みなさんは「あー、やっちゃったな」って思ったとき、
「ごめんなさい」、ちゃんと素直に言えますか?
たとえば、パートナーに言い過ぎちゃったな。
悪いことしちゃったかも。
そんな自覚はあるけれど・・
なんか、素直に謝れなくて
「いやいや、あの人だって悪いでしょ!」って逆ギレしたくなる。
こういうこともありますよね。
でもねー、たとえば
いままでなかなか「ごめんなさい」を言えなかった人が、
いままでずっと険悪だった相手に勇気をふりしぼって
「いままで、ごめんなさいっ!!」って伝えたとしても・・
「こっちも悪かったよ」
「ごめんな」
みたいな!
感動の「許しあい」みたいな状況になることって、
実はけっこう、少なかったりするんですよ〜。
すこし、時間がかかる場合が多いんです。
たとえばですね~
いままで、ケンカばっかり重ねた結果
関係性が拗れてしまっている彼に、
「いままで、あなたの気持ちを踏みにじってきちゃって、ごめんね。」
って謝ったとしても・・・。
すぐには、信じてもらえないことがあります。
「・・・・本当に?」
「どうせ、口先だけじゃないの??」
って、疑われちゃうこと。
カウンセリングの現場では、いっぱいいっぱいお聞きします。
実はこれは、彼の中の「怖れ」なんですね。
「もう一度、信じていいの?」
「信じてまた、裏切られちゃわないかな?」
「本当に俺、彼女に愛される価値があるんだろうか」
こんな、彼の怖れが、
いままで拗れてきた分、出てきちゃうわけです。
逆パターンで例を挙げるとするならば。
浮気をしていた旦那さんが、
浮気相手と別れて戻ってきて、
「いままで、ごめんな。お前のことが大切だから、やり直そう」
って謝ってきた。
どうやらちゃんと別れているみたいだし、
私としては離婚をする気もない。
旦那さんの事も愛してるし、
旦那さんの気持ちも、嘘じゃないと思うんだけれど
なんか、すごく腹が立つ!
許してあげたいけれど、心がついていかない
浮気→復活のプロセスでも、
こんな時期があることが多いんですよ。
こういうとき、謝った側は
勇気を振り絞った分(そして、罪悪感を感じている分)
(↑ここ、ポイントです!!)
「こっちはちゃんと謝っているのに
なんで、分かってくれないの!」
って、腹が立っちゃったり
「だったら、もういいよ!」って
切り離したくなっちゃうかもしれません。
が!
もし、お相手と
これからもやっていきたいと思うのならば
一時的な感情に流されず、ここは相手の身になって「忍耐」の時期です。
ちゃんと時間をあげてくださいね。
そして、ごめんなさいを伝えた後は、
「ごめんなさい」ばかりを伝え続けるのではなく、
(過剰にやると、相手の罪悪感も強めてしまいますからね)
どれだけ、あなたのことが大切なのか。
どれだけ、あなたに感謝をしているのか。
ひとつひとつの行動や、言葉に
思いを込めてみてください^^
ゆっくり、じわじわと伝わっていきますからね。
ちょっと、忍耐がいるかもしれませんが・・
この心理を「知らない」のと「知っている」のとでは
心の余裕がぜんぜん違うと思いますので、良かったら参考にしてください。
あなたが、大切にしたい人と
より幸せな関係が築けますよう、応援しています。
参考になれば、幸いです。