いつもお読みいただき、ありがとうございます。
心理カウンセラー 服部希美です。
いきなりですが・・
私は、心理学に出会うまで、こんな怖れに振り回されていたんです。
「もう、こんな時間になってしまった」
「どうしよう、もう、これだけしかない」
「ああ、楽しい時間が終わってしまう」
「こんな年齢になってしまったのに」
人生の時間(年齢)もそう。
お金や食べ物でもそう。
いつもいつも、減ってしまった方ばかり見て
「こんなになくなってしまった」「どうしよう」って、
不安になることが、めっちゃくちゃ多かったんですね。
旅行とか行っても、思うんですよ。
行く前はそれほど感じていないけれど・・
「ああ、もう夕方になってしまった」って、不安になって楽しめない。
ずっとずっとずっと欲しかったものを買ったのに
「ああ、お金が減ってしまった」って落ち込む、みたいな・・。
いつもいつも「減ってしまったこと」「ないこと」ばかりに意識が向けて
ずーーーーん・・と落ち込むことが「私にとって通常運転」でした。
*
でね。
そんな私ですが、
とある心理学講座に参加した時にね
価値観がひっくり返ったことがあったんです。
そのときの講師さんは、一本のペットボトルを机に置いて
みんなに、こんなことをおっしゃいました。
みなさんは、このペットボトルを見て、なにを感じますか?
みなさんは、なにを感じます??
私は真っ先に、こう思いました。
「もう半分しか残ってないな」
「もうすぐ、なくなっちゃう」って。
でもね、講師の方はこんなことを言ったのですよー。
「私はね、”わー、まだ、これだけ残ってる!”^^」
って感じますって。
*
もう、これだけしかない。こんなに減っちゃった。
もうすぐなくなってしまう、どうしよう・・って
私は無意識に「ない」にフォーカスを感じて、気が気じゃなかったけれど
まだこれだけ残ってるじゃん!ラッキー。
良かった良かった〜!って「ある」に意識を向けて、感謝して最後まで美味しくいただく方もいる。
この事実は、当時の服部にとっては・・・
正直、めっちゃくちゃショックだったのです。
もうね、めっちゃくちゃショックだった。
そんなふうに「とらえて」生きている人がいるんだ。
そんなふうに「とらえても」生きていけるんだ。
そして・・そっちのほうが、めっちゃくちゃ気持ちが楽じゃんって。
いままでの不安って、なんだったんだろうって。
***
同じものや状況でも、とらえ方は人それぞれで
そのとらえ方ひとつで、私たちの日常はガラリと変わるのだ。
この講座で得た衝撃は、
私にとって忘れられないものとなり・・
ネガティブなことが起きたとき、不安に襲われそうになったとき
自分のことがほとほと嫌いになってしまったとき
なにか違う「とらえ方」ってないだろうか?
自分とは違う「とらえ方」をしている人っていないだろうか?
そんなふうに「とらえ方を変えてみる」という意識づけができるようになり・・
自然と、あの過剰な不安や焦りが減っていったのでした。
*
ちなみにね〜、服部の、この「ない」にばかり意識を向けるクセ、というのは
どこに影響を受けていたのかは、明確に自覚しているのですよ。
それは・・お母さん。
服部のお母さんは、基本「ない」に意識を向ける人なのです^^;
たとえば、せっかく家族で外食に行っても・・
「楽しかったね」「おいしかったね」ではなくてね〜
「ああ、お金がこんなにも減ってしまった」「ああ、楽しみがなくなってしまった」って、口に出しちゃう人だったのですね〜。悪気なく!
ああ、今日も終わってしまった。
もう、こんな年になってしまった。
もう、これだけしかない。
私の人生、いいことなんて何にもないわ。
損してばかり。あの人はいいわよね、もっていて。
私が「こんないいことがあったよー」とか
喜ばせようって頑張ると・・決まって言われるのですよね
「あなたはいいわよね」みたいな。
当時の服部は、そんなふうに言われることが、なんだか腹立たしくてね〜〜〜^^;
そんなこと言わないでよー!
楽しかったね、嬉しかった、でいいじゃーん!
って思ってたのですが
でもね・・・いつのまにやら、
その「とらえグセ」を、自分の中に取り込んじゃったのですよね。
自分にないものばっかり、みるクセ。
もっているものよりも、ないものばかりみるクセ。
自分を低く見積もっちゃうクセ。
でもね、
この「とらえグセ」・・・私を幸せにするだろうか?って
その講座以来、立ち止まってみることにしたのですよ。
お母さんは、お母さんの価値観があるわけでね。
お母さんが悪いわけじゃない。
お母さんにとっては、必要なことなのかもしれない。
じゃあ、私は・・・?
同じものごとをみたときに、
同じ体験をしたときに・・・・・
どんなふうに「とらえたら」自分の気持ちがハッピーになるだろう?って。
私だったら、どう受け止めたい?
どんなふうに受け止めた方が、気分がいいだろう?
どんなふうにとらえると、自分の心がポカポカ、あたたかくなるだろうって。
生きていてよかった、ありがたいな、って思えるかな。
この先の人生において、前向きになれるのかな、って。
でね、「これいいな」って思うものは、
ふせんに書いて壁やノートに貼ったりしてました。
「失敗は、チャレンジした証拠」
「ミスは修正すればいいだけ」
「人に優しくできないと悩む人は、優しい人」
「みんな違って、みんないい」
「世界は案外、私に優しい」
「心に雨が降るときには、ただ、雨宿りをすればいい」
とか(笑)
とくに、誰かから聞いたり見聞きした、素敵な「とらえ方」
誰かからかけてもらった、心がホッとする「とらえ方」
自分の中には全然なかったので、いっぱいいっぱい集めて、書き残してました。
何度も何度も、見返して、、、自分を励まそうと思ってね^^
あまりに部屋がフセンだらけになりすぎてね!
とても人を呼べないお部屋になってたり
お洋服にフセンがくっついたまま外出してビックリしたりしてましたけども(笑)
けっこう、効果があったなぁと我ながら思ってたりするんですよ。
まー・・それでも
いまだ、練習中だったりもするのですけどね
(ほとほと落ち込んでたり、不安や恐れが強かったり、自分を責めていると出てきたりもするのです^^;
人間だものね。仕方がないね!)
ずいぶんと、とらえ方が変わって
生きやすくなったなぁと思ったりするんですよね。
心から笑顔や感謝ができるようになったりね。
だからこそ、今回の1DAYレッスンの大事な第一回をね
「とらえ方を変えてみる」というテーマにしたんですよー。
私にとって「とらえ方を変えること」って、そのぐらい、大きなことだったから。
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これ、お金だって、対人関係だって、恋愛だって
セルフイメージだって、運だって、実は同じ。
どんなふうに「とらえるか」で、
あなたにとっての事実はかなり違ってくるのですね。
そして、その「とらえ方」は
あなたの「思考」ではなく「心の奥深い部分」つまり「潜在意識」からきています。
「これだけあるのだから、ありがたいと思わなきゃ・・!」って
無理に思い込ませようとするのも、違うのですけども
(頭だけではなく、心の奥が納得がいくのが大事^^)
私は普段、どこにフォーカスをして、なにを感じるクセがあるの?
心の奥底で、どんな思い込みを持っているの?
それは、私を幸せにするものなの?
をチェックをして、時折、修正してあげることは
私たちが幸せに生きていくためには
とっても大事だったりするのですね〜。
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周りの人や、目の前にある現実よりも
あなたに影響を及ぼすのは、あなたのとらえ方。
どうか、あなたと、あなたの大切な人を幸せにしますように。
参考になれば幸いです。
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