とっても苦手だったんですよ。
私の場合、相手に断られる怖さ、というよりも
自分に付き合わせることで、
相手に迷惑かけちゃうんじゃないかな?><とか
「いいよ、大丈夫だよ」って言ってはくれるけど、
内心、ムリして付き合わせているんじゃないかな?><とか。
「私のことで、
相手に手間を掛けさせてしまうのが申し訳ない」
という思いが、どうしても沸いてきてしまって、
だったら、ひとりで買いに行ったらいいよね。
罪悪感も感じなくて済むし・・・、という結論に至っていました。
ようするに、「遠慮」があったわけなんです。
そうやって「遠慮」していると、
どうしても、心の距離が出来ちゃうので、
当時の私は、彼や、お友だちとの心の距離が、すごく遠いものになっていたみたいなんですね
いわゆる、水臭い関係、というやつです。
「人から誘われるのはいいんだけど、
自分から、相手を誘うことが苦手」
その理由は、人それぞれ違うので、
アプローチ方法は、変わってくるのですが・・
以前の私のような「遠慮しちゃうタイプ」のみなさまは、
自分が、誰かから誘われた時、
「自分のために、断る」という選択肢を、ちゃんと持っておくことをオススメしたいと思います。
*
というのも、実はですね。
相手は、本当はちょっと迷惑だなぁ・・・><と思いながらも、
ムリして、自分に付き合ってくれるのかもしれない、と思っちゃうとき、というのは、
自分が、本当は辛いのにムリをして、
誰かの誘いにOKを出していることが多かったりするんですね。
もちろん、それ自体は、
相手のことを想う、あなたの優しさだったりもするのですが、
私たちは、
自分がそうしているように、
相手も、そうしてくれているのかもしれない・・
と思ってしまう、心の仕組みがあるんです><
そして、恐ろしいことに
あまりに無理して引き受けすぎると、
今度は、相手にも同じ価値観を強要したくなっちゃうんです。
私も経験があるのですが、
マイペースな彼に対して、
「なんで、私の予定に付き合ってくれないの?!」
「私のこと好きだったら、付き合ってくれるよね?」
って内心、イライラしちゃってました><
内心どころかバレバレだったと思いますけどね〜〜笑
ですから、実際に断ることをしなくても、
「自分のために断る、という選択肢を持つ」って、とっても大切なんですよ。
とはいえ・・・
お誘いを断ったら、彼に嫌われちゃうかもしれない><
とか、
私なんかが誘ったら、迷惑になるに違いない><
断られちゃうのが怖くて誘えない><
そんな怖れが、強く出てきちゃう場合は、
「私は嫌われる存在である」
「私は迷惑をかける存在である」
という思い込みから
アプローチしてあげるといいかもしれませんね。
カウンセリングもご活用くださいませ。
あなたと、大好きな人との関係を繋げるための、参考になれば幸いです。
記事に全然関係ない、今日の戦利品。
会場から離れたお家の中でも、
ピカピカ光りっぱなしだったので。 一生懸命電池を抜きました・・(笑)