友達が多い少ないで、優劣がつくわけではありませんが
私たちの人生において、友人の存在って、結構大きかったりしますよね。
でも、年を重ねるほどに、
お互いに立場や環境が変わり、心境も変化したりして。
昔からの友人と、疎遠になっちゃった。
そんなことも、けっこう良くあることだと思うんです。
じゃあ、新しく作ればいいじゃないの!と、
今の自分に合った友人作りを、がんばっていらっしゃる方も多いと思うのですが、
「なかなか、うまくいかないんですよ~
いったい、どうしたらいいのでしょう?」
「学生時代とは違いますね><」
なんて、ご相談をカウンセリングでお聞きすることって、けっこう多いんですよ。
でね。
こんなご相談をお聞きするということは
友人を求めている人はたくさんいらっしゃるということだと思うのです。
ということは、お互いに探している状態でもあると思うのですよね。
「友人になってくれる人、いないかなぁ」
ということで!今日は
「大人になってからの友人作り」のコツについて書いてみたいと思います!
いつもありがとうございます。
カウンセリングサービス 服部希美です。
記事が長くなりそうなので、最初にネタバレしてしまいますと、
大人の友達作りに大切なのは、やはり「コミュニケーション」なんですね。
「私は、こんな人ですよ」と、自己表現をしたり、
「あの人は、どんなことで喜びを感じるのかな?」って、興味を持ったり。
お互いに「コミュニケーション」を取り合いながら、一歩づつ心の距離を近づけていく。
そんな過程が重要だったりするのですけどね~
昔は、そんなに考えてなくても
友達って出来てたのになぁ・・
って、悩ましく思う方も
いらっしゃるんじゃないでしょうか?
*
実は、子供のころ
あまりコミュニケーションを意識しなくても
友人が作りやすかったのには、
学校というコミュニティがあることや
時間の余裕がある、ということだけでなく
まだ「自分の考えや、自分らしさ」が
しっかりと出来上がってないがゆえに、
人との境界線が曖昧で、周りの影響も受けやすい分、
「私とあなたは、一緒よね!」
という気持ちを感じやすかったので、友人になりやすかった。
という心理的側面があるみたいなんですね。
ですが、私たちは
成長していくにつれ、
あの子は、これが好きだけど
私はこれが好き。
などなど
自分の考え方や嗜好など、
自分らしさが出てきますよね。
すると、どうしても
他人との「違い」も感じやすくなるんです。
そうすると、子供のころのように
「私とあなたは一緒よね!」だけでは
つながれなくなってくるんですね。
この「大人になる」プロセスの過程で、
いままで友達だった人とのバランスが崩れて、ケンカ別れしちゃう
なんてことも、起きたりするんですよ。
ちなみに、発達心理学の分野の考え方でいくと
青年期前後ぐらいから、友人関係が変化してくると言われています。
男の子も女の子も関係がなく、仲良くできた時期から
「私たち、同じよね」と「同じ属性でつながる」時期を経て
「私たちには違いがある。あの人と私は違うけれど、それぞれ価値があるよね」
そんなふうに分かり合えるような心に成熟して行った結果
「この人だったら裏切られたっていい」という深いつながりを持つことができる。
そんなことを言われてたりするんですね。
*
ですから、大人の私たちは
相手に自分を合わせなきゃ、とか。
嫌われないかな?とか。
私って変なのかな?とか。
他者との違いを怖れる、いう方向ではなく!
自分の個性に自信を持って、
お互いの違いを、理解し合うための
コミュニケーションを取ること
が、とってもとっても、
重要になるわけなんですね。
もちろん、すべての人と仲良くなるということは
難しいと思うのですが(相性もありますしね)
「私たち、似てるね!」だけでなく
「へ~、あなたはそう思うんだ!私はこう思うよ!」
そんな、コミュニケーションを通して、
互いの違いを、受け入れ合うことが出来たなら。
いろ~んな経験を経てきた、
大人同士だからこそ、深いところで「つながれる」。
そんな関係性を、築くことが出来ますよ。
「自分に自信がありません><」
「自分のことが、大嫌いです」
そんな方は、まずはいっしょに
自分とコミュニケーションを取っていきましょう~^^
応援していますね。
参考になれば幸いです!
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