いつもありがとうございます。
カウンセリングサービス 服部希美です。
心優しき頑張り屋さんのご相談では
「私、甘え下手なんです」「彼が甘えさせてくれません」という類のものも多いのですが
「彼が頼ってくれないから、私のことは必要ないのではと不安になる。」
「世話を焼いているつもりはないけれど、ほっといてほしいと言われてしまい、思いが伝わらなくて悲しい。」
「彼が、自分を頼ってくれなくて寂しい。」なんてご相談も多かったりします。
彼にとって、私はいてもいなくてもいいのかな。
私を一番に頼ってくれたらいいのに。
私、あなたのお役に立てるよ。
大切な人の力になりたい、という思いは愛からだと思うのですね^^
あなたがどれだけ「愛したい人」なのかということの表れではあるのですよね。
でもここに「不安」が混じっているとしたら・・
ちょっと心の中をチェックしてみるといいかもしれませんね。
頼ってくれない彼に感じている悲しみの本質はどこにあるのか?という視点
これは「男性と女性の愛し方の違い」という側面も多いんですけどね
(女性の方が、どちらかというと甲斐甲斐しく面倒を見たい人って多いですよね^^)
あなたの心の中、つまり「未完了になっている思い」から
「助けてあげたい」という思いが、過剰に出てきちゃってる場合も少なくないんですね。
例えば・・・
事情があって、小さい頃から
「寂しい思い」をいっぱい我慢してきちゃった女性がいたとしましょう。
その人にとって「寂しい」と感じることは本当に辛くて、
大人になった今でも、とても敏感に「寂しさ」に反応してしまう。
そういう状態で、大好きな彼と出会い、恋に落ちた時。
彼に絶対に「寂しい思い」って、して欲しくないですよね。
たくさんLINEを送ってあげたい。
悩み事を聞いてあげたい。弱音を受け止めてあげたい。
気にかけてあげたい。励ましてあげたい。
だって私には、そういう存在がいなかったから。
そういう存在がいてくれたら、救われたから。
それはそれでね、素晴らしいことなんです。
痛みを愛に変えられるあなたは、間違いなく愛し上手。
でもね、痛みが残ったままだと
彼が「私だったら、寂しいだろうな」という状況に立った時
大好きな彼に、寂しい思いをさせちゃいけない!
絶対に、助けてあげなきゃ!!
という気持ちが、溢れてきちゃうんですね。
その溢れ出る感情が大きければ大きいほど
(つまり、その方が抱えている寂しさが、大きければ大きいほど)
どうしても、自分の感情に振り回されてしまいますから
「本当の所、彼は、どう思っているのかな?」
「彼が本当に望んでいることを、やってあげれば充分なんだ」
という視点が抜けがちになったり、
「私って、そのぐらいの存在なの?」
「彼は私に、本当の姿を見せてくれてない!」
などなど、自分の痛みに入ってしまい、彼とのコミュニケーションがすれ違ってしまう、なんてことが起きたりするわけです。
大好きだからこそ、彼の役に立ちたい。
ここまで読んで「あー、私、やっちゃってたな〜・・」って胸が痛くなった方もいらっしゃるかもしれません。
でもね、自分をどうか責めないであげて欲しいんですね。
その思いの根っこは、彼を思う「愛情」だから。
大好きだからこそ、彼のお力に、なりたいのですよ。
ですから、もしあなたが
「彼が私のことを、頼ってくれてない」と感じていたり
「頼ってくれないなんて、寂しいな」と心を痛めているとしたら
彼の本心を「理解する」ことも大切ですが
まず、あなたが感じる「彼が抱えていそうな寂しさ」を、
あなた自身が持っていないかな〜??ってチェックしてみてくださいね。
とはいえ、正直な所「寂しさ」って自覚がとても難しい感情なんです。
自分の寂しさに気づいてないことって、本当に多いのですよね。
(うんうん、私もそうでした・・・・)
ですから、心当たりがあるけどどうだろう?と感じる方は、
サポートを使ってみていただけたらと思いますよ。
あなたも、彼も
心からの笑顔にあふれるパートナーシップを育むための参考になれば、幸いです!