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服部希美
心理カウンセラー/講師
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自分が傷つくとわかっている恋愛ばかりを選ぶのは、私の意思が弱いからでしょうか?

人を好きになることは、ある意味、コントロールできないものでもありますよね。
人によって好みもありますし、誰かを本気で好きになることはステキなことでもあります^^

ただ「自分が傷つくとわかっている相手を好きになってしまう。関係を進めたくなってしまう」ことが、あなたの悲しい恋愛パターンになっているとしたら。
傷つく恋愛を、苦しくて辞めたいと思っているのに続けてしまっているとしたら。
そんな自分をほとほと嫌いだと感じてしまっているとしたら。

「どうして私は、こんなに自分を自分で傷つけようとしているのかな」

どんな罰を償おうとしているのか?
そんな視点で、見つめ直してみるといいかもしれませんね。

目次

傷つくとわかっている恋愛をどうして卒業できないのか?

いつもお読みいただき、ありがとうございます。
心理カウンセラー 服部希美です。

今日は「傷つくとわかっている恋愛をどうして卒業できないのか?」について。

傷つく恋愛をしているとね

「相手が自分を選んでくれないから私が苦しいんだ」とか
「相手に問題があるのではないか」と、意識が相手に向いてしまって
「相手をどう変えようか」とか「相手を変えられない自分はダメなんじゃないか」と感じてしまったり

「こんな恋愛をしている私が間違っているんじゃないか」
「あの彼を選んだ私が悪いんだ」
「ここで断ち切れない私って、意志が弱いな」

なんて、自分を責めてしまう方もいらっしゃるかもしれませんね。

とくに、誰にも相談できなかったり
長く、この状況が続いていたり
自分が追い詰められていればいるほど、苦しさを感じていればいるほど
どこかに、誰かに、原因を求めてしまいがちでもあると思うのですよね・・。

でもね、それも当然のことなんです。
だって、苦しいですもん。そういう恋愛ってね。
いっぱいいっぱいに、なっちゃいますものね。うんうん。

私たちは、そうやって・・
気持ちの行き場がなくなっちゃうと、どこかに「原因」を求めたくなっちゃうものなんですよ。

「あの人が悪い」「私が悪い」ということにしておくことで
どこか、ほっとしてたりするものなんですよね。

でもですね。ここからが本題ですよね。
この恋愛を見つめ直していくときに「誰が悪い」「私が弱い」という視点で紐解こうとすると、迷宮入りしちゃうことが多いのですよ^^;

なぜならば・・傷つくとわかっている恋愛をやめられない心理の奥には
「自分を罰する気持ち」が眠っていることが多いから、なんですね。

どうして私は、自罰的な恋愛を繰り返しているのだろうという視点

もちろんケースバイケースではあるのですが・・
傷つくとわかっている恋を続けることは、見方によっては
「自罰的な側面を持つ」といえるかと思うのですよ。

自罰的、というのは、自分で自分を罰する気持ちのこと。

実は私たちは、過去の過ちに対する罰として、
自らに痛みを与えるような行動をとってしまうことがあるんですね。

たとえば、です。
あなたが子供の頃、お母さんが大切にしていたお茶碗を割ってしまったとしましょうか。

そのときに、すぐにお母さんに謝って、
和解することができれば、心は前に進めたりするのですが

あまりに申し訳ないと感じたあなたは
きっとお母さんにこのことがバレたらこっぴどく叱られる。
そんなふうに感じ、割れたお茶碗をこっそり押入れに隠し、知らないふりをしてしまいました。

このときにね。
「ああ、バレなくてよかった」と思えるのって・・ほんの束の間、だったりしませんか?

別にお母さんが自分を責めなかったとしても
どこかで、引っかかる気持ちが消えなかったりする。

だってね、一番自分がわかっているんです。
「ああ私は、最低なことをしてしまった」って。

今回の例は、お茶碗ですが
たとえば家族との関係や友人関係、過去の恋愛において
「申し訳なかった」と罪悪感を感じた経験がそのままになっていて
心の奥に(潜在意識といいますね)押し込められたままになっていると

そんな自分を罰することで、心のバランスを取ろうとする、ということが起きたりするのですね。

許せない人がいる場合にも、自罰的になりやすい

また、この「罪悪感」は、ちょっと複雑で。
「自分が”許せない!”と誰かを罰する気持ち」を持っていても
自分で自分をあえて傷つける、ということをやってしまいがち。

いわゆる「あなたのせいで、私はこんなに不幸なのよ!」って、証明したくなる。
復讐心みたいなものが原因で、あえて自分を傷つけるような相手を選んでしまうこともあるんです。

復讐、というとねー
「私を傷つけた相手を傷つけてやるー!!」って
相手に直接攻撃をするパターンもあるのですが

自分を傷つけることで、相手を傷つけようとする。
そういう怒りの使い方をしちゃうことも多かったりするんですよねー^^;

(怒りが苦手で優しい人はとくに、自分を傷つけることが多いかもしれませんね。)

でもね、その場合でも・・
最終的には「自分が自分を罰している」ことが多いのですよ。

怒りってね、最終的に全て「自分自身」に向かっているんです。

「ごめんなさい」

大切な人の期待に応えられなかったことが悲しすぎて、申し訳なさすぎて
大切な人を大切にしきれなかった自分、傷つけてしまった自分、
大切な人の苦しみをわかってあげられなかった、気づいてあげられなかった自分を・・どうしても許せない。

罰する気持ちの奥には、あなたの愛情がある

でもね、どうしてそんなに悲しいのか。
向き合えないぐらい、苦しいのかといえば・・
あなたの愛が、そこにあるから・・なんですよね。

どれだけあなたが、その人のことを愛していたのか、ということと
深く誰かを愛する人なのか、ということの証明でもあるのですよね。

あなたは、あなたの中に
それだけの愛があるということに気づいていますか?

どれだけ大切にしたかったのでしょうか。
どれだけ笑顔にしてあげたかったのでしょうか。

自分を責めている時って
うまく愛せなかった、という部分にばかり目を向けて
懸命に愛そうとした自分や、失敗の中で学んできた自分のこと、なかったことにしていることが多かったりしますが・・

そんな自分を許し、飲み込んできた感情を癒し、向き合っていくことができると
「私は、本当に今の関係でいいのだろうか?」「私は、どんな恋愛をしていきたいのか?」
自分の本当の気持ちを大切にできるようになってくることが多いのですね。

まずは、自分の愛を見つけて「自分への見方を変えてみる」

とはいえね。
罪悪感で自分を罰する方が、私たちは慣れているんですよ。やっぱりね。

そして、いままでの生き方を変えるって、
思う以上に、準備や勇気がいったりするものだったりします><

ですからね。
ああ、まさしく私だわーという方はね
まずは「どんなことで自分を責めているんだろう」と掘り下げてみて。
自分の愛を見つけることから、はじめてみるといいかもしれませんね。

これまでの生き方が、ダメだったわけじゃない。
あなた自身を変える必要も、これまでの恋愛も責める必要はないのです。
自分への見方、変えていきましょう^^

できれば、みなさんが、辛い恋より楽しい恋を選べますように。

カウンセリングもお気軽にご活用くださいね。

参考になれば幸いです。

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