婚活パーティなどで知り合った男性と
帰り際にLINEIDを交換して
ちょこちょことやり取りを続けていくうちに・・
あれ?初対面の時には
そんなに思わなかったけれど・・
なんだかLINEだと、盛り上がるぞ♪
へ~、こういう人だったのか。
案外、いいかも〜。
そんな風にLINEを通じて
「お互いを知っていき」「仲を深めていく」ことってけっこうあったりしますよね。
そんなとき、起きやすいのが
「LINEと実際の彼とのギャップ」問題、なのかもしれません。
いつもありがとうございます。
カウンセリングサービス 心理カウンセラー服部希美です。
今日は、現代っぽいお悩み。
「LINEやメールでは饒舌なんだけど
実際に会うと、なんか素っ気ない(無口)」
そんな男性について
ちょこっと、ひも解いてみたいと思います。
もちろん、ケースバイケースではあるのですが・・
今日は「文章」の観点から。
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さてさて、みなさま。
ここでちょっと質問なんですけども
普通の会話とLINEの「決定的な違い」って、なんだか分かります・・・?
それは・・・
「発言する前に、推敲できるか・できないか」の違いなんですよね。
LINEやメールって、
送信ボタンを押すまでは、
文章を、練りに練ることができますよね。
「これ言ったら、嫌われちゃうかな」
「こういう表現だと、どんな風に伝わるかな」
「相手が言いたいことって、これで合ってるのかな?」
「空気読めないって思われたらどうしよう」
「敬語だとちょっと堅苦しいかな・・でも
馴れ馴れしすぎるのも、どうか」
(一度書いた文章を読み返し)
「ここ、もうちょっと短く削ろうかな」
「スタンプのほうが、いいか」
(もう一度読み返し・・・)
「よし、これでいいか。送信!」
てな感じに、色々悩んで・・
自分なりに「ベストな文章」を作り上げてから送ることができるわけです。
まぁ、私の場合
書いては消し、書いては消し、を繰り返し
文章がスッカリなくなる、なんてことは結構あるわけなのですが
それでも、いろいろ推敲することで、言葉を選ぶことが出来ますよね。
でも会話って・・・そうはいかないのです。
リアルタイムで文章にしていかなきゃいけないし
自分の表情も見られちゃっている。
相手を見なきゃいけないわー
なんて答えるのがベストなんだろうか?って
考えているうちに、間が開いちゃうわー
格好もつけたいけど、うまい言い回しも出てこない!
あああ、どうしよう!
、、、ボロが出るくらいなら
いっそのこと、しゃべらないほうが無難じゃないか?
な~んて考えているうちに黙ってしまったり
相手からの質問に、素っ気なく
無難に答えるばかりになってしまう。
一生懸命話そうとすればするほど、
なかなか話す事ができない
こんなことって、男性に多いみたいなのですよね。
気遣いやさんで、優しい男性ほど
言葉を選びすぎて、言葉が少なくなっちゃったりするみたいです。
***
半面・・・女性って
すっごく「会話」に慣れちゃっているのですよね。
あまりおしゃべりは得意じゃないよ、って方も
もちろんいらっしゃると思うんですけども、基本的に「おしゃべり慣れている」のですよ。
たとえば、女性って
子供のころから、いっぱいお喋りしてたりします。
おままごとや、人形で遊んでいても
お友達と「会話」してますよね。
で、ですね。
ここからがポイントなのですが。
その「会話することに慣れている私」を基準にして男性を見ちゃうとですね
ちょっと誤解しちゃったりするのです。
「LINEではグイグイ来てたのに、何よ。
結局、受け身な人なんじゃないの」
「会うと全然話してくれない、ってことは
私、嫌われているんじゃないかな」
な~んて不安になっちゃって
本当は両思いなのに、自分からバイバイしちゃう。
そんな女性って、かなり多いのですよ~・・。
***
で、ですね。
もしあなたがLINEでやり取りをしていて
「あ、いいかも」って思う方がいらっしゃったならば。
ちょこっと「相手とペースと合わせて」みるといいかもしれません。
「私だったら」はちょっと横に置いといて。
「あなたのペースでいいですよ」という雰囲気で
会話のペースだったり、トーンだったり・・彼との会話を味わってみてください。
彼の沈黙は、もしかしたら
あなたを大切に思うがゆえに
言葉を慎重に選んでいるから、なのかもしれませんよ。
ちなみに、男女問わず、こういうタイプの人はですね~
「あ、この人には気軽に話していいんだな」って思えると
だんだんと、彼なりに話をし始めてくれる方が多いです。
テンポはゆっくりかもしれないし、
言葉はうまくないかもしれないけれど、
ひとつひとつを丁寧に、誠実に
お話してくれるタイプでもありますから
ぜひぜひ彼との「生の」コミュニケーションも
楽しんでみていただけたらと思いますよ。
あなたが、大好きな人と
より良い関係性を築くための参考になれば幸いです。