失恋してまだ1週間。やり過ごすしかないのですか？
カウンセリングで失恋のお話をお伺いすることって多いのですが、
失恋して、何年も経っているんだけれどなかなか忘れられないのよね・・というご相談よりも、
「つい、先週のことなんですけど・・・」
という、失恋したての方のお話を最近お伺いすることが続いています。
正直なところ、誰だって
失恋してすぐに復活するって難しいんですよ。
だってだって、大好きなパートナーだったんですから。
一生懸命愛してきたんですから、当然なのです。
毎日の多くの時間を、その人が占めていたわけです。
エネルギーの多くを注いできた存在を、自分から切り離さないといけない。
ここは、ものすごく、身を切られるような痛みを感じても無理がないお話なんですよね。
ですから、復縁活動をするにしても手放しをするにしても
「お別れした」という事実を受けいれて、次のプロセスへと進んで行くためには、
それなりの時間が、必要なんですが・・・
そんな時期をやり過ごす、という視点で見てしまうと
ホント、やるせない気持ち満載になっちゃうと思いますよね。
わかる、けど、それ、辛すぎない？
私、耐えなきゃいけないんですか？
ということで、今回は
失恋から、次の恋愛に向けて。
心を扱うプロのカウンセラー的視点で、かつ、
服部のカウンセリングでは、こんな風なアプローチをとることが多いですよ
というご提案を書いてみたいと思います。
参考になれば幸いです。
失恋してまだ１週間。この時期に心で起きていること
失恋したて、というのは「ショック状態」から始まります。
相手から別れ話を切り出された場合は、特に
ちょっと、現実味を帯びてない感じの方もいらっしゃったり、
逆に、感情的になってしまい、パニック状態にも、なっていやすいですよね。
別れ話の時に思わず衝動的に、
「なんで？！別れたくない！！！」って彼に詰め寄っちゃった。
「あんただって、悪かったじゃん！」って逆切れしちゃった。
そんな方もいらっしゃるのではないでしょうか？
まーすでに、やっちゃったものは、仕方がないとしまして！
お別れした直後ってね
「早く、どうにかしなきゃ！」
「違う女の子に取られちゃうのでは！」
「早く気持ちを切り替えなきゃ！」
「次の恋愛に行かなくちゃ」
と焦りが出やすい時期でもあるのですが、
実は、この時期で大切なのは、いろいろ動いたり焦って結論を出すよりも、
「できるかぎり、自分を整えながら、相手の出方を待ってみること」が必要なことも多いのですね。
だいたい、目安としては、だいたい一か月ぐらいでしょうか。
自分側も動揺している時期ですが
実は相手も、動揺している時期なんですよね。別れを切り出した直後って。
だって、一度はお付き合いしたいと思った人にお別れを告げたわけです。
一度は愛し抜きたいと思った人を悲しませると分かっていて、別れを切り出す。
お互いのため、であったり、これ以上傷つけ合わないため、であったり
お別れを告げるには、それ相応の理由もあるものですが
別れを告げる側は、大きな罪悪感を感じてしまうことでもあるのですね。
ですからね、相手の動揺が落ち着くまで
ちょっと時間が必要だったりするんです。
また、この期間に相手の気持ちも、二転三転していることも多かったりもしますから
下手にあれこれ動いてしまうと裏目に出てしまうことが多いんですね。
一度落ち着いた方がいいのは分かった。でも別れた直後こそ、連絡を取りたくなったり、泣きつきたくなったりしますよね
でもねー・・
なんか、動きたくなっちゃいませんか？
居ても立っても居られない、と言いますか＞＜
会社の通勤路、みに行っちゃおうか。
おうちに電気がついているか、チェックしに行っちゃおうか。
SNSを覗き見しちゃおうか。
メールがしたい、声が聞きたい、会いに行きたい。
不安だし、寂しいし、辛い！！
そして、そんな気持ちが辛すぎて
だったらもう、いいわ。
嫌いになろう。あんなやつ、最低！
一言言ってやらないと気が済まないわっ！！
そんな自分の感情に振り回され
衝動的な行動に出てしまい、関係を自ら、ぶっこわしちゃったり。
私って最低よね。
あのとき、あんなこと言っちゃったから
