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服部希美
心理カウンセラー/講師
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「人から必要とされること」「人の役に立つこと」だけが、あなたの人生を支えてきたとしたら

いつもありがとうございます。
カウンセリングサービス 服部希美です。

カウンセリングの中で「男性嫌い」というテーマが
でてくることは少なくありません。

その中で、

「まったくもう!
・・・どうして男性ってこんな奴ばっかりなのですか!」

そんな怒り・・というか
悲しみの声みたいなお話をお伺いすることもあるのですね^^;

たとえば、自分以外にも女性がいそうな彼〜、とか。
ギャンブルにはまっていて、すぐにお金を使い込んじゃう彼〜とか。
恋人のことよりも、友人や趣味にばかり意識が向いている彼〜とか。
都合が悪くなると逃げちゃったり、引きこもっちゃう彼〜とか。
なんでも自分に任せきりで、自分に八つ当たりばっかりしてくる彼〜とか。

あ、そういった彼のことが、いいとか悪いとか、そういうことではなくてですね!
一般的にいう「ちょっと愛しにくい彼」を例に挙げてみたのですが

まぁ、そういう男性ばっかりにご縁があって
しんどい恋愛ばかりを繰り返してしまう・・こういうことがあると
「もう!男性ってどうしてこうなの!?」なんて感じてしまうのも無理はないのかなと思うのですね。

とはいえ、こういうご相談を持ちかけてくださる方というのは
心の奥の本音のところは・・そんな男性に対して怒っているわけではなかったりするのです。

「私、彼のことを上手に愛してあげられていないな・・」

そんな彼を丸ごと愛したいという気持ちがあるからこそ
彼とうまく行っていない現状に心を痛めてしまうわけです。

彼を受け止められない自分に失望し、
悲しみからの言葉、だったりもするわけです。

でもですね。
そういった「たいへんそうなタイプの男性」と関わりを持った時にね

「彼を愛してあげられない私ってダメだな・・」と頑張るタイプと、
「あ、この男性はちょっと自分とは合わないかも。」と、線をひけるタイプといると思うのです。

ようするに「自分とうまく行きやすい人を、ちゃんと選べる」といいますか・・。

恋愛で上手く生きやすい方、というのは
この「私に合うか合わないか」センサーがけっこう敏感だったりするのですよ。

あ!もちろん、男性だって同じ人間ですからね
ダメダメなところって、誰しもあると思うのです。

なかなか治らない悪い癖だってありますよね〜・・。

(これは女性だって同じですね^^)

で、その中でも

「この人とお付き合いしていても、私、あんまり幸せになれないかも。
お互いのためにならないから、お別れしたほうがいいよね」と感じた時に一歩下がれる方と

「この人を愛してあげられる人は私しかいない」とか
「彼をまるごと愛せない自分なんて、最低だ」とか
「自分の幸せを選択する=彼を見捨てる」という図式が浮かんでしまったりと・・
自分を犠牲にして頑張りすぎてしまう方といるとしたら、この違いは一体どこから出てくるのでしょう・・。

目次

「人から必要とされること」「人の役に立つこと」だけが、あなたの人生を支えてきたとしたら・・

たとえば、いつも誰かのために頑張る。
自分のことはいつも後回し。
自分を犠牲にしても、そういう生き方を選んでしまう。

こういうタイプの方は、幼少期からいつも家族のために尽くしてきていることが多かったりします。

たとえば、忙しい両親に代わってみんなの面倒を見たり
きょうだいの面倒を見たり、お母さんの愚痴を聞いてあげたり
お父さんといっしょにいてあげたり。

学校では良い成績をとれるよう頑張ったり。

まるで自分のことのように、誰かのことを思い
胸を痛めたり、喜んだり。

「あなたのおかげだよ」
「助かったよ」
「ありがとう」
「さすがだね」

大好きな人からの、こんな一言が・・嬉しい。

そのこと自体が悪いことではないですし
それだけ思いやりのある、優しい方だということでもあるのですが
どこかで「人の役に立つこと」「人から必要とされること」が心の支えとなっていて
パートナー相手にも同じような状況を再現していることがあるのですね。

私を必要としてくれる人に、人一倍、頼られたい。

たとえば、このパターンをお持ちの方のお仕事や私生活を覗いてみると
こんなことが起きていることが多いみたいです。

・実は、自分の部屋を片付けたり、自分のために食事を用意するのが苦手。

・いつも友人や彼の相談に乗ってあげる。でも、自分の相談はほとんどしない。

・自分の仕事が手一杯でも、誰かが困っているとそっちを優先してしまう。

・スケジュール帳は、なんだかんだ予定がぎっしり。

・休日など、家にいても落ち着かなくて、外に出たくなる。

あー、あるあるだなぁと思われた方は、
もしかすると「役に立つ・必要とされる」ということが
いままで、あなたの心を支えてきたのかもしれませんね。

大切な人の笑顔のために。
大切なあの人ために、私は我慢。

ただ、そればかりになってしまうとね
「私が役に立てる人」「私を必要としてくれる人」=「私に甘えてばかりの人」「手間がかかる人」
という構図が、いつでもどこでも、発生してしまうということにもなりかねないのですね。

こんなあなたは、愛することはとっても上手ですから
次は「あなたも幸せになること」「あなたを誰かに愛させてあげる」というテーマを取り組んでみてくださいね。

ということで、今日のエクササイズです。

「いつかやってみたいこと。今できそうならやってみよう」

なかなか気軽に外出ができない状況ではありますが。
その中でもやれそうなこと。いつかやってみたいなと思っていることを、行動に移してみましょう。

「いつか買おう」と思っていた家電を買ってみるとか。
「こんな洋服を着てみたいな」と思っていたお洋服を着てみるとか。
「いつか食べたい」と思っていた食べ物をお取り寄せしてみるとか。
「まぁ・・使えるし」なんて、長年惰性で使ってきた寝具を新調してみるとか。

自分のことをナチュラルに置いてけぼりにしちゃう方は
自分の本音が何かわからない・・という方も少なくありませんが
ほんのちょっとの本音のカケラをつかまえて、ちょっと行動してみてください。

特に、子供の頃から周りに合わせ続けてきた人は、
知らず知らずのうちに、自分の本音にフタをしてしまっているケースが多いもの。
まずは、自分の本音を聞いてあげること、大事ですよ^^

ちなみに服部がこのエクササイズをやっていたときには、

「可愛いな、と思ったファンシーグッズを買う」
「ちょっと割高でも、接客のいい清潔感のお店でご飯を食べる」
「パジャマを可愛いものに買いかえる」というエクササイズを実践してました。

カウンセリングも「自分のご褒美だなぁ」と思って取り組んでましたね。

最初、正直なところ
「こんなことにお金を使うの、もったいないな」とか
「こんなこと、意味があるのかな」なんて感じてたんですけどね

「自分のために、なにかをしてあげられる自分」って偉いなぁ、と。

なかなか難しいからこそ、そんなふうに感じるようになったりもしました。

そして、なぜか。
周りからいろいろ頂くことが増えたんですよね。
「服部さんがやらなくてもいいですよ!私がやります〜^^」なんて、助けてもらえることが増えたりね。

そして、私が誰かに「ありがとう」という気持ちを
プレゼントすることができるようになってきたのでした。

よかったら、小さなことからお試しくださいね。

応援していますよーーー!

参考になれば幸いです。

 \過去の「今日の一言メッセージ」はこちら♪/
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心理カウンセラー服部希美
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