お付き合いしている彼がいるんですが、
どこか、彼のこと「好きになりきれてない」ような気がするんですよね。
イマイチ、気持ちが盛り上がらないというか。
これって、本当は彼のことが好きじゃないってことなのでしょうか?
別れたいとは思わないのですが、
このまま付き合っていていいのかなって、なんだかモヤモヤしています。
こんなとき。
「彼だから」ということではなく、あなたの心の中に
「万が一失恋をしたとしても、傷つかないように」ブレーキをかけている場合があるかもしれませんね。
失恋を見越して、恋愛していませんか?
いつもお読みいただき、ありがとうございます。
心理カウンセラー 服部希美です。
今日は、お付き合いしている人を、なんだか好きになりきれない心理を紐解いてみたいと思います。
相手に対して大きな不満があるわけでもないし
別れたいと悩んでいるわけではないのだけれど・・
なんだか、お相手と一緒にいるときに心が動いていないような気がする。
まぁ、こんなものかな。
すこし退屈に感じてしまうこともある。
でも・・本当に好きだったら、こんな冷めた気持ちにならないのではないか?
私は本当に、彼のことが好きなのだろうか。
こんなふうに感じているとき
過去のつらい失恋の経験から「これ以上好きになったら、お別れすることになったときに辛い」という心の防衛が起き、大好きになりすぎないようにブレーキをかけてしまうことがあるのですね。
たとえば、あなたに、大好きだった彼に振られて、
すっごく辛かった大失恋を経験しているとしたら・・
もう二度とそんな辛い思いはしたくない!と思っちゃいますよね。
大好きだったからこそ、辛かった。
気持ちを立て直すのにも時間がかかった。
自分のことも、いっぱい責めた。
そうすると、その後の恋愛では「あまり、本気にならない」ように、
無意識に、自分の気持ちをコントロールしちゃうことがあるのですね。
だって、相手の事が大好きになっちゃったら
お別れするのって、とてもとてもつらいですから><
期待しないように・・期待しないように。
期待しなければ、傷つかずに済むでしょう?って。
大好きにならないようにブレーキをかけていると、親密になりきれない
でもね、「大好きにならないように」ブレーキをかけていると、
ふたりの間に、心の距離が出来てしまうので
お互いに寂しさを感じてしまったりします。
自分も「この熱量でいいのかな」って感じる。
相手もその様子を見て「なんか、自分のことをそこまで好きじゃないのかな」って感じる。
すると、いつまでも縮まらない距離に
寂しさがマックスになってしまった相手から
お別れを告げられてしまうなんてことが起きてしまったりすることも。
つまり、恐れていることが現実で起きちゃうこともあるんですよね。
でも、ここで一番大切なことは・・
そんな経緯でお別れしてしまったとき
大好きにならないようにしていた分、傷つかなくて済むかというと
実体験から言うとですね、やっぱりお別れって辛いものなんですよね^^;
だって、ブレーキを掛けなければ「大好きになれた相手」ですから。
あなたは相当・・・・
相手のことを気に入っていたはずですし、
ちゃんと、大切に愛してきたと思うんですよ。
ブレーキをかけていたって、かけなくったって
好きな人とお別れすることになったら、誰だって辛いのです。
思い切り人を愛することができる私になるために、視点を変えてみる
ですからね
こんなときには、すこし視点を変えてみましょう。
終わってしまった恋愛も。
まっただ中の恋愛も。
これから先の恋愛も。
すこしだけ、視点を変えてみませんか?
また、傷ついてしまうのではないか?
好きになってしまったら、また酷い目に遭うんじゃないか?
そんなふうに、傷つく想定で相手と関わるのではなくてね
「私が彼を、愛したいから愛するんだ」
「私が彼を、愛したかったから愛してきたんだ」
自分の感情に、主体性を持ってみましょう。
ここで悩むあなたのことです。
辛かった失恋も
ブレーキを踏んで終わってしまった恋愛も
あなたはその時の精一杯で、相手を愛してきたはず。
愛を恐れに置き換えてしまうのではなく、
愛のままで大切にしてみてください。
あなたの大きな愛と、純粋さが腑に落ちた時には
きっと、これから先、これまで以上に!
人を愛する喜びを得ることが出来る、ステキな恋愛が待っていると思いますよ。
まだまだ過去の失恋の心の整理がついていません、そんな方は
カウンセリングもご活用くださいね^^
応援しています!
参考になれば幸いです。