婚活パーティや街コンでも、マッチングする率は正直高いんです。
学生時代でも、モテるほうだったかもしれません。
ただ、そんなふうに自分を気に入って近寄ってくる男性には、なんだか嫌悪感を感じるのです。
嫌悪感どころか、腹立たしい気持ちになってしまい
そうそうに、自分から別れを切り出してしまうのです。
かといって、自分が好きになる相手は、自分の方をあまり見てくれない人ばかり。
自分にだけ高圧的だったり、異性からモテるタイプだったりで、
追いかけてばかりの、振り回される恋愛ばかりを繰り返しています。
最近、結婚を考える年になって、焦りを感じてきました。
私は、自分を好きになってくれる相手と、お付き合いしたほうがいいのでしょうか。
それとも、好きな相手に気に入られるよう、言動を変えていったほうがいいのでしょうか？
こんなときには「あなたがずっと大切に守ってきた、もうひとりの自分」をもう一度大切にする。
ということが大切かもしれませんね。
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いつもお読みいただき、ありがとうございます。
心理カウンセラー 服部希美です。
カウンセリングでは、さまざまな方からお話をお伺いするのですが
「とても異性から人気がありそうだなぁ」と感じるような
同性から見ても、とっても魅力的な女性がご相談に来てくださることも多いです。
そんなときに、よくお話に出てくるのが
「異性に好かれるとイライラする・でも、好きになる人には相手にされない」というお話。
こんなご相談をいただいた時
異性に好かれた時にイライラする気持ちを紐解いていったりするのですが
こんな気持ちが出てくることが少なくありません。
「あなたに、私の何がわかるのよ」
「外見だけしか、見ていないのでしょう？」
「私に・・・これ以上期待しないで！」
そんな深い悲しみ。
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こんなときにはね、
うまく生きていくために必要だった「外側の私」と
いっしょうけんめい守ってきた「内側の自分」がいる状態のことが多いです。
たとえば・・
強い女性。派手な女性を、どこか演じてきた。
男なんて、って・・必死に強がりながら
これ以上、傷つかないように、傷つけられないように・・
大事に大事に守ってきた自分が心の内側にいる感じ。
その自分は・・・
たとえば、自然がとっても大好きで
動物さんと遊んでいる時間に、幸せを感じているような自分。
人とワイワイ騒ぐタイプではないけれど、ひとりひとりを大切にする自分。
面白いことがあると、動かずにいられないぐらい！子供っぽい自分。
野原で駆け回るような、男の子っぽい自分。
愛しむことが大好きな、柔らかで、まあるい心を持った自分。
本当はとっても傷つきやすくて。
でも、とても繊細な愛し方をする自分。
「本当の私なんて、知らないくせに」
その思いの奥には、大切なあなたの一部が
「誰か、気づいて」と、メッセージを送っているかもしれないのですね。
＊
何かしらの理由で「こんな自分がダメなんだ」と感じてしまったり
魅力的な容姿のせいで「OOちゃんは、こういう人でしょ」ってレッテルを貼られちゃったり
その感性のままでは生き抜いていけないような
過酷な状況で過ごさなければならなかった。
大切な人を守るために、変わらざるを得なかった。
なんて経験していたりすると
私たちは、外側に「自分を守るための自分」や
「周りの人を愛するための強い自分」みたいなものを作ったりするのですね。
＊
それが悪いわけでは全くないのですが・・
そうやって守ってきた分だけ
次に、自分を誰かに見せることが・・委ねることが・・
とってもとっても、とっても怖くなっちゃったりするんです。
「また、否定されたらどうしよう」
「また、傷ついちゃったらどうしよう」
その結果、自分をすいてくれる人には恐れを感じるので
イライラして遠ざけたくなったり
振り向いてくれない人ばかりを選んで恋愛をしたり
モテ男の甘い言葉にホロリといきそうになっちゃったりする。
なんてことが、起きやすくなることがあるのですね。
ですから、こんなときにはね、
まず、あなたが、安全な場所でね
ずっと守ってきた自分を認めて、慈しんであげましょうね。
どちらのあなたも、あなたの、大切な大切な、かたわれ。
あなたは、よくやってきたのです。
じゅうぶん、よくやってきたのですからね＾＾
外側に作ってきた自分には
「私を守ってくれてありがとう」
内側で守ってきた自分には
「もう、大丈夫だよ」って抱きしめてあげよう。
そしてね〜、まずは、自分の時間。
自分らしくいられる時間をたっぷりと取っていただくといいかなって思うのです。
どんなことが好き？
どんな時間が好き？
何を食べたい？
パートナーができた時に、こんなふうに扱ってもらいたいなぁ
そんな言葉を、自分にもいっぱいかけてあげてくださいね。
そうやって、自分で自分を認めて、感じていく時間を作っていくと
バラバラになっていた自分が統合されていき、
外側に見られる自分と、内面の自分のギャップが狭まってきます。
すると、好かれる人と好きになる人が一致して
「こんなふうに過ごしたかったんだよね」と感じるようなお付き合いが始まることが多いようですよ。
＊
とはいえ、どんな自分を守ってきたのか
もう、分からなくなっちゃいました・・という方もいらっしゃると思いますし
心の傷が大きすぎて、外の世界が怖すぎて
もうひとりの自分と統合することが怖い、と感じる方もいらっしゃると思うのです。
また「負けた気がする」「これまでの人生はなんだったんだ！」など、
腹が立って仕方がない、そんなプロセスを通ることもあります。
それは、あなたが悪いのではなくて
あなたが本来のあなたの良さや、
あなたが諦めざるを得なかったもうひとつの人生を取り戻していくための大切なプロセス。
大きな人生の転機でもありますから＾＾
丁寧に扱ってあげてくださいね。
また、ここは、とっても大切なプロセスですから
自分の本質をみてくれる人や、
安心して自分のことが話せる人にリードしてもらいながら進んだほうが安全だったりします。
よかったら、カウンセリングもお気軽にご活用くださいね。
参考になれば幸いです。
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