あなたよりも弱いもの、儚いものへ愛を向けてみる

そんな風に自分を奮い立たせ、
頑張ることは、悪いことではないと思いますし、
必要な場面もあるのも事実です。

でも、ちょっと疲れちゃったなーと思うときには
あなたよりも「弱く」「儚いもの」に愛を注いでみましょう。

たとえば、一輪のお花。

造花とは違って、
とても儚いものですが
ゆえの美しさ、もありますよね。

たとえば、ガラスや陶器。

丁寧に扱わないと割れてしまうものだからこそ、
美しさを感じたり、愛着が湧いたりすることもありますね。

たとえば、小動物。
あなたよりも力も弱いし、小さいですよね。

・・・彼らは「家事を手伝って」くれるわけでもないし
「掃除をしてくれる」わけでもないですよね（笑）

それでも、いとおしく、いじらしく
感じる方も多いのではないでしょうか？

あなたを含め、これらどれもに
「優劣」など存在せず「同じだけ」の尊さや価値があるということ

私たちはつい、忘れてしまいがちですよね。

そして、私たちの心は自分より

「繊細なもの」
「弱いもの」
「儚いもの」
「脆いもの」

に触れようとするとき
愛してみようと思ったとき

普段の忙しさで追いやってしまっている
自分の中の「優しさ」や「慈愛」があふれてきたりします。

自分の手や、眼差しや、口調・・

いろいろなものが「勝手に」
相手に合わせて、優しくなっちゃうんですね。

私たちは「自分の中の優しさ」に触れると、
ストンと自分のセンターに戻れたりします

入りすぎていた力が、スッと抜けたりするのですね。

ですからね

ちょっと頑張ることに疲れちゃったなーと思うときには
「自分より、弱いもの・儚いもの」に、そっと触れてみてくださいね

参考になれば幸いです。