「どうして、こんなに頑張っているのに、誰も助けてくれないの?」
恋に仕事に対人関係に、なぜかいつも人生ハードモード。自他共に認める苦労性です。
そんな毎日を過ごしているあなたは、
人に迷惑をかけたくない優しい心の持ち主なのかもしれません。
今日は、そんな心優しき頑張り屋さんなあなたのために
毎日を好転するために大切なポイントを、心理カウンセラーの視点から書いてみたいと思います。
エクササイズもご紹介しますのでね、よろしければ最後までお付き合いくださいね。
いつもありがとうございます。
心理カウンセラー服部希美です。
どうして、こんなに頑張っているのに、誰も助けてくれないの?
「誰も私のことを助けてくれない!」
そんな思いを感じていらっしゃる方って
けっこう多いと思うのですね。
「頑張っているのに、報われないよ!
私だけが損をしている!(怒)」
そんな気持ちに陥ってしまい、世界を呪ってしまいます・・!
こんなお話を、カウンセリングではよくお伺いします。
そして、怒りがMAXにまで積み重なった結果
「もう誰のことも、あてにするもんか!」
「こうなったら、人の二倍三倍頑張ってやる!」
「はいはい、やればいいんでしょ、やれば!」
こんなふうに背負い込んでしまう方もね
少なくないのかな〜と思います^^(え?私だけ!?)
そしてねー、中には
「どうせ、助けてもらえないだろう」と思うから
自分の気持ちを正直に表現できない。人に頼れない。怖くて素直になれなくなっちゃった。
こんな方もいらっしゃるかもしれません。
「勇気を出して”助けて”って伝えてみたときに
拒否されたらもう立ち直れないよ」ってね。
もしもね、この記事にたどり着いたあなたも同じ思いだとしたら
「どうせ助けて貰えない」と諦めてしまうまでに、たくさんの傷つきや悲しみがあったのではないでしょうか。
そして「誰にも頼れない」「本音が話せない」
そんな過酷な状況の中、今日まで、必死に頑張ってこられたのではないかなと思うのですね。
助けてもらえないのは、あなたが悪いわけではない
この記事を読んでくださっているあなたは、
真の心の強さを持っていらっしゃる方だと思うのです。
自分の力でやり抜く、という意思や
責任感も十分にお持ちですよね。
苦しい時にでも、誰かへの優しさを選ぶことができる。
そんな優しい人でもあるのではないかなと、服部は思います。
だからこそ、誰の援助もない状態で頑張り続ける状態というのは
とてもつらく、苦しいものになってしまうのではないかなって思うのですよね。
毎回ピンチがやってくる、苦労性のパターンを手放すためにできること
でね。
「こういうときには、周りの助けの手を取る」
ということがとても大切ではあるのですが・・
もしもね、たとえば今回、あなたが周りを信頼して
頼るということを実践してみたとして、です。
「そうか、困った時は助けてもらえるのね」
って、ちょっと思えるようになったとしても、です。
「なんだか、いつもピンチに陥る」とか
「どうして助けてくれないの!」というイライラが募る状況が出来上がってしまう
つまり、ひとりで頑張る苦労性というパターンの
根本的な解決にいたらないことって、多いのです。
窮地に追いやられてはじめて「助けて欲しい」が言えるとしたら
ということで
ここからが、今日の本題です!
実はこの「私は誰にも助けてもらえない!」という状況を作り出す裏には
もうひとつ本題が隠れていることがあるんですね。
それは、ずばり
「困る状況に身を置くことで、
ようやく弱音が吐けたり、人に甘えることができる」という心理です。
誰にも助けてもらえない、という思い込みの本質は「助けて」を言う許可を出すためにあった?!
