最近では、転職をすることに対して
昔ほどイメージが悪いわけではありませんが
仕事を変えたくなってしまう自分や
仕事を変えちゃった自分を責めていらっしゃる方って
けっこういらっしゃるのですよね。
頑張り屋さんの女性ほど、
その傾向が高いように思います。
そこにはね
世間体、というよりも
「一度決めたことなのに、頑張り切れない自分」
に対してのいら立ちや、悲しみが
いっぱいいっぱい、あるのだと思うのです。
ものすごく辛い環境の中でも
お仕事を辞められない。
明らかに体調が悪くても、休みを取れないのも
外的要因というよりも、
自分の心が、自分の選択を消しちゃっていたりする。
まぁ、こんなことを書いている私も
まさしく、そんな生き方をしてきた一人で
カウンセリングのお仕事を始めるまでは
まー、なんていうんでしょう。
命を削るような仕事の仕方をしてましたよー
どんな状況で働いていたのか・?は
服部に、直接聞いていただけたらと思うのですが
実はこれ、自分を罰するパターンのひとつ、だったりもするのです。
+++
実は、お仕事を罰に使っていない人は
お仕事に対してのプレッシャーが少ないので
仕事が長続きしやすかったり、転職もしやすかったりするのですよね。
お仕事は、私たちに豊かさを与えてくれる手段であり、
お仕事を通して、社会に貢献できるという手段であり、
自分のエネルギーを使える場所であり
仲間と面白いことを創造していける場所である。
そんな風に
「お仕事は私にいいものを与えてくれる」という
認識で働いているときって、自分をそこまで追い込まないんです。
落ち込んだり、悔しい気持ちを感じることは
もちろんありますが…自分の存在まで、否定しないといいますか。
ですから、お仕事で
ハードワークをしてしまうパターンを
根本から解きほぐしていこうと思うと
そのお仕事で経験したこと、だけでなく
「どうしてそんなに、自分に罰を与えたくなっちゃうの?」
という部分からひも解き、
本当の理由を探っていくほうが早いことも多かったりするのですね。
心理学的な考え方なので
ちょこっと難しい視点ですけどね。
(そのために、私たちカウンセラーがいるわけなのですよ!)
さて。
そうまで、自分に鞭を打って
自分を追い詰めてしまうのは、なぜなのでしょう?
その原点には、どんな愛が眠っているのでしょう?
あなたが本当に
守りたかったものは…なんだったのでしょうね。
私たちの心は、とても素直なんです。
自分の心の、本当のことが分かったり、
自分のやってきたことを認められたり
たまってしまった感情の処理が進んでいくと
自分が本当に進みたい方向へ
自然と心が導いてくれるようになります。
活力もね、やる気もね
ちゃんと戻ってきます。
でも、もう、
どうしようもないほどに
焼け付いているときにはね
そこまで考えなくたっていいんですよ。
まずは、自分のこと。
本当の意味で大事にしてあげることを
練習していきましょう。
どうせ自分に与えるなら!
罰よりも、許しと安心を。
罵声よりも、賞賛を。
どんなときだって愛することを選び続けた自分に
惜しみない拍手を送ってあげて欲しいなって思います。
ここにいらっしゃる方は、
人生のターニングポイントに立っています^^
この先にはね、あなたがいま
想像しないような世界が待っています。
ここまで頑張れたあなただから
見える世界はあるはずなんですね。
応援していますよ。
ひとりで、抱え込まないでね。
参考になれば幸いです。