お別れになっちゃったんだ。
って、いっぱい自分を責めて「謝りたい」衝動に駆られたり。
その気持ちは重々わかる気がするんですよね。
でもすこし、深呼吸しながら落ち着くこと。
ここ、大事なことだったりします。
「私はもう辛くなんてない」「もう終わったことだから」と感情を抑圧しても苦しくなる
でもね、かといって、
「私は辛くなんかないのよ」
「もう、終わったことなんだから」
なんて、感情を抑圧すると
悲しみが残ったままになってしまい、
次の恋愛に影響してしまうことも多いのですよ。
「もう、あんな思いしたくない」
そんな気持ちから、本当は復縁したいという気持ちまで抑圧してしまい
あとですっごく後悔したり、長年新しい恋愛に向かうことができなくなる、そんなこともあるのですね。
自分の感情と向き合っていこう。できれば優しく、労わりながら。
私たち人間は基本、「感情」発信で自分の行動を選択していくので
この時期はとくに「いかに自分の感情を整理し、どんなふうに扱っていくか？」が大切。
ですから、この時期の過ごし方のポイントは
「いかに、自分の心と体を癒しながら、今できるベストを尽くすか？」
がとても重要になってきます。
でもねー・・・
これが、一人では難しいんですよね。
だって、いっぱいいっぱい傷ついているし、先の不安が出てくるから。
ただでさえ、ひとりで頑張る愛したいタイプは、
自分に愛情をかけるのが苦手な方が多いですからね。
あなたはいかがですか？
ですから、この時期は、
自分以外の人に、いっぱいいっぱい、頼ったり
寄り添ってもらいながら進むのが大切。
正直なところ・・・ひとりでどうにかできるような悲しみでは、ないですよね？
この時期のカウンセリングでは、
カウンセラーといっしょに＾＾
感情を溜め込むのではなく、どんどんと感じていったり。
癒しのイメージセラピーや、心理学の手法、
そしてなにより、カウンセラーと接することで、
安心感や温かさを感じながら、心を癒していきます。
そうやって、傷を癒し、心の元気を取り戻して、
次のプロセスの準備を整えていくのですね。
そして、落ち着いてきたら
具体的に、失恋の原因を追究して、
復縁や、今後の恋愛に活かしていきます。
今後のことを考えるのは
ちょっとづつ、心が回復してきて。
「さぁ、私の幸せのために、なにをしようか？」と
本当の意味で、考えられるようになってきた時がベストタイミング。
ちゃんと自分を癒すことに集中すれば、
その時期は必ず、やってきますから安心してくださいね。
私たちカウンセラー側は、
寄り添い、話をお伺いしつつ
こっそり、次のプロセスのサポートや準備もさせていただいていますよ。
（ここが、お友達との違いでしょうか。）
カウンセリングもご活用くださいね。
失恋後って、不安で心細いもの。お茶を飲みにきたぐらいの感覚で、お話しに来てくださいね。
最後に、自覚がない方も多いので、
書いておきたいと思うのですが、
正直ですね、失恋後って、とっても不安なんですよ。
自信もめちゃくちゃ、なくしています。
ですから、「失恋ごときで」なんて思わずに、
お茶を飲みに来てやったぞ、ぐらいの感覚でいいので、
良かったら、会いに来てください＾＾
「顔を見ただけで、ホッとして泣けてきました。
普段めちゃくちゃ、ガマンしてたんですね・・・」
なんてお伺いすることも多いですよ～。
もちろん、その次の恋愛まで
ガッツリサポートいたしますからね！
（時短したい人もぜひ☆）
参考になれば幸いです。
失恋の記事、一部ご紹介。
たくさん書いていますので、検索してみてくださいね。
- 悲しい失恋にも、あなたの大切にしたい愛が隠れているとしたら。
- 失恋の事しか考えられない状態から、なるべく早く脱出する方法【保存版】
- もう何年も前に終わった恋愛の話を、カウンセリングで紐解く理由
- 後悔ばかりの失恋。傷が癒えていくのを待つしかないのでしょうか？〜胸を張って振り返り、学ぶ〜
- 失恋後「あの人がいないとムリ」と感じてしまうのは甘え？〜乗り越えようとしている自分にも気づいてあげよう〜
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