「恋愛はしたいなと思うのですが、好きな気持ちがわかりません。」
「好みのタイプと言われても、いまいちピンときません。」
「どの人も、悪く無いなと思うんですけどね・・・。」
カウンセリングでは、前々からこういったお話をお伺いすることも多いのですが
なんとなく、年々増加傾向にあるような気もするのですよね・・。
「私はこういう人が好きなんです!それ以外は願い下げなんです!」みたいなね
恋に生きる情熱的な方もいらっしゃいますし、
そんな方に憧れを抱いている方も多いのですが・・
みんながみんな、そういうタイプでも無かったりするのです。
で、こういうときに服部がお伝えする一つの指針が
今回のタイトルなんですよね。
あなた自身が「この人といるときの自分が好き」と思える相手がいいかもね、って。
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実はこの指針は恋愛だけでなく
友人や職場などでも同じなのですね。
なんとなく、この人と一緒にいる時の自分って好きかも。
なんとなく、この仕事をしている自分って好きかも。
そう思える相手、というのは
あなたと相性がいい人や場所でもあり、
あなたらしく、相手に与えられている状態でもあり
あなたが自然体でいられているということでもあるのですね。
その状態が、周りから見たら「え?それって犠牲的なんじゃ無いの?」って思ったとしても
他の人から「えー、私だったら無いわ〜」「もっといい人いるんじゃない?」って言われようとも
あなたが「まぁ、いいんじゃない?こんな私も」って思えれば、それが一番いいわけですね。
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大人になればなるだけ、私たちは賢くなります。
傷ついたり、悩んだり、行き詰まったり、救われたりしながら
たくさんの経験を重ねて、どんどん成熟していきますね。
それは素晴らしいことなのですが
その結果、学生時代のように
後先考えずに無防備に誰かに恋に落ちる、ということが
難しくなりがちなのも事実のようです。
この人は信頼できる人なの?この先、安定して過ごせる人なの?
私のことをどう扱う人なの?金銭感覚は?結婚観は?などなど・・などなど・・。
先のことを考えたり、過去の出来事を探ったりしながら
「本当にこの人でいいのか」「頭」で考えがちだったりします。
もちろん、それが悪いわけでは無いのです。
でもそれで、こんがらがってしまったときにはね。
「この人といるときの自分が好きかどうか」
その感覚をちょっと探ってみるのも、一つの手かな?と思いますよ。
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恋愛において難しさを感じるのであれば
まずはあなたの身近な人や場所で
「これをやっているときの自分って好きだな」
「この人と一緒にいるときの自分って好きだな」
と感じられる時間を増やしていきましょう。
ちょっとナルシストだなと感じちゃう方もいらっしゃるかもしれませんが
自分に対して、小さな誇りを持つことって大事ですよ^^
大切な人の誇りも、大事にしてあげられますからね。
あなたは、どんなときの自分が好きですか?
よかったら服部にも教えてやってくださいね。
あなたが心から「いいな」と思えるパートナーシップが育めますように。
参考になれば幸いです。