いつもお読みいただきありがとうございます。
カウンセリングサービス 心理カウンセラー服部希美です。
さてさて、 今日はカウンセリングでの取組みの中で出てきやすい
焦りについて書いてみたいと思います。
ハードワークがやめられない、暴飲暴食・性的な依存が止められない、そんな方にもお役立ていただける記事となっております。
よろしければ続きをどうぞ!
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カウンセリングの現場では、
クライアントさまが「結論」や「結果」を
焦って探していらっしゃるように感じられたときほど、
「結論を出す前に、一度立ち止まって、自分の心を整理整頓してみませんか?」
って、ご提案することが多かったりするんですね。
もちろんケースバイケースですし
個人的に、結論が早く欲しくなる気持ちも、
とってもとっても、とっても分かります。
迷っている状態がしんどい、というのも、分かるんですけどね・・!
この「焦り」がいっぱいの状況で「選択」をしてしまうと、
自分の本心とズレた選択をしてしまうことも多いんです。
というのも、実は「焦り」って、
自分が感じたくない感情から、
回避しているときに出て来やすい感情、なんですよね。
たとえば、ハードワーカーさんが
「体はしんどいのに、止まれない><」とか、
「周りは休んでいいよ、って言ってくれるのに休めない」なんていうときには、
「無価値感(何もしてない自分には価値がない)を感じちゃうのが辛い」とか。
なにかしてないと「寂しさ」が湧き上がってきちゃうから、とか。
感じるとしんどすぎる、本当の感情から
回避して心を守っている状態だったりするのですが、
たとえるなら
背中にずっと、「焦り」が張り付いていて追われ続けているような・・
そんな、終わりのない「おっかけっこ」状態になってしまうことが多いんですよ。
それが続くと、心も体もクタクタになってしまい、
「もう、これでいいじゃん!!」って、投げ出したくもなってしまったりも、、。
(この状態で、カウンセリングを受けに来られる方が多いんですよね)
焦りが出てくることは、決して悪いことではありませんし、
焦りの原因と、ちゃんと向き合ってあげることが出来れば、
焦りは「正当な分・自分が持てる分」だけに、減ります。
ちょっと心に余裕をもてるので、
自分の気持ちに沿った「選択」を選択しやすくなり
人生が変わってくることも多いですからね。
焦りの元は、出てきたときに、
ちゃんと「認めて」向き合ってあげていただけたらなって思います。
正直なところ・・
「焦り」って「見ないフリ」して進んだとしても、
いずれ「向き合うプロセス」が、やってくることも多いですからね。
あなたの焦りの大元は何でしょう?
自分さんに、どうしてあげたらいいと思いますか?
焦っちゃダメ、と自分を抑え込むよりも「どうしたの?」って聞いてあげてくださいね。(やさしくね!)
参考になれば幸いです!