いつもありがとうございます。
心理カウンセラー服部希美です。
今日は2017年9月の過去記事ピックアップ。
(うわぁ、もう4年前の記事なのか!時が過ぎるのが早過ぎる・・)
みなさんは、 心理系のワークショップやブログ、本で見聞きしたものに対して、
「胸がちくちく」しちゃうことって、ありませんか?
たとえば、恋愛ハウツー本とかで、
「こうしたほうがいい」
「ああしたほうがうまくいく」
なんて文章を読むと、
過去の自分を振り返り、猛烈なダメだしが始まる。
「あー、だから私はダメなんだ」
「私が間違ってたから、上手く行かなかったんだ」
「本当に、私なんて価値がない」
どんどんネガティブが加速していき・・
「こんな私なんて、恋愛なんてする資格がないわ」
そんな風に、恋愛を成就させるための本で、
自信をなくして、恋愛に臆病になってしまう。
こういうことって、
正直、少なくないのかなって思うんです。
*
こういうときって、実は 恋愛ハウツー本を読んで凹んだ、というよりは
その前から、 自分をめちゃくちゃ責めていることが多いんですよねー・・。
というのも、私たちの心は
自分の作っているフィルターを通して
世の中を見ているのですよね。
たとえば「私が悪い」と思っているとね
本を読んだ時に「私が悪いって言われているように感じる」ということが、起きやすくなるんです。
「こうするといいですよ」という一言が
もっと頑張れよ!とか あなたが悪いのよ! って言われているような気がしちゃう。
アドバイスや助言が ダメ出しに聞こえやすくなってしまったりするんです。
また、私たちの心は矛盾を嫌いますから
「心の状態」と「現実」を一致させたいという心理を持っているんです。
ですから、自分に厳しい時には
「それじゃだめだよ」って自分に厳しい意見をいいそうな人
「頑張れないのはあなたが弱いからだ」みたいな、今の自分をダメ出しするような本を手にしたくなっちゃうんですね。
罰せられている方が、しっくりくる・・みたいな。
なんだか不思議ですけどね。
実は私もまさしく、そういう人で
自分なりに導き出した、恋愛がうまくいかない理由は
「自分は男性の気持ちがわからない人」
「気の利かない人」
だったので、
「あなたは、男性に心理がわかってないからダメなんですよ!」
「あなたがもっと、男性に尽くさなきゃダメですよ!」
という、女性側に対して厳しいことばっかり書いてある本を読み漁り
苦しくなっていましたよ。とほほ。
本当は真逆だったんですけどね。
今から思うと、傷に塩を塗りまくっていたように思います^^;
それだけ必死だったのだと思いますし
自分が変わろうと思っていたことは、私なりの頑張りだったなと思いますけどね。
あ、もちろん、その本のアドバイスが効く方もいらっしゃるはずですし^^
著者の方は読者を責めようと思って書いているわけじゃないと思うのですが
自分を責めて罰している時には、その本をつかって「自分を責める」ということをしてしまいがちなんですね。
*
ですから、もしあなたが
「見聞きしたもの」を、 「自分を責める材料」にしちゃうパターンがある。
そんな状態にありそうな時には、 すこし、自分に優しくしてあげてくださいね。
まずはあなたを救ってあげることが大切。
反省や、改善は 自分の心が回復してからでも、大丈夫ですからね。
参考になれば、幸いです。
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