すぐに不機嫌になって黙ってしまう癖が幸せなパートナーシップを遠ざけているかも
パートナーの言動が気に食わなくて、ブスッと不機嫌になってしまう。
つんけんした態度を取ってしまう。
なんか、一言嫌味を言ってやりたくなる。
パートナーと話していて、自分が欲しいものじゃない答えが返ってきたとき、
それまで楽しかったのに気分がスッと下がってしまう。
そんなとき、パートナーに対しては「無言」かもしれないけれど・・
あなたの心の中では、いーーーっぱい、おしゃべり、していませんか?
「なによなによ、そんなこと言わなくたっていいじゃん」
「そういうことじゃないんだよ」
「もっと、喜んでくれると思ったのに」
「いやいやいや、そんな心の狭いこと言ってたらダメよね」
心の声とは裏腹に、パートナーとの関係は沈黙・・。
そんなことを繰り返しているうちに
「こんなふうになっちゃうなら、会わないほうがいいよ」
「君とは価値観が合わないと思う。別れたほうがあなたのためだよ」
なんて言われちゃって、悲しいお別れを迎えてしまった。
こういう悲しいお話を、
カウンセリングではよくお伺いするのですね。
どうして、パートナーが別れを言い出したのか。
このテーマでは、ここに目を向けるのがとても大切ですね。
あなたのことが嫌いになったからでしょうか?
・・心理面から見てみると、そうとも言い切れなかったりするのです。
じゃあ、なぜなのか。
それは・・あなたがあなたを「愛させてあげていない」から、なんです。
パートナーはあなたの本音が聞きたい。分かり合いたいのです。
不機嫌なパートナーから心が離れてしまった原因は
不機嫌がイヤということだけではなくて
どうして不機嫌になっているのか、
どうしてあげたらいいのか分からないから
辛い気持ちになって、離れたくなってしまうことが多いのです。
お付き合いをしているということは
パートナーはあなたのことが大切で、できるだけ、気持ちややりたいことを叶えてあげたいと思っています。
ですから、パートナーはいつだって、あなたの心を知りたいわけです。
嫌なことがあるなら、教えてもらいたいし
やって欲しいことがあるなら、分かりやすく伝えて欲しい。
笑顔になってくれる方法を知りたい。
できるかできないかは分からないけれど
できることなら叶えてあげたい、気をつけたいって思っていると思うのです。
実際にね、パートナーがいる男性のカウンセリングでも
「奥さんがいつも不機嫌で、なにをやっても笑顔になってくれません。
そのうちに、家に帰るのがつらくなってきて、帰りがどんどんと遅くなってしまいます。
どうしたらいいのでしょう。もう、ため息しかでてきません」
なんてお聞きすることも多かったりするのですよ。
これって言い換えてみれば
不機嫌な態度をとることで「自分を愛させていない」と言えると思うのですね。
だって、愛され難い態度ですものね。どうしても。
ここからが本題。あなたはなぜ、本音を伝えられなかったのか?そこには愛がある。
でもね、じゃあ
どうしてあなたはパートナーに
直接不満をぶつけなかったのでしょうか?
「もっと、こうしてほしい」
「こういうことは止めて欲しい」
「私は、こんなふうに伝えて欲しかったな」
本音を飲み込んだのも
あなたなりの、優しさだったのではないでしょうか。
そしてあなたが、パートナーにとって
喜びでありたいと願っているから、じゃないでしょうか?
不機嫌になっちゃう自分を責めていらっしゃる方のほとんどは
本当はパートナーの言動を丸ごと受け止めてあげたいという
大きな愛の持ち主なんですよね。
だから、本当はパートナーに文句なんて言いたくないし
パートナーを自分のことで振り回したくはない。
だったら、自分が限界まで
我慢していたほうがいいよね、飲み込んだほうがいいよねって。
こういう優しさを持っていらっしゃる方だと思うのです。
あなたは、いかがですか??
そしてね、ここからが本題なのですが
自分の中でおさまってくるまで
ぐっと飲み込んでいくのだと思うのですが、
感情というのは抑圧すればするだけ、勢いが増すんですよ。
するとね、自分の気持ちを伝えようとすると
めっちゃ相手を傷つけるのではないかという怖れが出てきます。
・・・たとえるなら、
水道に繋いだホースの先をぎゅっとつまむと
水が勢いよく出るよね、みたいなかんじ。
お掃除に使う高圧洗浄機、みたいな・・(強力すぎる笑)
あなたが感情の出口を塞いでいればいるだけ、
相手を傷つけたい気持ちになっちゃったり、
するどい一言で、相手の地雷を踏んじゃうみたいなことが起きたりするんですね・・。
でもね、あなたが本当にしたいことは、そんなことじゃないですよね^^
だからこそ、こういう状態になっているわけです。
ぐっと我慢する。
気づけよ!って態度で表す。
それが今度は、相手を傷つけると・・どこか、わかっていても。
それもすべて、愛情ゆえに。
愛し愛される関係を作るために心がけるといいこと
じゃあ、どうしていったらいいでしょう?
その一つのご提案はね
「パートナーに本音を伝える練習をしていくこと」
そのために、まずは
自分の感情や気持ちにちゃんと触れてあげること、かなと私は思っていますよー。
あなたはどんなことが悲しかったのでしょう。
どうして、悲しくなっちゃったのでしょう。
どうしてその言葉を飲み込んだのでしょう。
本当は、どんな関係になりたいですか??
このパターンにハマっている方は、愛情が大きくて
とっても情熱的な方で、いい人です^^
そして心の根っこは、とってもとっても素直な方〜♪
あなたの愛の深さや良さが、
まっすぐパートナーに伝わるといいですね。
カウンセリングもお手伝いさせてくださいね。
参考になれば幸いです。