大好きな彼が悩んでいるのをみているのがとても辛いんです。
いつも顔色も悪いし、口を開くと愚痴ばかり。
大変なんだろうな、って思うけれど
何をしてあげたらいいのかわからなくて・・
家に帰って、何もできなかった自分にドーンと落ち込んでしまいます。
最近は、いっしょにいなくても、彼のことで悩んでいることが多くなってきました。
私も苦しいし、そんなことをしていても彼の現状が変わるわけでもないし・・・。
私はいったい、どうしたらいいのでしょうか。
いつもありがとうございます。
カウンセリングサービス 心理カウンセラー服部希美です。
今日は、大切なパートナーが悩んでいる時に
心がけるといいかな?と思うことを書いてみたいと思います。
大切な人の幸せを祈ること。
大切な人の悲しみを救ってあげたいと思うことは
優しさでもあり、愛でもありますね。
でも、手を差し伸べてあげたい相手の感情に
自分が巻き込まれてしまい、なんだか苦しくなってしまうのは
自分も辛いですし、パートナーを受け止める余裕も無くなってしまいそうですよね。
ちなみに「相手と一緒に落ち込んでしまうとき」というのは
私には何もしてあげられない、という無力感や罪悪感が刺激されていることが多いです。
ようするに、あなたが大切な人ほど
人を大切に思う方ほど、
私はあなたのお悩みに、何にも役に立てそうにもない。
ごめんなさい。助けてあげられなくてごめんなさい。
そんなふうに感じていればいただけ
この無力感からくる罪悪感が大きくなってしまうのですね。
ですのでね。
こんな時には、まず
「あぁ私はこんなにも、彼のことを大事に思っているんだなぁ」
って、自分の愛を認めてあげることが大事。
その上でね。
「あなたが背負いこみすぎず、出来ること」
で、関わっていくのが大事かな?と思います。
ようするに、自分の中の無力さにひっぱられないようにする、ということですね。
きっと、パートナーが悩みを話してくれたということは
パートナーにとって、あなたは、信頼に値する存在であるということだと思うのです。
そんな存在が自分にいる、ということだけでも
パートナーには、救いになっているということ。
彼にとって大切なあなたが、
自分のことで気に病んでしまうことは
彼にとって本意ではない、ということ。
つい、パートナーにばかり意識が向いてしまうかもしれませんが
こういうときにこそ「パートナーがみている、自分の存在価値」に目を向けて
自分がいまできることをやっていくことが、大事なのです。
たとえば・・そうですね。
あなたの笑顔や笑い声が。
のんびりさんであれば、その空気感が。
お笑いキャラであれば、思わずクスッと笑っちゃうようなあなたの個性が
パートナーにとって、救いになることも多かったりしますからね。
とはいえ、正直なところ・・
大好きな人が悩んでいるのは辛いことだと思います。
結果が出るまで、忍耐も必要ですね。
そんなあなたにも、
ちゃんとサポーターをつけてあげるのも大切なこと。
カウンセリングもご利用くださいね。
あなたのお力になれれば嬉しいです。
参考になれば幸いです。