実は、愛されることに遠慮があって
助けて欲しいという気持ちを抑圧しているとき
「助けて欲しい」と言ってはダメだよね、と禁止している時
「自分を困った状況において、助けてもらわざるをえない状況を作り出す」
ことで、心のバランスを取ろうとしてしまうことがあるのです。
つまり「ピンチが毎回のようにやってきて、
死ぬほど追い詰められることで、ようやくSOSを出すことができる」
パターンを持っていらっしゃる場合が多いのです。
たとえば
ひとりで仕事を抱えた結果、体調を崩してはじめて
「ここまで体調を崩したのだから、助けてもらってもいいよね」って許可を出せる、みたいなかんじでしょうか。
ほかにも、こんなことを引き起こしてしまうこともあります。
自分から、困ったちゃんやダメンズに関わりに行って
しんどい状況を引き寄せてしまう。
ここぞ、というところで
体調を崩したり、大きな失敗をしてしまう。
お酒で大失態を犯してしまう。
体調がいつもよくない
お金がいつもない、使い込んでしまう。
職場トラブルに巻き込まれやすい。
結婚したいなって思っているのに
なぜか変な人ばかり引き寄せる。
ストーカー被害みたいなのに遭いやすい。
などなど、ありとあらゆる分野で
あえて「とても困った状況」を作り出して
「これだけ困っているわけだから、助けてもらってもいいですよね」
「助けてって言っても、許されるよね」
助けてもらいたいという気持ちを正当化し、
無意識に満たそうとする、という心理が働くことがあるのですね。
(もちろん、無意識のことが多いですけどね~。
無意識さんはとっても素直なのですよ!)
人に迷惑をかけない=愛だって感じていませんか?
言い換えてみれば、そのぐらい
人から助けてもらうことを迷惑をかけることだと思い込んでいたり
いま、あなた自身が苦しい状況に追い込まれている、ということでもあるのですね。
そして、きっとあなたにとって一番辛いことは
愛したい人なのに、周りの人を「助けてくれない人」にしてしまうこと、だと思うのです。
人に迷惑をかけたくない優しい心の持ち主だからこそ
「困っていても頼っちゃダメ」と追い込み、
結果、人から愛を受け取ることを遠ざけてしまったのだと思うのです。
でも、そんなふうに遠ざけてしまうと
結果「どうせ、あなたも私のことを助けてくれない人でしょう?!」って
「愛したかったはずの周りの人を敵扱いしてしまう」ことになりかねないわけです。
それは、あなたにとって・・
一番辛いことではないかな、と服部は思うのですね。
ですから、こんなとき私のカウンセリングでは
その方が持っている優しさを、ちゃんと優しさとして表現ができるように
そもそもどうして、あなたは「困っていないと頼っちゃダメ」って感じちゃったの???
というところを紐解いていったり
人に上手に頼るという練習をすることで
あなたをちゃんとしたところから、助ける。
そういうことをやったりします。
エクササイズをやってみよう!
- 誰も助けてくれない、ではなく、
私は困ってないと頼っちゃダメという思い込み - ピンチは助けという愛を受け取りたい心のサイン
- あなたはとても愛情深く優しい頑張り屋
思い込みは、持っていることに大切な理由があったり
持つようになった理由が心の中にあったりするので
むりやり変えていくことは難しかったりもするのですが
自分の心をみつめて、ケアをしていけば
自然と、変化が起きてくることが多いのですね。
根っこから取り組みたいという方は
カウンセリングをご利用いただくといいと思うのですが
今日は、思い込みを変えるエクササイズをご紹介したいと思います。
「困っていなくても、助けてもらってもいいよ」
「いっぱいいっぱい、愛されてもいいよ」
「ラクに幸せになってもいいよ」
これを、声に出してつぶやいてみてくださいね。
ひとりきりで、生きていくことなんてね
どれだけ立派な人でも、難しいのです。
甘えたい、頼りたいって思うこと。
それは自然なことであって、悪いことではありませんよ。
そして、つぶやいてみたあと
心がどんな動きをしているか?
ちょっと感じてみてくださいね。
悲しい気持ち、怒り、虚しさ、いろいろ感情が出てくるかもしれません。
どんな気持ちが出てきても、大丈夫ですよ。
ずっとひとりで抱えて、辛かったですよね。
ふっと気持ちが軽くなったら、終了です。
最後に
ひとりで取り組むのはしんどいな。
そんな方は、カウンセリングもお気軽にご利用くださいね。
このパターンをお持ちのあなたはね
きっと、人知れず頑張るタイプの方だと思うのです。
あなたがどれだけ、いままで頑張ってきたのか。
どれだけ捨て身で大切な人を守ろうとしてきたのか。
よかったら私に教えてやってくださいね。
自分の心のうちを「分かち合う」
等身大の自分を「見せてみる」
すべてはそこから、始まるかもしれませんよ?
応援していますね。
参考になれば幸いです。
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