私たちが会話を交わしているとき、すこし気をつけているだけで
対人関係がうまくいきやすいポイントがあります。
それは、相手が話しているときに「相槌を打つ」こと。
「え?そんなことぐらいしてるし」
「そんなことぐらいで、べつに変わらないでしょ」
って思われる方もいらっしゃると思うのですが、
実は相槌って、すっごく奥深いんですよ!
愛の反対は「嫌い」ではなく「無関心」
いつもありがとうございます。
カウンセリングサービス 心理カウンセラー服部希美です。
ところで、みなさん「愛」の反対語ってご存知でしょうか?
実は「愛」の反対は「愛してない・嫌い」ではなく「無関心」なんですね。
無関心、という言葉を辞書で調べてみると
関心がないこと。興味を持たないこと。
気にもかけないこと。
と書いてありました。
ようするに、無関心って、
「そこに存在しているはずなのに、
まるで、存在していないかのように扱うこと」なんですよ。
私たちの心は、この
「愛」と「無関心」の関係を良く知っているので、
誰かから「無関心」なことをされると、とっても、しんどいです。悲しくなります。
「あなたなんて、嫌いだよ!」
って言われるのも、もちろん悲しいけれど、
まるで自分がいないかの様に振舞われる方が、
よっぽど心に突き刺さったりするんです・・・。
で、「相槌」というのは
相手の言動に「反応」しているということなので、
「私は、あなたの話を聞いていますよ」
という意味合いもそうなのですが、それ以上に、
「私は、あなたの存在を認めていますよ」
という意味合いで、
「相手を受容」し「安心感」を与えていたりするんですよ。
そして私たちは、安心感を感じると居心地が良くなります。
そしてそして、居心地の良さを与えてあげられる人の周りには
人が寄ってきやすくなるので^^
べつに、なにか特別なことを
してあげているわけではないけど、
なんだか対人関係がうまくいく、なんてことが起きたりするわけですね。
ですから「相槌を、侮るなかれ」なんですよ!
相槌を打ちながら、人の話を受け入れる時に意識しておくといいこと
で、ですね・・・・。
実はこれ、人に対して、もなんですが
自分に対しても同じなんですね。
今日のポイントは、実はここです!!!
・しんどいなって感じている私。
・寂しいなって感じている私。
・怒っている私。
・悲しんでいる私。
・失敗しちゃった私。
・ダメダメな私。
を、まるで「なかったかのように」扱い続けると
どんどんと自分の心は傷ついていきます。
自分を粗末に扱っている状態なので、
どんどん自己価値も下がっていき・・・
相手のために「相槌」なんて
打っている余裕もなくなっていくわけですね><
ですから、大切な人に優しくしてあげたいとき
いっぱい愛してあげたいなって思うときには、
まずは、自分の気持ちに
「そうなんだね」「うんうん」って相槌を打ってあげましょう^^
自分ではとても出来ません!
そんなところまで、がんばってきちゃった場合は
「受け入れてもらえる」感覚を感じるところから、スタートしましょうね。
カウンセリングもどうぞ、お使いくださいませ。
あなたの大切な人と、心をつなぐために参考になれば、幸いです!
講演します!
服部希美:「大切な人と「心」をつなぐために、今からわたしが出来ること。」