ちょっとしたことで、人を嫌いになっちゃう性格を直すには？

人を嫌いになりやすい私をどうにかしたい！

いつもありがとうございます。
カウンセリングサービス　服部希美です。

今日は、いただきましたコメントより
一記事書いてみたいと思います。

（コメントや拍手、ありがとうございます！
いただいたコメントは、ブログでご紹介させていただくことがあります。ご了承くださいませ）

コメントありがとうございます！

まず、頂いたコメントを読ませていただいて、
「めちゃくちゃ、お優しい方なんだろうな～」って感じたんですね。

なぜかといいますと、普通、
「あの人、嫌だな～」って感じちゃうような出来事があった時って
「あの人が悪い！」「あの人をどうにかしてほしい！」って感じると思うんですよ（汗）

そんな風に感じる自分に凹む、って
どれだけ優しくて、人を愛したい方なんだろう～って、私は思うんです。

実際のカウンセリングでは、

そんなお優しい方なのに、
どうして、いま、そんな状態になっているの？？

という視点で

いろいろなお話をお伺いしたり、心理分析をして、
根本的な部分から、癒すアプローチを取り入れたりするのですが。

今回は、
「自己嫌悪（自分で自分のことを嫌っている心理状態）」
が及ぼす影響力の視点から、書いてみたいと思います。

自己嫌悪が及ぼす影響力

ずばり、最初からお答えをお伝えしますと。

実は私たちって、
自分で自分のことを嫌っていると
周りの人も嫌いになりやすいんです。

たとえば・・・

「何やってんの！
もっと頑張りなさいよ！」

って、人にイライラしちゃう時。

自分に対しても

「何やってんの！私！
もっと頑張りなさいよ！」

って、責めている時が多いです。

というのも、実は私たちは、

自分のことを扱うように
大切な人を扱ってしまうことが多いんですね。

周りの人を責めてしまいがちだなぁ〜
最近、イライラしちゃうわ、という方は、
人に対して思っちゃうことを書き出して、主語を私に置き換えてみてください。

日頃・・・・自分に対しても言っていませんか？？

あの人のことが、嫌い！
あの人の、こういうところが、嫌！って思う回数よりも

自分のことが、嫌い！
私の、こういうところが、嫌！って思う回数の方が、多くないでしょうか？

たとえば・・
「もっとがんばれよ！」って
自分を叱り飛ばしている、そんなとき
私たちの心に、余裕って・・・ないですよね。

毎日、気が休まらない。

周りの人が、みんなライバルに思えたり、
追い詰められるような感覚が出てくる方も、いらっしゃるかもしれません。

そんな中、人に優しくする、寛大である、って
とっても難しいことだと思いませんか？

自分の心に余裕がなく、苦しいので
ちょっとしたことが刺激になり、爆発しちゃったり
それが嫌で、人を遠ざけてしまったり、
自分の「粗探し」をしているときのような厳しい目線で、相手を見てしまったりします。

「お前も、やれよ！」って

ようするに、
もしあなたが「人に厳しく、批判的である」とするならば、
それは、あなたが人を嫌いだとか、優しくないとかではなく

自分に対してとても厳しく、
批判的である可能性が高いんですよ。

もし、この状態にハマっちゃっている場合は、
自分を許し、大切にしてあげることがポイントになってきます。

～べき。こうあるべき。

そんなルールで、自分を縛り上げていませんか？？
完璧主義の罠にはまっていませんか？

私って、冷たいな。意地悪だな。怒りん坊だな。
そんな風に、自分を誤解していませんか？

できない私は、見捨てられちゃうかも。
そんな風に、無価値観を抱えていませんか？

自分を縛るルールを外し、慈しみ、
自分のことを、もう少し「いいもの」として扱ってあげることが出来るようになると
大切な人たちを自然と、大切に扱ってあげられるようになってきますからね！

ちょっと、視点を変えて
自分をもっと大切にラインからも、
取り組んでみていただけたらなぁ～と思います！

あくまでケースバイケースですので、
すべての場合に当てはまるわけではありませんが参考になれば幸いです！