葛藤しているときには「お互いの想いを聴き合おう」

私たちが生きているこの時代は
自由が増えた分、迷いの時代ともいえると思います。

選択肢がなかった時には、
迷う余地なんてなかったですものねー。
それしかないわけですから。

そう考えると「迷える」ということは
幸せな悩みなのかもしれません。

が！

しかしながら。

迷いに迷い
その場から一歩も動けない、という葛藤状態は
実はとてもエネルギーを消耗するのですよね。

たとえば、です。

「今日は、ハンバーグを食べたいな～」
「いや、今日はカレーがいいな～」

こんな気持ちで葛藤をしているとき。

ハンバーグが食べたい私

ＶＳ

カレーが食べたい私

あたかも、自分の中に2人の自分がいて

同じぐらいの声の大きさで
「カレーがいい！」「ハンバーグがいい！」
って叫んでいる状態なのですよね。

（なんとなく、左の方がカレーで右の方がハンバーグなイメージ笑）

葛藤が起きているときには、
お互いに「自分は正しい」と思っていますから
鼻っから、ケンカ腰です（笑）

ハンバーグに決まっているだろ！
ハンバーグなんて、ありえないさ！

正しさで押し込めようとするのですが、
お互いに「同じエネルギーの大きさ」なので、決着がつきません。

エネルギーがどんどんと消耗していき

限界まで来ると
「もう、どーでもいいよ…」という、
無気力になってしまうことも。

で、この状態を抜け出して
自分にとって一番いい選択をするには…

「ディスり合い」でも「正しさの主張」でもなく
「想いの聴き合い」が必要なんですね。

私たちが葛藤しているときって必ず

その意見を支持している大切な理由が

おのおのにあるのですよね。

つまりおのおのに
「大切な想い」があるから
簡単には譲れないのです。

ですから、その想いを

ないがしろにするのではなくて

お互いに、聴き合うことが出来ると

全く違う方向を向いていた二人が握手をし、
共に、最善の策を考えていくことが出来るのです。

 

「じゃあ、今日はカレーにして明日ハンバーグにしようか」とか。
「いっそのこと、ハンバーグカレーにしちゃおうか」とか。

「実は、オムライスが食べたかったんだよ！」とかね。

で、こういうとき

カウンセリングでは
ちょっと面白い心理セラピーをやったりします。

カウンセラーの誘導の元に、
ハンバーグさんとカレーさん。
お互いに会話してもらうんですよ。

私は、こうしたい。

私は、こう思っている。

 

クライアントさんに

ハンバーグさんとカレーさんになってもらい

想いを代弁してもらうのですね。

 

 

するとですね、

思いもよらない想いが出てきたりします。

ああ、私、こんな風に思っていたんだ…ってね。

まぁ、ハンバーグさんとカレーさんだと
コメディなイメージしかわかないかもしれませんが。

 

たとえばですね。

結婚をとるのか？

ＶＳ

仕事をとるのか？

こんな、人生の大きな決断になると
せめぎ合う二人の声の重みも質も
深いものになってきます。

その考えは間違っているとか
普通はこうでしょ、とか
周りの人に、こう言われたとか

そういうレベルではないぐらい

心の深いところにある想いの重みが

「両方にあるから」葛藤しちゃうのです。

どちらも、大事なんです。
だから、葛藤しちゃうのですよね。

だからこそ
自分の心にある本当の想いに気づき、
互いに耳を傾け合う。

というのが
葛藤を抜け出す一歩になるのですね

あなたの心の中に
ケンカしちゃっている二人はいませんか？

何年も、国交が断絶しちゃっていませんか？

この葛藤の先にあるものは

あなたが心の底から
「これで良かったんだな」と思える未来です。

「そうなの、これが欲しかったの」と
思わず嬉し涙がでちゃうような、そんな未来ですよ♪

葛藤と正面から向き合うというのは
ちょっぴり勇気が必要かもしれません。

どうぞ、私にも
あなたの本当に欲しい幸せ
応援させてやってくださいね。

参考になれば幸いです。

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