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服部希美
心理カウンセラー/講師
カウンセリングサービス予約センター
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仕事の再開を考えると不安で仕方がない…そんな時の対応策

今日はですね

「あまり感じないようにはしてるんだけれど
実はコッソリ、感じています

という方が多いんじゃないかな?という
お仕事のお悩みについて、書いてみたいと思います

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いつもありがとうございます。
心理カウンセラー服部希美です。

ずっと営業を停止していたお店が再開したり
営業時間が長くなったり。
もちろん、まだまだ
気を付けていかなければならないのですが、
社会活動が、ゆっくりと動き始めましたねー。
その様子を見て、
すこしホッとした~という方も
多いのではないでしょうか。
でも、ホッとした途端に…
いままでとは、
また違う不安や怖れを感じて
気持ちが落ち込んでしまっている方も
少なくないみたいです。
今日はですねー。
早く収束しますように、という
思いはめちゃくちゃあるのだけれど
心のどこかで「自粛生活」が終わってしまうのが怖いと感じてしまう。
社会復帰への不安が湧き上がってくる。
そんな方に向けて
ちょっぴり書いてみたいと思います。
この手のご相談って、
なかなか人に相談しにくいと思いますからね^^;
ぜひぜひ、
「自分さん」の不安を理解してあげるきっかけにしていただけたらと思います!
(つまり今日は、自分ともっとラブラブになる方法です★)
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カウンセリングでお話をお伺いしていると
これから社会復帰に向かうプロセスに
強い怖れや不安を感じていらっしゃる方は
3種類ぐらいにわけられるのかな?と感じています。
 
①急激な環境や心境の変化を求められているため
体と心が追い付いていかず、から回ってしまっているケース。
②もともと社会生活に不安を感じていたけれど、なんとかやり過ごして来た
そんな方が一度社会から離れたことで、改めて不安を自覚したケース。
③自粛生活の中で、いままで見失っていた大切なものに気づき
コロナ騒動の前の状況には戻りたくない、と感じてしまったケース。
では、順番にご説明していきますね^^
+++
①急激な変化に対する不安
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実は私たちの心や体は、急激な変化が苦手です。

それは「恒常性(ホメオスタシス)」という機能が備わっているから。
恒常性は私たちの心や体に
「いままでの生活スタイルや環境を維持しよう」と働きかけます。
現状、とてもストレスフルな状態でも
「変わる」ということにはリスクがつきもの、だからです。
自粛生活のリズムにようやく慣れてきたところなのに、
また、変化を求められているわけですから、
しんどさを感じることは無理もないこと!
このケースの場合は
「ゆっくり慣れていく(自分の思っている以上に、スローペースで!)」がポイントです。

焦らなくていいよー
みんな感じているからねーって、自分に声をかけてあげてくださいね。

周りのことを大事にする頑張り屋さんな女性ほど

ここから頑張らなきゃ!って
急激にエンジンをかけたくなってしまいますが

ちょっとゆっくり目スタートで行こう
慣らし運転からでOK!

そんな風に思ってみてくださいねー

②もともと持っていた社会への不安
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普段私たちは「理性」で社会生活を営んでいたりします。

「仕事はとても辛いけど、この仕事を辞めちゃったら生活が出来ない」
「本当はこの上司と関わるのは辛いけど、みんなも耐えてるから頑張らなきゃ」
頑張り屋さんほど自覚なく、
自分の辛さを切り離し周りに合わせていたりします。
その結果、長期の休暇を取ったとき、
張りつめていた気が緩み
普段は切り離している感情とつながりやすくなるため、
「もう、あの辛い感情を感じたくない!」と
社会に復帰することに対して、
抵抗感を感じてしまうことも多いみたいです。
このケースの場合、
転職を考えてしまうこともあると思いますが、

一旦、

自分が「社会」と関わっているとき、
どんな感情を感じていたの?

という部分から

心の整理整頓をしてあげることがおススメですよ~。

自分を横において頑張りすぎてしまう生き方のクセ。
ちょっと見直してあげましょう

③いままで見失っていた大切なものに気づいたケース。
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自粛を求められるまでは、仕事と家との往復ばかりしていた。

出張ばかりで、なかなかお家のことが出来なかった。
でも、家にいる時間が増えたことで家族との団らんを味わうことが出来た。
ゆっくり過ごす良さを知った。そんな方も多いかもしれませんね。
自分にとって本当に大切なものはなんだろう。
私は、どんな風
に、誰と生きていきたいかな。
自粛期間が、
自分の気持ちと向き合う時間になった方も
多いのではないでしょうか??
このケースの場合は
「新しい社会との関り方」を創っていく意識が大切
この状況になる前に「戻る」のではなく、
新しい関わり方を模索しよう!と心の方向を転換すること。
そうすると、エネルギーが沸いて来たり、
新たなアイディアが浮かびやすくなりますよ!

社会全般にも言えるのですが
「新型コロナが流行る前」に戻る、という感覚ではなく
これまでの経験を活かして「新たな道」を切り開いていくステージに入ります。

いままで「これまでは、こうだったから」が通じない反面、
チャレンジもしやすい時期だと思うのですね~。

いままでのものをすべて捨てて
新たなチャレンジ!というのも
現実的に難しかったりもしますからね

いま出来ることを、やりながら

こうなったらいいな~を考えてみてくださいませ

発想が豊かで、楽しみ上手。
そんなクリエイティブな方ほど
今、このステージにいらっしゃると思います。

戻る、のではなく、創る。
柔軟な発想で、ね。

ちょっと覚えておいてくださいね。

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さてさて。
ばばばばっと説明しちゃいましたが、
いかがでしたでしょうか?
みなさまに当てはまるもの、ありましたか??
目まぐるしく状況や情報が変化する毎日の中で
感染拡大防止に気を付けながらも、

再び、社会を動かしていくということは、

誰でもたいへんなことだと思うのですよね。

社会復帰への不安は、

責任感が強くて、思いやりのある
優しい方ほど感じやすいです。
そして、ひとりきりで
背負ってしまいがちだったりもしますからね!
どちらのパターンにしても。
「もっとしっかりしなきゃ」
「早く何とかしなきゃ」と焦ってしまう気持ちに
まずは「そうだよね」って
寄り添ってあげていただきたいなと思います。
「この状況下で、よくがんばっているよ」って、励ましてあげてくださいね。
また、こういった不安は
口に出して「話す」ことで「手放して」行くことも出来ます。
私たち心理カウンセラーも、お役立てくださいねー。
心優しき頑張り屋さんな
あなたの参考になれば幸いです!
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