「遠慮がちな人」と上手く付き合うには？

あなたのまわりに、「遠慮がちな人」っていませんか？

たとえば・・・

私は、お友達に喜んでもらおうと思って、
旅行のお土産を買ってきたんだけれど

お友達に、
「別に、お土産なんて買ってこなくていいのに～」
「気を使わせちゃって、悪いね」って、やたら恐縮されてしまった。

自分の手が空いていたから、
忙しそうにしている同僚に「お手伝いしようか？」って声を掛けてみたんだけど
「あなたも忙しいでしょ、いいよいいよ～。」って断られてしまった。

こんな時。

「なんで喜んで受け取ってくれないのよ～！」って
悲しくなってしまったりすることってありますよね。

私たちは「誰かのお役にたちたい」生き物だと言われています。

ですから、自分がお役にたてていないなぁと感じるとき、
「お役にたてない私って、価値がないなぁ」と
「無価値感」を感じてしまいがちなんです。

そのとき、自分が元々持っている無価値感が大きければ大きいほど、
無価値感が刺激されやすく、反応が大きく出てしまうんですね・・。

そして、遠慮してしまう方の心理にも
「私には、愛される価値がないわ」という無価値感があるので

無意識的に
「私の無価値感ＶＳ相手の無価値感」で、競争になってしまったりするんです。

この競争がヒートアップしてしまうと、
対人関係に問題が出てくることも・・。

「私の愛を受け取ってよ！！」
「だから、受け取れないって言ってるでしょ！！」
「じゃあ、これでどうだ！！」

みたいな押し付け合いになってしまったり

（私、よくやってましたね・・・。）

お互いに「相手を大切にしたい」という思いがあるがゆえに、
愛情がすれ違ってしまうわけですね。

ですから、
遠慮がちな人との関係性をよりよくしたいな～、と思われた時には

自分の中の「競争」を手放したり、「無価値感」を癒すことで、
お互いの関係が、すこし円滑になったりするんですね

具体的な方法としては
自分の中の愛情を大切にしてあげること。
（大切な人のお役にたちたいという気持ちは尊いものですよ）

私はベストを尽くしている、と自分に言ってあげる。
（お役にたてていないという誤解を解いてあげる）

受け取れない側にも、
相手を思う愛情があることを頭の片隅に置いておく。
（遠慮してしまう人の心理を、すこし理解してあげることで
自分のせいで迷惑をかけているという誤解が解けます）

「ちゃんと受け取ってよ！」と思ってしまう自分も許してあげながら
まずは自分の心持ちを変えることで、状況や感じ方が変わってきたりしますよ。

それでも「なんで受け取ってくれないの！！」という気持ちが沸いてきて、
自分の気持ちが大きく揺れてしまう時には、心の傷が関係しているかもしれません。

「助けてあげたかったけど助けられなかった」
と感じる人や出来事があったのかもしれませんし

「私はお役にたててないな」と
自分を責めてしまう出来事があったのかもしれませんし、

笑顔にしたかった誰かがいるのかもしれません。

そんなときには、あなたの中にある
「未完了の思い」を完了させてあげることが、とても効果的だったります。

この部分は、カウンセリングの得意分野ですので
宜しければカウンセリングも使っていただければと思います。

参考になれば幸いです。

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「面談カウンセリング」では、
心理分析をしたり、セラピーなどを取り入れながら
あなたのなかの「未完了の思い」にアプローチします。

弊社のカウンセリングルームで、一対一でカウンセリングを行うため、深い感情を感じやすいようですよ。