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服部希美
心理カウンセラー/講師
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「私のこと好き?」って尋ねると、彼が不機嫌になるのは何故ですか?

今回は 「私のこと好き?」についての
男女の感じ方の違いについて書いてみたいと思います。

目次

つれない彼の気持ちを理解しよう

いつもありがとうございます。
心理カウンセラー服部希美です。

女性って、あまり悪気なく
「私のこと、好き?」って聞いちゃったりするのですが

どうもですね~~

「オレも君の事、大好きだよ~~~」って
快く、返事をしてくれる男性って、少ないみたいなんですよね。

歯切れの悪い感じの返答しか返ってこない。
どうも、話をはぐらかそうとしているように見える。

場合によっては、

何でそんなこと聞くわけ?めんどうくさいな~

どうやら
そんな「つれない反応」をする男性のほうが、多いみたい。

そんなやり取りが重なると

私たち女性は、
こんなことを感じてしまったりしませんか?

「もしかしたら私のこと、好きじゃないのかな?」
「他に好きな人ができちゃったんじゃないか?」

そして、ふつふつと沸いてくる
この不安をかき消したくて

更に「私のこと、本当に愛してるよね?」って聞きたくなる。

そして、聞けば聞くほど
彼の反応は、なぜか不機嫌に・・・・。

そうこうしているうちに
募りに募った不満や不満が大爆発!! 

「結局のところ、私のことどう思っているわけ?!
別れたいと思っているなら、そう言ってよ!!!」

そこでお互いにヒートアップし
最終的に、彼からお別れを言い出され破局してしまいました・・・

 な~んてお話を
カウンセリングでお聞きすることって、
けっこうあるのです。

こういうパターンでの
彼の口から出て気安い「お別れしたい理由」としては
・・こんな感じでしょうか? 

「君の事を嫌いになったわけじゃないけど、もう疲れた」
「きっと君には、オレじゃないほうがいいと思う」
「君のことが大切だからこそ、別れたほうがいいと思う」

 まぁ、逆切れパターンも多いかもしれませんけどね。

こういうとき

「ほーらやっぱり、あのとき私のこと好き?って聞いて
即答できなかったのにはこういう理由があったんだわ!」

やっぱり私は愛されてなかったのね!

「あのとき、大爆発さえしなければ
彼とお別れせずに済んだのかもしれない」

って私たち女性は感じてしまいやすいですけども

(失恋直後は、悲しみでいっぱいですしね

実はそれが本当の
お別れの理由じゃないケースも多いみたいですよ。

もうこれ以上、
あなたが悲しい失恋を繰り返さないためにも。

そして、今パートナーがいらっしゃる方には、
もっともっと「愛し愛される」関係性を築くためにも

今日はちょっとだけ、
違う角度から見てみましょう。

恥ずかしさという抵抗

まずは男性って、女性が思っている以上に

「好きだよ」と自分の気持ちを口に出すのが恥ずかしいようです。

  「え~~~~~、でもでも
アプローチしてくれたときは、めっちゃ熱烈でしたよ?
気持ちが冷めちゃったってことですか??」

って思っちゃいがちなのですが、
そのときの彼は「めっちゃ、がんばっていた」可能性が高いです。

というのも男性って、小さな頃から

「男の子なんだから、めそめそしてちゃダメ!」とか
「もっと、強くあるべき!」とか

「感情を感じてるのは情けないことだ」
みたいに育てられることが多いようです。

ですから
感情を感じて表現することにも、
あまり慣れていないことが多いそうなんですね。

つまり「恥ずかしさ」という抵抗を感じやすいわけです。

そんな方が、
「君のことが好きだよ」と言って欲しいと求められると、

自分の中の「恥ずかしさ」との葛藤からつい、
つれない態度をとってしまうことも多いようです。

特に日本人は、男女問わず恥ずかしがりやさんが多いですからね・・。

だいぶ、オープンになってきたとはいえ

外国のラブストーリーのように、
互いに見つめあい愛をささやきあう・・みたいなのは、
まだまだ苦手だと思います。

ですからこの

「単に恥ずかしがっている」だけのケースは、けっこう多いかもしれません。

こう言う場合はですね、彼のペースに付き合ってあげましょう。
恥ずかしさで追い込んでいくと、怒りにもなりかねませんからね。

「守れない約束はしたくない」責任感

誠意のある男性であればあるほど
責任感が強い傾向にあるため、

「相手のことが好き」=
「相手の人生を丸ごと背負うぐらいの覚悟が決まっているということ」

だと感じている方も多いようで
いやいや、そんなこと、軽々しく口には出来ない!
感じる方もいらっしゃるようです。

ただしこれは「彼女」に対して覚悟が決まってない、というよりも
彼自身が自分に対して自信がないと言いますか。

「本当に彼女を幸せにできるだけの力があるのだろうか?」
「本当にオレでいいのだろうか?」

と、自分自身を疑っているケースが多いようですね。

女性側からすると、濁された分だけ
「私は愛されてないのかな?」って感じちゃいがちですが、

大切な彼女だからこそ、適当な返事はしたくない。
だからそんなに、急かさないでくれよ!

