MENU
服部希美
心理カウンセラー/講師
カウンセリングサービス予約センター
受付時間 12:00~20:30
◎服部希美のカウンセリングを受けるには >>

好きなことをして生きていく④~自分に許可を出してあげよう!~

「私が好きなことをすると、周りに迷惑をかける」

「だから、私は好きなことをしてはいけない」

そんな思いこみが自分の中にあると
「好きなことをして生きていきたい」と思っていても、
なかなか行動に移しにくかったりしますよ、という前回の続きです。

心理カウンセラー服部希美
好きなことをして生きていく③~自分が好きなことをする=誰かに迷惑をかける?~ | 心理カウンセラー服部希... (前回の続きです。 最初から読まれる方は>こちら)   前回、周りの人の評価や反応を気にして 「自分の好き」を言うことに抵抗がある・・ そんな方が多かったりするんです...

いつもありがとうございます。
心理カウンセラー服部希美です。

(最初から読まれる方は>こちらへどうぞ!

心理カウンセラー服部希美
好きなことをして生きていく①~人生は選択の積み重ね~ | 心理カウンセラー服部希美 いきなりですがみなさんは「YouTuber(ユーチューバー)」と呼ばれる方がいらっしゃるのをご存じでしょうか? YouTubeという、グーグルが運営している動画サイトに、「YouT...
目次

思い込みの原点を探ってみよう

実は、こういう「思い込み」の原点をたどっていくと
幼いころのご両親の関係で、その思い込みが作られることが多かったりするんですね。

たとえば、両親が共働きで、
自分を育てながら仕事をしている姿がとても大変そうだった、こんなとき。

子どもの頃の私たちって、お父さんお母さんのことが大好きなので、

「自分のせいで、両親を苦しめているんじゃないかなぁ・・」って誤解しちゃったりするんですね。

そんなふうに感じている時って、
なかなか・・・ご両親に甘えることって出来ないかもしれませんよね。

たとえば、遊園地に遊びに連れて行ってほしいなって思ったとしても
「お金がない」が口癖のお母さんを見ていたら、とても言いだせなかった。

残業続きのお父さんを見ていたら、
そんなワガママ言えないよねって思い、飲み込むしかなかった。

自分の好きなことを後回しにしたり。
ガマンをすることで、両親を愛してきた。

そんな経験があったりすると、大人になった今でも、

「自分が好きなこと」をやりたいなと思うだけで、すごくモヤモヤしたり
両親は好きなことをしないで頑張って自分を育ててくれたのに、

自分だけ好きなことをしてもいいのかな?って

「好きなことをして生きる」ことに対して、
「申し訳ないなぁ」とか「迷惑をかけるんじゃないかな?」って
感じてしまったりすることがあるようなんですね。

また、「好きなことがあるのに、出来ない、叶わない。」
って感じることって、とてもとても辛いですよね。

その辛さを感じないように
「だったら、好きなことなんてない方がまし!」なんて
無意識に「好きなこと」自体を封印してしまい、

「私って・・・いったい何が好きなんだろう?何がしたいんだろう?」って
分からなくなっちゃうこともあるようです。

もし、こんな「思い込み」が自分の中にあって。
「好きなことをして生きる」ことの抵抗になっているとしたら。

この「抵抗」を緩めてあげることで
「好きなことして生きる」選択をしやすくなるのですね。

では・・・・一体どうしたらいいのか
ここからご紹介していきますので、良かったらお試しくださいね。

いまの自分の心の状態に、気づく

自分は好きなことをしちゃいけない
自分が好きなことするってみんなに迷惑を掛けちゃうことって
思っているかもしれないな~。

そりゃあ、好きなことすることに抵抗が出るよね~。って、
自分の気持ちに気づいてあげるといいと思うんですね。

自分に勇気がないからダメなんだわ、とか。
好きなことに踏み出せない自分を責めている気持ちが減るだけでも、
抵抗は減っていきますし!

「じゃあ、どうする???」って
自分で選択することが出来るようになったりします。

今の自分で、当時の思い込みを見つめ直す(誤解を解く・理解する)

当時の私は「わたしのせいで、両親は苦しんだ。」って感じていたけれど、
それって・・・本当かな?

この「思い込み」を見つめ直してみるといいと思うんです。

ポイントは
「今の自分だから分かることがある」というところ!

子どもの頃のあなたは、
「自分がいることで、両親に迷惑をかけた」と誤解して
好きなことを封印してしまったけれど、

・・・共働きまでして

ご両親が守りたかったものって、何だったのでしょうね?
あなたが愛してきたように、

ご両親にも、ご両親なりの愛があったかもしれませんよ?

その愛情は「迷惑をかけて、ごめんなさい」ではなく、
「愛してくれてありがとう」で受け取っていいものかもしれませんよね。

子どものころには分からなかった両親の思いや、
愛情のすれ違いがあることに気が付くことができたりすると、

「好きなことをする=迷惑をかける、周りの人を苦しめる」

この「思い込み」は誤解だったのかもしれないな~なんて、
思い込みを緩めていくことが出来たりするんです。

(ご両親の心の状態によっては、愛情表現が分かりにくかったりもするんですけどね~。
とても受け取れないわって方は、カウンセリングなどを使ってみてくださいね!)

許可を出してあげる

当時は、自分の好きなことを諦めたり飲み込んだりすることで、
両親を愛してきたけれど・・・

大人になった自分には、違う愛し方も選べますよね!ですから

「充分、お役にたってきたよ。」
「もう、好きなことを我慢しなくていいんだよ。」
「もう、好きなことしてもいいよ」

って許可を出してあげましょう!

カウンセリングなどではイメージを使ったセラピーを取り入れて
ガマンしてきた自分さんに声をかけてあげたり、
ガマンしてきた自分さんの思いに耳を傾けてあげたりしながら

自分の心に、許可を出していきます。

また、私たちって、
自分のためだけに行動を起こすことって、難しかったりするんですね。

いくら「好きなことをしてもいいよ」と許可が出せたとしても、
実際に一歩踏み出すことって、怖いことだと思うんです。

失敗する怖れや、
まわりに遠慮する気持ちなどがたくさん出てきて、
一歩踏み出すことが怖くなり、
諦めてしまいたくなることもあるかもしれませんね。

そんなときには、
「あなたの大切な人の存在」が背中を押してくれることも多いんですよ。

あなたのことを、心から大切にしたいと思ってくれている人たちは、
あなたのどんな姿を見たいと思うでしょう・・・?

もしうまくイメージできなかったら、
自分が心から大切に思う人の、どんな姿が見たいかな~?って
想像してみるといいと思いますよ。

あなたのことを大切に思うひとたちのためにも。

自分が望む「好きなことをして生きる」選択をしてみよう、
と意欲を持ってみると、勇気が出やすくなったりします。

(長くなりましたが、あと少し続きます♪)

心理カウンセラー服部希美
好きなことをして生きていく⑤~好きを大切に、いまから、スタートしよう~ | 心理カウンセラー服部希美 好きなことをして生きていこうと踏み出せたとしても、罪悪感を抱えてしんどく感じている方へ、心理カウンセラー服部の経験からお伝えします。
  • URLをコピーしました!
目次