「もしかして、怒ってる?」
「俺、なにかしちゃった?」
そんな風に、自分の様子を伺ってくる彼を横目に
「別に・・・なんでもないよ」
といいながら
普段以上に、ガチャガチャ音を立てて食器を洗い
去り際、部屋のドアを、
わざとバタンと音を立てて閉じる。
・・・こういうとき。
「本当に、なんでもないこと」って、
あまりないですよね~^^;
いつもありがとうございます。
心理カウンセラー服部希美です。
今日は「察して欲しい」と思っちゃうとき。
さっき書いたくだりは、
私がかつて、よくやっていた「怒り方」なんですけども
みなさん・・・身に覚えはありませんか?(私だけ?)
こういうとき、
私たちが、密かに期待していることって
「察してもらうこと」だと思うんですよね。
でも・・・
この期待って、けっこうな確率で
裏切られることが多いんですよね・・
(私も、さんざん経験済みです^^;)
とはいえ、
なかなかこの表現方法を手放せない・・!
そんな方も多いのではないでしょうか?
実はこういう「怒り方」をする方って、
優しい方が多かったりするんですよね。
優しいがゆえに、
その人を大切にしたいがゆえに、
ストレートに自分の気持ちを
素直に言えないだけ、だったりもするんです。
というのも、実は私たちが
「腹が立っているとき」というのは
なにかしら「伝えたい本音がある」ことが多いのです。
悲しい、とか。
寂しい、とか。
分かってもらいたい、とか。
助けて欲しい、とか。
ごめんね、とか。
でも、素直に本音を伝えたら
「嫌われちゃわないかな」
「傷つけちゃわないかな」
「迷惑になっちゃわないかな」
って思うから、
「私から言わなくても、察して欲しい」
って思っちゃったりすることが多いみたいですよ。
(ちなみに、ガマンして・・ガマンして・・
爆発しちゃう!というのも同じです!)
*****
あなたのことを大切に思う人であれば、
遠まわしに表現されるよりも、
ちゃ~んと、あなたの口から
あなたの「本音」が聞きたいと思うんですよね。
たとえ、お互いに
意見の相違があったとしても
たとえそこで、
ケンカになっちゃったとしても
正直なところ・・・
がちゃん!ばたん!ってやり続け
お互いに、気持ちがすれ違ってしまうより
ちゃ~んと、
自分の本音を伝えたほうが、
二人の絆が強くなることも多いです^^
(あ、怒りをそのままぶつけるのではなく、
本音を伝える、ということですよ!)
ですからね、
相手を傷つけたくない。
相手の迷惑にはなりたくない。
そんなあなたの「愛」は大切にしながらも
ちょっと意欲を持って
「自分の本音を伝えること」にも、
チャレンジもしていただけたらなって思いますよ。
とはいえ、
いままでやれなかった方が、
いきなり「本命」にチャレンジするのって、
すっごく難しいことなので、
良かったら、
「自分の気持ちを素直に伝える練習」を
カウンセリングでしてみてくださいね
(「どうせ、伝えたって分かってもらえないよ」という
抵抗が強すぎるときには、
過去の心の傷がお邪魔している場合もありますので、
傷を見つけ、癒してあげることも近道です
もし、日常で練習するならば
「ネガティブ」な気持ちよりも
「ポジティブ」な気持ちを
相手に素直に伝えるようにしてみてください。
「ありがとう!」とか「すごいね」とか
「尊敬しているよ」とか。
言えてない「ポジティブな本音」って
けっこう多いと思いますよ~
あなたが、あなたの大切な人と
よりよい関係になるための、参考になれば幸いです!
【お知らせ】
先日、同じ名古屋地区の高見綾カウンセラーが、
ブログに私のことを書いてくださってました
心がふっと軽くなる、ステキな記事ですので
ぜひぜひ、読んでみてくださいね!
(ありがとうございました!)
【お知らせその2】
8月27日(日)
名古屋感謝祭で講演をします☆
ぜひ、聞きに来てやって下さいね。
面談カウンセリングのご案内
名古屋・鶴舞駅徒歩5分の弊社カウンセリングルームにて
対面式のカウンセリングをご提供しています。
また、月に一回東京地区にも出張カウンセリングを行っております。
オンライン面談(Zoom)もご選択いただけます。
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