そんな思いを抱えながら(自覚がない方も多いですけどね)
難癖つけて、はぐらかしている方もいらっしゃるみたいですよ~。

私のこと、好き?と言っている時のあなたの気持ちが大きなキー!

そんな彼らが彼女から 「私のこと、好き?」と聞かれると感じること。

女性側が、とてもいい気分の中
「ねぇねぇ、私のこと好き~?」って甘える。

このぐらいのことでは、
男性側もそこまで負担にならないのかな?と思うのですね。
逆に、嬉しい方もいらっしゃるかも。

きっと彼が「うんざり」しちゃうのは

「あなたは本当に、私のことが好きなの?」という疑いの気持ちから
「私のこと、好き?」って聞かれていると感じるとき、なのかな?と思うのです。

というのも実は
「あなたは私のこと、本当に好きなの?」と疑われているとき

責任感が強い男性側は、
こう思ってしまうことが多いようです。 

「オレは彼女のことを幸せにしてあげられていないのかも」

大切な彼女にそんな風に思わせしまった自分が悪い、
という罪悪感や無力感を感じてしまったりするのです。

そしてそれは、
本当は大切に扱ってあげたいという思いが強ければ強いほど、
感じるみたいなんですね。

そして、私たちは罪悪感が強いと
相手から責められているようにも感じるので、話題をそらしたくなります。

ですから、そういう雰囲気になってくると
逃げ腰にみえることが多いかもしれませんね~。

なんか、責められてる?試されている?
なんていうのが正解?俺、なんかやった??

その様子を見て、女性側が

「やっぱり彼は私のこと、そんなに好きじゃないんだ!」
「真剣に向き合ってくれてない」

って誤解して、傷ついてしまう。
それをみて、更に男性が罪悪感を感じて逃げたくなる。

その繰り返しをしているうちに、

「君の事を嫌いになったわけじゃないけど、もう疲れた」
「きっと君には、オレじゃないほうがいいと思う」
「君のことが大切だからこそ、別れたほうがいいと思う」

男性側が自分の罪悪感に潰れてしまう、というわけなんですね。

彼がキレて、大喧嘩が勃発する頃には
すでに彼の気持ちが罪悪感でいっぱいになっているケースも多いので

そのまま破局に至ってしまうことが少なくない、というわけです。

言葉のコミュニケーションは大事だけれど

言葉のコミュニケーションはとても大切。
でも、そこだけに捉われないこと!

女性側としては、大好きな彼だからこそ

「彼に言葉で伝えてもらえたら、とても安心できるのに」

という思いから、気持ちを言葉で伝えて欲しくなりますよね。

疑いたいわけじゃない。ただ、不安なだけ。
ちゃんと言葉として聞きたいだけ。

ねぇ、私、あなたを幸せにできていますか?

きっとあなたが彼に聞きたいのは・・
こういうことなのかな?って思うのです。

そのお気持ちも、分かるような気がするのです。
それだけあなたは、彼を喜ばせてあげたいのですよね。

あなたが悪いわけではないのですよ。

そしてね実際に、コミュニケーションとして
「お互いの気持ちを言葉で伝え合う」ということは、
とてもとても、大切なことでもあるのです。

女性側がガマンをし続ける関係も、いずれ破綻してしまいますしね。

でも「言葉だけ」に捉われることなく
彼なりの愛情表現や、想いにも気づいてあげることができれば
彼の抱いている気持ちに寄り添っていくことができたなら。

もっともっと分かり合い、
尊重しあう関係性が築きやすいかな?と思うのですね^^

その「理解の上」で、じっくりと
言葉のコミュニケーションを重ねていくといいかな?と思いますよ!

ちょっと、心がけてみていただけたらなと思います。

とはいえ、彼に何度も
「私のこと好き?」って確認したくなりますとか。
何度言ってもらっても、不安が消えませんという場合は

あなたの心の中に、今まで感じてきた
たくさんの寂しさや悲しみが、たまっているかもしれませんね。

いままでの分を彼にドバッと期待してしまうと
関係は崩れかねませんからね^^;

自分の不安から、大切な人との関係性を壊したくない!
そんな方はどうぞ、カウンセリングもご利用くださいませ。

あなたが心のそこから!
大好きな人と愛し合う喜びを
感じられる日が来ることを祈っています。

参考になれば幸いです。

  \こんな男性に惹かれてしまうシリーズはこちら/
男性心理

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