人に「おおらか」でありたい時には、自分のネガティブに素直になってみよう！

「自分のネガティブに素直でいる」と「人に対してもおおらかでいられる」ってどういうこと？
同じ出来事なのに、人それぞれ感じ方が違うのには心理的理由があるのです！

今日は、先日書かせていただきました、
恋と仕事の心理学より

人に「おおらか」でありたい時には、
自分のネガティブに素直になってみよう！

を、こちらでもご紹介します。

人との関わりで、
自分ができることは５０％。でもまだ、
その５０％で出来る事がある。

日々「人」と関わり合いながら生きている私たちにとって
「自分の周りの人とどうやって関わりを持っていくか？」は、
とても大きなテーマの一つですよね。

そしてできるならば、
双方にとって、いい関係を築いていけたらいいな。
そんな風に願う方も多いのではないでしょうか。

とはいえ、正直な所、
社会で生きているといろんな人と出会います。

うーん・・ちょっと関わり辛いな。

中には、自分には受け入れられない「困ったさん」も正直いると思うんですね。

対人関係は、相手があるものですから
いくらベストを尽くしたとしても、

ですから、自分がベストを尽くしても
うまくいかない関係、というのも出てくるとは思いますが・・・

その自分ができる５０パーセントを、
どんな風に取り組んでいくか？がとっても大切！

ですからカウンセリングでは、

あの手この手を駆使しまして
そのお手伝いをさせていただくのですが・・

私たちがよくお伝えしています心の法則の中に

今日はその法則について

私のとある経験を交えながら、お伝えしたいなと思います。

私と友達で感じ方が違って衝撃！
人に対しておおらかでいられる個人差

心理学を学び始めた頃。

私は、名古屋駅で
すごいスピードで人混みをかき分け
歩いている
サラリーマンさんを見かけました。

休日の名古屋駅って、ものすごく人が多くて

ただでさえ歩きづらいんです。

気をつけていても、人にぶつかっちゃったり。

そんな人混みの中、イライラした表情をしながら、

周りの人を押しのけ歩いていく・・・
そんなサラリーマンさんの後ろ姿を見て

思わず
私は「横柄な人だな〜・・・」って呟いたんですよね。
なんか、嫌な感じだなって。

そしたらですね

一緒にいたお友達が、あっけらかんと

って言ったんですね。

その時私は、

と、衝撃を受けたと同時に

サラリーマンさんにどんな事情があったのか
実際のところは分からないし、

どういう風に自分が捉えたとしても
起きた出来事は変わらないし、
周りに気をつけて歩いた方がいいことも、
変わらないんだけれど・・・

見ず知らずのサラリーマンさんを
「横柄な人」だと決め付けちゃったり
私たちまで「イライラ」し、嫌な気持ちを引きずるよりも

こんな人混みを、イライラしながら
猛スピードで歩いていくなんて、

その人、よっぽどの理由があるんじゃない？とか

まぁ、確かに人混みってイライラするよね〜って、

共感できた方が、
私の気分はいいよね〜って、
思ったんですよね。

何より、人に対してもおおらかでいられますし！

もちろん、横柄だなと感じること自体が
ダメなのではないのですが・・・
（これも素直な気持ちですからね！）

どうして、そのお友達が
そんな風に「相手におおらか」でいられたのでしょうか？

「おおらか」になれないのは、自分に対する心の法則がある？

どうしてお友達はサラリーマンさんに共感し、「おおらか」でいられたのか？

それはお友達自身が

自分の「ネガティブな気持ち」を
善悪つけず、素直に受け入れていたからだと私は思うんです。

実は私たちは、自分に許せていないものは
相手にも禁止したくなる心理を持っています。

ですから
「私にも、この気持ちあるな」って許せていればいるだけ、
人のことも、無理なく受け入れてあげられるんですね。

この記事をお読みの
心優しきがんばり屋さんの方の中には

人に優しくありたい、
受け入れてあげたいと願うがあまり、

「このぐらいのこと、
許してあげなきゃいけないよね。私って心が狭いな・・」

って、無理やりに
自分の心を納得させちゃおうとする方も、
少なくないと思うのですが・・・

そのやり方だと「犠牲」になってしまうんですよ。

自分の心に嘘をついている分、
偽善をしている感覚も出てきてしまい、
罪悪感を感じちゃうことも多いです。

相手を思う優しい気持ちは、
とても素晴らしいもの。

でも、その優しさが空回りしちゃうのは
、、、悲しいなって私は思うんですね。

おおらかな人でいられるために、取り組んでいくといいこと。

ですからね。
あなたが「人に対しておおらかでありたい」と願うのであれば

周りの人を許せる優しさを、まずは自分に向けてあげてくださいね。

「私にも、そういうとこあるよね」と
自分のネガティブを素直に受け入れるようになれたら、
心から周りの人にも優しくおおらかになれますからね。

「とてもとても、自分のネガティブを受け入れられません・・・。」
そういう方は、まずは安心できる環境下で
実際に「人に自分のネガティブを受け入れてもらう」体験を
重ねていくことが近道になります。

安心できる・受け入れてもらう環境は、カウンセリングもご活用くださいね。

私も、今までそうやって
人に受け入れてもらいながら、ここまできましたよ＾＾

おおらかにいられているか、自分に無理させてないかチェック！

この「私が衝撃を受けた出来事」から、もう何年も経っているのですが・・・
未だに、時折、当時のことを思い出します。

そしてその度に、

私は今、自分や周りの人に
おおらかでいられているかなぁ？って
チェックするようにしてるんですね。

できてないなって感じる時には、
ちょっと自分に無理をさせていることが多いので
意識して自分に優しくしてあげるようにしていますよ！

よかったら、参考にしてみてくださいね。

私も、あなたの優しさのお手伝いができたら嬉しいです。

参考になれば幸いです。

＞過去の恋と仕事の心理学の記事はこちら