いつもありがとうございます。
カウンセリングサービス、服部希美です。
今日は尽くし系女子さんに多い「甘え過ぎちゃう問題」について書いてみたいと思います。
私は子供の頃から
「私には恋愛なんて必要ないわ!」
「私はひとりで強く生きていく!」
なーんて、思ってきた人なのですけどね。
いざ、彼氏ができた時。
もうねーーーーー、
デロッデロに甘えたい。
2歳児の子供みたいに甘えたい。
私だけに構ってほしい。
よしよししてもらいたい。
そんな衝動に
激しく駆られている時があったんですよね。
しかもかなり、長い間。
まぁね、恋人ができると
誰でも甘えたい気持ちにはなると思うのですよ。
デレデレしたくなっちゃったり、
いつもよりも、子供っぽくなっちゃったり、
なーんか声が甘くなったりね。
二人の間でしか見せられない
そんな姿ってあると思うのです。
でもね、それが私の場合
なんだか異常だったというか。
小さな女の子みたいに甘えたい!
可愛い可愛いってしてもらいたい!
撫でくりまわしてほしい!
みたいな気持ちが、内面にあったと言いますか。
とはいえ、それを
当時の彼に見せられたのかと言われれば
見せられるわけもなく・・
(しっかりものの彼女でいなきゃ、というのがあったんですよね)
・・・彼のほうが
赤ちゃん化しちゃったりしたわけなのですが(苦笑)
これ、どうしてなのかなーって
ずーっと疑問だったのです。
そして心のことを学び始めて、知ったのですよね。
「私たちは、子供の頃に満たされなかった気持ちを
パートナーに求める」という心理があることを。
よくよく振り返ってみると。
私が彼にしてもらいたかったことって、
子供の頃の私が、大人にしてもらいたかったこと、だったのですよね。
ずーっと、欲しかったけれど
当時の私が諦めざるを得なかったもの、だったんです。
でも、そんなことすら忘れて
(心理学では抑圧っていいますね)
私は大人になり。
パートナーができたとき。
「あなたは、私を満たしてくれる人でしょう?」と感じて
抑えきれなくなっちゃったわけですね。
子供返りしそうになっちゃった、といいますか。
もちろん、そこに悪気があったわけではありませんし、
我慢すると決めたのも、私なりの家族への愛だったのだと思うのです。
でも、私の恋愛で、我慢や悲しいすれ違いが起きやすかったのは・・・
ここの部分は大きかったのかな、と今では思うのですね。
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「じゃあ、子供時代に満たされなかった気持ちは、どうしていったらいいでしょう」
「私は、我慢し続けて行かなくてはいけないのですか」
ということなのですけどね。
まずは、気づいて。
彼とのパートナーシップの中で満たしあえる部分と
友人や職場など、社会の人とのつながりで満たされる部分と
自分が満たしてあげる部分と、分け分けして
じっくり満たしていくといいと思うのですよー。
その一歩として。
まずは、自分が
子供の頃して欲しかったなーと思うこと。
書き出すことから始めてみるといいかもしれませんね。
誰が悪かったわけではないけれど、
愛してもらってなかったわけじゃなかったけれど・・
私は、こうしてもらいたかったんだなーってやつです。
それをそのまま、彼にぶつけちゃうのではなくて
いいわるい、と判断をすることもなくて
いったん書き出して、眺めてみる。
私がほしいものをリストアップしてみる。
ここからスタートしてみると、
自覚なく(自覚ないんですよ、悪気もないんです)
自分の欲求に振り回されて自爆、ということが
減ってくると思いますよ。
そして、ちゃんと安全な場所で
満たしてあげることができてくると
欲求も変化していきますからね。
この部分は、カウンセリングも得意分野。
よかったらご活用くださいね♪
ちなみにですね、
生育環境に大きなことがなかったとしてもね
私たちは、満たされない気持ちというのをもってしまうものです。
こんなことを感じちゃうのは、ダメなことだなぁなんて思わずに
まずは自分の気持ちに自分が寄り添う、ところから、一緒に始めていきましょうね!
心優しきがあなたが、
大切な人と共に幸せになる関係性を築くための
参考になれば幸いです。