彼はとっても優しい人なんです。
連絡もこまめにくれるし、一緒にいて楽しいし。
それに比べて、私ときたら、
彼を喜ばせるどころか、困らせてばっかり。
気は利かないわ、ワガママだわ・・・
彼に迷惑をかけてばかりなんですよね。
彼は、それでいいよって言ってくれてるんですが、最近良く思うんですよね、
「・・・私が彼女で、本当に良かったのかな?」って。
いまのうちに、お別れしてあげたほうがいいのかな?って。
もちろん、私は彼のことが大好きなので、
お別れしたくないって思う気持ちも大きいんですけどね。
いったい、どうしたらいいのでしょう(泣)
いつもありがとうございます。
カウンセリングサービス 心理カウンセラー服部希美です。
今日は「こんな私が彼女で良かったのかな?」と感じちゃうとき。
お友だちにこういう相談をすると、
「惚気てるんじゃないわよー!」って
言われちゃいそうでなかなか言えないんですよね、
なんて前置きをいただくことの多い、こんなご相談。
気軽にできない相談ほど、深く悩んでしまいますよね。
大好きな彼を大事にしたい、と思うがあまり
身を引いたほうがいいんじゃないか?と考えてしまう
心優しき頑張り屋さんのあなたに。
今日は書いてみたいと思いますよ。
大好きな彼にお別れを告げてしまう前に・・
この記事にたどり着いてくださっていますように。
「こんな私が彼女で良かったのかな?」
と感じているとき、というのは
自己価値がとても低い状態なんですね。
私なんて迷惑な存在だよね。
私なんて、愛される価値がない。
そんな「誤解」が、自分の心の中にあり、
自分で自分のことを、とても「ちっぽけ」に扱っていたりする事が多いんです。
そんな風に感じながら、お付き合いをしていると、何事にも
「こんなことしたら、彼の迷惑になっちゃうかな?」と感じて
遠慮をしてしまったり、
過剰に気を使ってしまったり、と、
素直に愛情表現が出来なくなってしまいがちなんですよね。
そうすると、2人の心の距離が遠くなるので、
愛し合ってはいるんだけれども、
お互いに、どこか寂しさを感じてしまったり、
「いつか、別れを切り出されるかもしれない」という不安から、
いっそのこと、自分から別れを切り出したほうがいいんじゃないの?と
悩んでしまったりすることが出てきたりするんです。
この状態から抜けだすためには、
自分の中の誤解を解いてあげることがポイントになってくるのですが、
「こんな私でいいの?」って彼に、何度も何度も確認して
「君がいいんだよ」と何度も何度も言ってもらってもね
なかなか信じられなかったりするんですよね^^;
人によっては、自分の不安をぶつけすぎて、
彼が信頼されてないことに寂しさを感じ、関係が壊れてしまった。
なんてご経験がある方もいらっしゃるかもしれません。
私たちは、いい意味でも悪い意味でも、けっこうガンコなんですよ(笑)
「私がこう思うんだから、きっとそうに違いないもん!」と思うと、
周りが何を言おうが、頑として譲れなかったりします。
ですからこの「誤解」は
誰かに解いてもらうことに期待するよりも、
自分で自分の誤解を解いてあげよう、と意欲を持つことが
この状況を乗り越えるために、大切になってくるんですね。
とはいえ・・・
この意欲を、持ち続けることってけっこう大変なんです(泣)
なんてったって、自分がいままで信じてきた世界を壊すことになりますから、疑いも沢山出て来ます。
でも、その分、
この誤解が解けて、腑に落ちてくると
見方が変わってきたりするんですね。
世界が変わってくるんです。
あなたが大好きな人と
心から笑顔になれる世界に。
共に笑い、共に泣き
いろんなことを彼と一緒に乗り越える。
そんな世界に・・変えることができるのですね。
*
私なんて迷惑な存在だよね。
私なんて、愛される価値がない。
恋愛だけではなく、人生全般において、
この「誤解」が生きづらさの原因になってしまうことって多いので
ぜひ、このチャンスに意欲を持って取り組んでいただけたらな~って思いますよ!
あなたの愛の大きさに気づこう
自分のことをちっぽけに扱っているとき、というのは、
自分の愛情も、とてもちっぽけなものだと感じてしまいがち。
私には、彼を幸せにしてあげるような愛を持っていない。
私じゃ役不足だ、と感じていることが多かったりします。
今回はこの部分にフォーカスしてみたいとおもいます。
あなたが日頃感じている
「こんな私が彼女でいいのかな?」
という想いの奥を覗いてみましょう。
「こんな私が彼女でいいのかな?」は、
「私とじゃ、彼は幸せになれないんじゃないかな?」という意味ですよね。
この想いを、ひっくり返してみると、
彼のためなら、身を引いてもいいと思えるぐらいに
あなたには「大好きな彼に、幸せになってもらいたい」という深い愛がある。
ということになりますよね。
「彼を、ちゃんと愛してあげたい」
「彼に、喜びを与えてあげたい」
「彼に、幸せになってもらいたい」
そんな風に思うからこそ、
うまく愛せていない(と感じているだけなんですけどね)
自分を責めてしまうわけです。
あなたのその愛って・・・・とても尊いものだと思いませんか?
ぴんと来ない方は、
例えば、あなたが
そんな風に誰かに想われていたら、
どんな風に感じるかイメージしてみてくださいね。
あなたのことを、
それほどまでに愛してくれている存在がいるということは、
とてもとても、ありがたいことだとおもいませんか?
私たちは、完璧ではないので、
愛情を持っていたとしても
うまく愛せなかったり、間違ったりしてしまうもの。
「こうしてあげたいのに、うまくできない」
と思うものが多いとき、私たちは自分の未熟さを責め、
こんな私でいいのかな?って思ってしまいがちですが、
大切なのは、そこではなく、
それほどまでに、彼を愛したい。
大切にしたいという気持ちじゃないでしょうか??
私は、あなたの持っている愛の大きさに、
気付いていただけたらな~って思うんですよね。
「こんな私が彼女で良かったのかな?」の角度ではなく、
「それほどまでに、彼を愛しているし、愛したいんだ」と思っている自分に、意識を向けていきましょう。
エクササイズとしては、
いままでやってきたことで、彼に喜んでもらえたことや、
してあげたかったこと、うまくいかなかったことを振り返り、
「私なりに、一生懸命、愛してきたよね」って、
いままでの頑張りを、認めてあげるといいと思いますよ。
そして、ちゃんと自分の愛の大きさに自信を持って、
「こんなに私に愛されて、彼は幸せ者だよね!」って思えたら。
私なんて迷惑な存在だよね。
私なんて、愛される価値がない。
という誤解が、
今の自分でも、十分彼を愛せている。
このままの私も、彼から愛されてもいいのかも。
って思えるようになって
愛し愛される喜びを、今以上に感じられるようになると思いますよ!
自分で自分の中の愛に気づき、認めてあげてくださいね。
「こんな私が彼女で良かったのかな?」ではなくて、
「私が彼女で良かったね!」
いつか、そんな風に笑えるといいですよね
あなたが、大切な人と
よりラブラブになる参考になれば幸いです。
「私の悩みなんて、たいしたことないよね」と思うあなたへ
「頭では分かっているけれど、心がついて行かないとき」どうしたらいいの?